この記事は2017年1月12日の出来事です。
そろそろ移動しまっかと航空券を調べてみると、ギリシャへの便がとても安かった。
その中でも安かったのがクレタ島のハニアまでの便だった。
ギリシャといったらアテネと、よく結婚式の写真で青と白の建物があるサントリーニ島というイメージ。
結婚式をどこであげるかでカタログを沢山見ていた時によく目にしたサントリーニ島の写真。日本人の女性で憧れを持っている人も多いのではないかと思う。
私も漠然としたイメージでギリシャには憧れを持っていた。
といっても、全く調べたことはなくて、改めてギリシャを調べてみたら、こんなに島があるんだと今更ながらびっくりした。しかも綺麗なところ満載じゃないですか!
クレタ島のことを調べてみるとなかなかこの島も面白そう。クレタにはクレタ独自の料理もあるらしくて、これも興味深い。
ムラケンが好きな遺跡もギリシャにはわんさかあるし、なによりギリシャ(英語ではグリースだけど)っていう響きがカッコよい。
ということで年末年始にお世話になったキプロスから飛行機で飛び立つことに。
パフォス市内からパフォス空港までは、パノ・パフォスのバスターミナルから613番のバスで行くことができた。料金は一律の1.5€。30分ほどで着く。
空港行のバスだし混むのかなと思っていたが、ガラガラだった。
バスはツーリストエリアの方のバスターミナルからでも出ていると思う。
空港への道も海添いで、とても綺麗だった。最後まで目の保養が絶えない。
パフォスの空港はこじんまりとしていて、これまたガラガラだった。
空港って人でごった返しているのが常だけど、ここの空港全然お客さんいない!むしろ私たちだけなんじゃないのってくらいシーンとしていた。
今回私たちが使う飛行機はヨーロッパでは有名な激安飛行機をガンガン飛ばすライアンエア―だ。時期やタイミングが合えばバスよりも安くなるという驚異的な安さを誇る。
ヨーロッパの人はこのライアンエア―で小さいリュックひとつ担ぎ、週末だけ違う国に遊びに行く、なんてこともするわけだ。シェンゲン協定内だとスタンプも要らないし、本当違う国だけど国内旅行感覚だ。
ただ私たちのような大きな荷物がある場合は、荷物代がすごく高くついて結局違うLCCの方が安く済むなんてこともあるので注意。
そしてライアンエアーでは注意が何点かあるので、記事の下に書いておくので参照してほしい。
ガラガラの空港に早々乗り込んだのは、こんなにちいさな空港なのに、プレミアムラウンジがあったからだ。
食事は軽食的なものだったが、超空いているのでゆったりってもんじゃない。
そしていざ、ライアンエアーに乗車。いつのまにお客さんが来ていたのか、飛行機はほぼ満席。
う~ん、こころなしかライアンエアーめっちゃ狭い。シートも硬い気がする・・・。
でもキャビンアテンダントさんはすごく綺麗だった!
フライト時間は1時間45分ほどであっと言う間。時差はない。
着陸した時に、着陸成功!!みたいな感じでパンパカパ~ン!といった音楽がなった。
??
パチパチパチパチ!!
なぜか乗客、乗り組み員一丸となって大拍手が起こった。
つられて私たちも拍手したが、修学旅行みたいだった。ライアンエアーでは着陸時にパンパカパ~ンとなるのは常みたいだが、この時の大拍手は、これから何度もライアンエアーにお世話になったが、そうそうない。
キプロスはシェンゲン協定に入ってはいるが、ビザについてはキプロス独自で90日滞在可ということになっている。シェンゲン協定でのビザ条件は、あらゆる180日間の中で90日滞在できるというものだが、キプロスの滞在期間はこの条件にはカウントされない。
ということでクレタ島のイミグレでは入国スタンプが押される。
う~ん!ギリシャにはいったぞ!
