絶景舞踏

旅記事17 レッドターンズトラック


レッドターンズとは、「赤い池」という意味だそうで、文字通り、到達点には赤い池があるそうです。

 

入り口に立つと、早くも先の見えない階段が現れました。ミューラーハットトラックの筋肉痛が癒えているはずもなく、僕の中で階段へのトラウマが着実に膨らんでいくのでした。

 

登る途中でいろんな人とすれ違います。その多くは目が虚ろで口を半開きにし、ハァハァいっています。

 

その顔の物語るは「登るんじゃなかった」。

・・・なんとまぁ。先が思いやられるぜ。僕の思い過ごしであってくれ。

レッドターンズからの氷河谷

ルートから時折見える、氷河谷。吸い込まれそうです。

 

筋肉痛がなければ正直、大したことない(であろう)トレッキングルートでしたが、思いのほか急勾配でした。そして何より暑い。汗が止まらない。今ビールをもらえたら、いいCMになりますぞ。

ビールのCM待ち

 

到達点へ着くと、視線の彼方にベンチが。きっとあそこにレッドターンがあるんだ!と万琵と向かいます。

レッドターンズ看板

これは谷側向いちゃってますが。

 

そして、見つけたレッドターン。

小っさ!

降りてくる人のがっかり顔はこれか。しかし晴天に恵まれた我々は、素晴らしい景色を堪能できたのでした。ていうかさっきの人たち、これ見たうえでがっかり顔だったのか?

レッドターンと空と山

ターンがレッドなのは、池の中に生えている植物が赤いためで、決して血塗られた歴史があるわけでもなく、赤潮とかでもないのでご安心を。

レッドターン

レッドターンからの眺め

 

 

そして更にその先には道が、ない、のに、じじいが、いる!

 

それを発見した万琵は大喜びでじじいの元へ向かうのでした(決してお年寄り好きなのではなく、まだ先へ進めることへの喜びです。タフな万琵。)。

僕は素晴らしいレッドターンの景色を見やり、万琵の歩みを追いました。

彼方に万琵

道なき道へ

スイマセン。追ったのは目だけでした。ホントは足が限界だったので、ベンチに腰掛けて動けませんでした。降りる時は僕がじじいでした。

 

 

その後は、ガバナーブッシュウォークという、山道というよりは林道な道にもチャレンジしました。

ガバナーブッシュウォーク

ガバナー内の滝

ガバナー内の小鳥

こちらは暑さをしのいでくれる木陰たっぷりで、土も柔らかく、人間に優しい道でした。


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