日程:2016年3月26日~4月14日(滞在日数20日間)
オークランドからの移動時間:トランジット含め23時間
訪問した都市:セブシティ、タグビララン(ボホール島)、パングラオ島、ドゥマゲッティ(ネグロス島)、シキホール島
万琵が踊った場所:シキホール島の浜辺、シキホール島San Antonio
<フィリピンの感想>
南国。楽園。物価が安い。フィリピンの印象はそんなところからスタートした。しかし、最初に降り立った場所にイメージとのギャップがあり過ぎて悶絶した。
タクシードライバーはぼったくり、遠回りをする。整備の行き届かないところが非常に目立つうえに必ずストリートチルドレンと物乞いがいる。外に出ると空気は排気ガスと砂埃に埋もれ、硫化水素の匂いが漂う。クラクションは日夜鳴り続け、野犬は昼間から堂々と闊歩している・・・リゾートッ!
イメージ通りだったのは物価が安いことだけ。しかしよく考えると、労働力が安いから当然のことだった。
一度はそこで、目を覆った。
「島が変われば国が変わる」と言われるフィリピン。
本当にそうだった。物価も習慣も違う。
タグビラランの宿のおばちゃんはいつも全力で仕事をしてくれた。パングラオ島のガイドは本当に楽しそうに仕事をしていた。ドゥマゲッティのトライシクルはそんな額で生きていけるのかという低料金で乗せてくれた。シキホール島の宿の子達も主ダーマンさんを慕い、ボロボロ魔術師はずっとニコニコしていた。ビサヤ犬も笑顔だった。
往々にして都市部から離れるほど、人々は真面目で美しい目をしている。それとともに、自然も美しくなる。極論、田舎ほど、いい。
急速に発展してきているフィリピンだが、街が発展するほど清潔さは失われ、貧富の差は大きくなり、騙しあいと奪い合いのギスギスした雰囲気と砂埃を纏うようになる。そんなことなら発展なんかしない方がいいんじゃないかとさえ思った。
発展するとは、どういうことなのか。
街も綺麗で治安もよく、アートに目が向いている街になるには、どうすればいいのだろう。日本の都会もいまひとつなところがあるので、母国ながら棚上げすることが出来ない。
今は答えが出ないので深く考えず、もっと他の国を見て学んでいけたらと思う。
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