絶景舞踏

旅記事105 王宮周辺からフアランポーン駅にバスで移動


オウボンホステルに2泊した私たちは、一時帰国が間近に迫っていたので、地下鉄駅から近くて空港に行くにも便利な場所に宿を移すことにした。

それなら地下鉄(MRT)のフアランポーン駅がいいでしょ、ということになった。

MRTのフアランポーン駅は鉄道ターミナルのクルンテープ駅と隣接している。クルンテープ駅は古くからの名称であるがフアランポーン駅と呼ばれることも多い。

クルンテープ駅はタイ国鉄の起点になっている駅なので国内最大規模で結構大きな駅だ。ドンムアン空港までの路線や、タイ北部、タイ南部、タイ東北部の路線もあり、あらゆる地方に行く起点になっている。

 

オウボンホステルから最寄りの駅までは徒歩で30分以上もある。

さすがに大きな荷物を持ちながらはムリだ。

フアランポーン駅自体もタクシーを使えば30分程で着くみたいだったが、タクシーなんぞ使いたくない私たちはバスが通ってないか宿のスタッフに聞いてみた。

宿のスタッフは大半の宿泊客がタクシーを使うからか、フアランポーン駅に行きたいと言ったら、タクシーを呼びますよ、とすぐに言ってくれたが、バスで行きたいと言うと、大変だよみたいな顔をしながらバス停までの道のりを教えてくれた。

王宮近くのバス停から1番のバスに乗れば良いらしい。

王宮周辺はこの宿から15分ぐらい歩けば着く場所だ。うん、歩ける。

よし、行ってみますか!

と私たちは、バンコク到着日の出来事のお陰でバスには一抹の不安があったけれど、バス停目指して出発した。

 

オウボンホステル前のガネーシャ

 

宿の入り口にガネーシャが祀ってある。

ガネーシャの前には沢山のお供えものがあり、線香が途切れることなく焚かれていた。

こういった風景がバンコクでは当たり前だった。

 

宿の近くの通り

 

今日も道の端には屋台が沢山。バンコク初日、宿に向かう暗い道が怖かったけれど、昼間はそんなに怖くもない。貧乏臭さは否めないけど。

 

宿周辺

 

こんな風景もまさしくタイっぽい。

 

大きなお坊さんさんの作り物

 

王宮近くに近づくにつれて、人が増えてきた。

ん?お祭りか?

多分偉いお坊さんであろう大きな像が多数並んでいて、それに人々が祈りを熱心にささげていた。

私たちは、不安通りバス停が見つからず、この周辺を行ったり来たりうろうろしていたのだが、日本では見ることが出来ない光景に目を奪われていた。

 

バス停か?

 

ずっと見物しているワケにいかないので、またバス停探し。人が集まってなにかを待っている場所はバス停であることが多い。

見つけた!

写真のこんな場所にあった。が・・・

1番!1番!

と数字を探すも1番は見当たらない。

でも初日も数字が書いてないけどバス来たし、とここでバスを待つことにした。

・・・・・。

またもや随分待っても1番のバスは現れてくれなかった。

ああ、また初日の悪夢が・・・。

兎に角暑くて、もうタクシー拾っちゃおうかなと心が折れそうになったが、それでも粘って待っていると遥か向こうに1番のバスが走っていくのが見えた。

おお!走ってる走ってる!!

と急いでムラケンと1番のバスめがけて走った。

バスはそんな私たちの必死さを汲み取ってくれたのか遥か彼方だったが停まってくれて、フアランポーンと叫ぶと、乗りな乗りなとジェスチャーしてくれた。

やっと乗れた~良かった~!

こんな苦労しなくてもタクシーで行けば一発なのだが、いかに安く行くか、ですから!!

王宮周辺は大型観光バスが何台も停まっていて、観光客の集団でごった返していた。立派な建物が沢山あって、どれが王宮か分からないまま私たちはバスの中から何となく見た。

シャカシャカおばさんがこの日も会計してくれる。一人9バーツ。

30分程でフアランポーンに到着。フアランポーンはチャイナタウンにも近くてバスはチャイナタウン近くで停まる。

 

ロフテルステーション

 

移動した宿はロフテルステーション(Loftel Station)と言うところ。

フアランポーン駅から徒歩5分くらいで、まだ出来たばかりのホステルだ。

バスルームは共同で、部屋はすっきり必要最低限のものしかないが、部屋もバスルームも超綺麗。Wi-Fiのスピードも速い。

一階にはカフェも併設されている。

 

ロフテルステーション2

 

バンコクの安宿だと窓がない部屋の多いが、ここは小さいながら眺望あり。

ムラケンもご満悦だ。

 

クルンテープ駅

 

荷物を置いてすぐにクルンテープ駅に行ってみた。かまぼこ型のどっしりした建物。

MRTのフアランポーン駅からは地下通路で繋がっている。ちなみにMRTはいちいち手荷物検査があるが、機械に荷物を通すだけの儀式みたいにしかなっていなかった。

私たちは一時帰国のフライトの日はクルンテープ駅から鉄道でドンムアン空港に行こうと考えていた。そしてチケットが予め買えるなら買ってしまおうと考えていた。

 

クルンテープ駅内部

 

クルンテープ駅内部。

結構広い。朝、夕の混雑時は人がごった返し大変なことになるらしいが、この時は空いていてチケット売り場も全然混んでいなかった。

 

お坊さん専用席

 

タイではお坊さんは敬うべき存在とされる。

駅のベンチにはお坊さん専用エリアもある。椅子の質は周りと一緒だったが。

お坊さんは、携帯をいじりながらだらしなく座っている人が大半だった。あんな居方されても敬わなきゃいけないのかなとちょっと疑問に思ってしまう一面だった。

そういえばお坊さんがバスに乗った時は運賃徴収されていなかったなあ。

 

チケット売り場でドンムアン空港のチケットが買えるか聞くと、前日にならないとチケットは購入できないといわれ、買うことが出来なかった。

でも後からよくよく調べたら、鉄道は時間通りに出ることの方が少ないらしくあまりおすすめされる交通機関ではないらしい。

結局買えなくて良かった。

 

クルンテープ駅の食事所

 

この日はクルンテープ駅の中にある飲食店でごはん。

始めに金券を買って、注文するという形。

私たちは80バーツ分の金券を買って、よく分からないまま勧められたものを買った。

カレーと卵のぶっかけめしと、

 

クルンテープ駅構内の飲食店 ガパオ

 

ガパオ。

すさまじく辛かったけど、美味しかった。

日本で売っているペーストでよくガパオとか作ったけど、比べ物にならないくらい辛い。

でもハマる!

さあ!これから何しようかな!


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ブログ上のこの時は、出発して約3カ月がたとうとしています。旅はまだまだ続きます。今後とも読んでいただけると嬉しいです!

 

この時滞在していた宿はコチラ⇒Loftel Station

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ロイタイ グリーンカレーは本当に美味しいです。

タイのそんじょそこらのお店よりお美味しいです。日本にいるときは常にストックしてあるひとつでした!

一度食べてみてください!