テカポの宿は、ドミトリーではなく個室を選びました。Tailor Made Tekapo Backpackers Hostel
というゲストハウスで、ホテルではありませんでしたが相当清潔さに力が入っていました。
カメラの手前側には小さめながらクローゼットとキャビネットがあります。そして何気に寒いニュージーランドの夏でも使えるように、オイルヒーターが常設してあります。雨の日にこれは嬉しかった!
食料と水を調達しに外へ出ると、テカポの町は(町というよりは村、かも)とても静かで優雅な雰囲気でした。湖のほとりにポツンと佇んでいる、といった印象で、がっついた感じはまるでありません。若かりし頃ならちょっと寂しい印象を受けたかもしれませんが、30過ぎた僕たちをこの町はとても温かく迎え入れてくれたようです(寒かったけど)。
4hours squareという小さなスーパーを見つけたので、そこで水とチキンパイとクッキーを調達しました。
4hours squareはニュージーランドのスーパーチェーンのようです。店内は、バランスよく野菜と果物、肉、加工品や主食のパンが並んでいます。ニュージーランドは肉が安い!
外に出てパイから食べます。滅茶苦茶しょっパイ。実はオーストラリアからずっとしょっぱいのは知ってたんですが、つい選んでしまいます。出来合いのパイはもうやめよう。
クッキーはクイーンズタウンから地味にこちらを見つめ続けていた例のクッキータイム。こいつは美味!他とは一線を画しています。
レンズに万琵の指が被ってますけど。
もう少し湖に近づいていくと、町の外れに―といっても5分くらいで着く―観光名所のひとつである「善き羊飼いの教会」があります。
小さくて素朴な教会。和みます。
犬~!
「パウンダリー犬の像」というそうです。ニュージーランド開拓時代のシープドッグ、牧羊犬の働きを讃えて作られた像とのことです。
因みに、この像にたどり着くまでの短いスロープにはイバラのようなとげのある植物(名前は忘れた)が密集しており、この植物、毛に引っ掛かって動けなくなってしまった羊が(ニュージーランドは基本、放っときの放牧なので・・)ゆくゆくは餓死してしまう、かつての羊飼いを悩ませたかなりバイオレンスなものです。触ったら結構固かったです。
湖の脇は野兎の宝庫でした。マウントクックでは夜しか出遭えなかった野兎が、明るいうちから活動しており、しかも人馴れしていました。
足元を見ると、そこいらじゅうウサフンだらけ!ギャース!気がつかなかった!
ま、いんですけど。
湖のほとりでは(ほとりっていうか、ほぼ中なんですけど)万琵が宇宙と交信しています。
その姿は、さながら大分焼酎「二階堂」のCMのワンシーンのよう。
翌日、先ずは腹ごしらえに、これまた有名な日本食レストラン「湖畔」へ。
メインのサーモン丼とかつ丼をいただきました。
海外で生の魚を食べられるところって、なかなかありません。なので結構いい値段がします。うん、寿司は日本で食え。ワーホリで来ている日本の方が多いので、瞬間的に帰国した気分になれます。
さあ、お腹も膨れたし、どこいこうか!
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