クレタ島のハニア空港から市内に行くには至って簡単でエアポートバスが走っていた。
KTEという会社のマークが目印。ハニア空港も小さいので、外に出たらすぐに分かると思う。
チケット売り場で事前に購入。一人2.5€。市内まで30分ほど。ギリシャもキプロス同様€だ。
左が市内からハニア空港までの時刻表で、右がハニア空港から市内までの時刻表。
飛行機の発着に合わせてあるっぽいので不便することはないと思うが、ものすごく頻発しているというワケではなさそうだ。
ハニアのバスターミナル。他の町に行く場合はここからバスにのることになる。
待合所も綺麗だし、サンドイッチなどの軽食も売っている。
ちなみにチケット売りの人はあんまり英語が通じない。
そして今回の宿はルームズ47というところ。
バスターミナルからは徒歩15分くらいだが、歩く道すがらもう遺跡があったりするのでそんなに苦ではなかった。
キプロスはずっとアパートメントだったから、すごく狭く感じたけど窓からは海が見える。
シャワーのお湯は結局熱くならなくて、浴びられなかったが・・・。
それにしてもギリシャは物価や宿泊費が高いと思っていたが、思った以上には高くなかった。
オフシーズンというのは大きく影響しているとは思うが、物価については日本よりも安いものが多いと思う。
ついこの間経済破綻したというギリシャだがどんなものなのだろう。
さあ!着いたぞクレタ島!
またもや島で海の景色だが、キプロスとはやっぱり雰囲気が違う。
だけどここの海も透き通っていてとびきり綺麗だった。
早速すこし散歩しようかな!
・パフォス市内からパフォス空港まで
パノ・パフォスのバスターミナルから613番バスで30分ほど。1.5€。
・クレタ島ハニア空港から市内まで
エアポートバスで約30分。2.5€
・ 航空券となる書類を自分で事前にプリントアウトすること。
これ一番大事。これを忘れていくと、高い罰金を支払わなければならない。
ライアンエア―は航空券を安くするためにコスト削減をできるところは徹底的に削っているのだと思う。
ヨーロッパでは日本のようにコンビニで簡単にコピーするということができないので、このプリントアウトすることにも苦労する時がある。ゲストハウスなら、スタッフに頼めばやってくれると思うし、2枚まで無料とはじめから書いてあるところもあるけれど、パフォスではアパートに泊まっていたし、実際プリントアウトしてくれるお店もなくて、アパートのオーナーがわざわざ取りに来てくれて、コピーしてまたわざわざ届けに来てくれた。
・ 大きな荷物がある場合は予約の時に事前に申しこむこと。
これはLCCだとどこもそうだと思うが、ライアンエア―の場合は重さが超過したり、申し込んでいなくてチェックインの時に申し込むと、めちゃくちゃ高い請求がくる。
ちなみに7キロまでの手荷物一個までは無料。7キロの中にパソコンは入らないとか、手荷物のサイズもこれまでと決められている。
ムラケンが手荷物を二つ持っていたのでドキドキしたが、これに関しては見逃してくれたのか、あんまり厳しくないのか、便によってかわるのか何も言われなかった。
また乗る便でも多少変わってくるので、事前にホームページで確認すると良いと思う。
・ カウンターでチェックインする前に、ビザのチェックカウンターに行ってスタンプをもらわなければならない。
空港によって必要な場合とそうでない場合があるが、パフォスの空港では必要だった。
これはビザがいるとか要らないとか関係なく、やらなくてはならない行程らしくて、チェックインカウンターの近くにある旅行会社みたいなところにまず行ってプリントアウトした書類とパスポートを見せてチェックしてもらい、チェックがすんだら書類にハンコがおされる。その押された書類をチェックインカウンターに持って行くという流れになる。ハンコがないままチェックインカウンターに行くと、あっちが先と返されてしまう。
私たちも一度ハンコ押してもらってきてと返されてしまった。
この時は空港もチェックインカウンターにも全く他にお客さんがいなかったら良かったけれど、ライアンエアーは行列が出来ていることの方が多い。せっかく並んだのに返されて、また並ぶハメにまらないように注意したい。
大きな空港でライアンエアーを使うときは混むことが多いので早めに空港に着いておくことをお勧めする。
・ 街に沢山空港を持っている国の場合、街から遠い主要じゃない空港から発着となることがあるので、よく確かめること。
例えばドイツのベルリンとかだと、空港が街から近いものと、少し遠いところと二カ所あったりする。
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