絶景舞踏

旅記事191 武陵源一日目 金鞭渓、黄石寨を周る


武陵源風景名勝区には一年間有効券298元(4768円)と4日間有効券248元(3968円)の二種類がある。

一年間のものは明らかに地元民のためのものだろう。

武陵源は広大で敷地内には観光専用バスが走っていて、バスを利用することになる。チケットは張家界国家森林公園、天子山自然保護区、索渓峪自然保護区、袁家界景区の入場料と景区内の観光バスで有効だが、ロープウェイや百龍エレベーターの料金は別料金となるので注意。

バスは5月から10月は7時~19時、11月から4月は8時~18時までの運行時間となっているが、路線によって変わってくるので、特に最終時間のバスは予め知っておいたほうが良いだろう。

 

張家界での朝ごはん

 

さて早速武陵源にいこうじゃないか。ちなみに10時とか11時とかには団体の観光客と鉢合わせになるので避けたい人は早めに行くと良いと思う。だた名勝区はかなり広大なので、超メインのところ以外はそんなに人は多くなかった。

武陵源風景名勝区の入口は宿から10分くらいの場所にある。

向かう道の途中にはお土産屋さんが並ぶ道を通り抜けていく。お土産屋さんの他に食事処があったので、朝ごはんに餃子スープを注文した。

 

餃子スープ

 

汁は微妙だが、餃子はモチモチしていて美味しかった。中国には私の好物が沢山あって嬉しい。

 

武陵源入口

 

武陵源の入口は一目でわかる。何重の塔か解らないが大きな建物がある。あの奥に写っているのが入口だ。

その前の道の脇では工事が進んでいて、これからいろいろまた出来るのだろうか。

 

武陵源チケット売り場

 

ここがチケット売り場。

チケットを買うにはポスポートがいると書いてあったが、全く要求されなかった。

入口に入る時には指紋を機械に読み込まれる。これは入るときには必ずしなくてはいけない。

中国に指紋とか取られたくないんですけど…と若干不安に思ったが、しょうがない。

一体いくつの指紋が一日に採取されているのだろうか…。

 

名勝区内観光バス

 

入口の中に入るとすぐに観光バスが並んでいるのが見える。

バスによって行き先が違ってくるが、バスの電光掲示版を見てもよくわからないので、運転手に直接確認するのが一番確実だ。

 

武陵源マップ

 

観光バスのルートは限られているがトレッキングルートは無数にある。ちなみに武陵源ゲートからは天子山方面のバスと袁家界方面のバスと金鞭渓へのバスが運行している。

私たちも宿で予めマップを購入して(5元)宿の人に聞いたりして、大体のトレッキングルートを調べておいた。

名勝区内は広大なので、ここにおいてはノープランよりも予めプランを立てて出発した方が良いだろう。

私たちがこの日選んだルートは観光バスでWater Winding Four Gates まで行き、そこから約2時間の金鞭渓ルートをトレッキング、そこから黄石寨(こうせきさい)のトレッキングルートを4時間ほど歩く、計6時間くらいのトレッキングを選んだ。道はなだらかなところが多いので、歩く距離はあるにしてもキツくないルートだ。

 

一日目ルート

 

今回のルートを地図に示すとこんな感じ。

はやく出発しようと早く寝たにも関わらず、私たちは少し寝坊して宿を出たのが10時を過ぎていた。ゆっくりしていられない!と急いでいるにも関わらずゆっくり途中で朝ごはんなんかを食べてしまったから、ますます時間は無くなっていた。前日にプランを立てたはずなのに、もうくるっている! なんてこった!

最終のバスは18時だ。

最終のバスに間に合わなかったらヒッチハイクするしかなくなる。それは避けたいところだ。

急げ!!

 

観光バスの中身

 

行先を運転手に聞きバスに乗車。出発が遅かったせいか、バス内はがらっがら!!

他の人のブログには中国語でしかアナウンスが流れないと書いてあったが、ちゃんと英語のアナウンスもあったので、心配いらない。どこで降りたらよいかもマップがあればすぐに分かる。

 

武陵源の景観

 

Water Winding Four Gate でバスを降りると、いきなりお出ましだ!!

これぞ武陵源の景観!!

おお!!驚嘆せずにはいられない。

 

張家界

 

ここから金鞭渓ルートのトレッキングが続いている。

入口には大きな岩に張家界と書いてある。その前にはお馴染みの紀念写真の営業の人がいる。

 

金鞭渓のトレッキング入口

 

さあ!トレッキングを開始しよう!そんなに驚嘆に耽っている時間はない!

ここからは沢山写真を貼っておくので、想像を膨らませて楽しんでほしい。

実際は写真の何倍も凄い景観が広がっている。本当凄いから、是非実際に訪れて見て欲しい!!

 

金鞭渓トレッキングルート2

トレッキングルートはこんな感じで歩きやすい

金鞭渓トレッキング3

雰囲気ある木

金鞭渓トレッキング4

こちらの木も不思議なパワーを放っている

金鞭渓トレッキング5

冷たい湧き水が流れている

金鞭渓トレッキング6

岩が崩れないように枝をはめ込んでいる

金鞭渓トレッキング9

こちらも。何かのアートみたいだ。

 

金鞭渓トレッキング8

 

金鞭渓のトレッキングルートはこんな風に水辺を歩く。

 

金鞭渓トレッキング10

 

上を見上げるとこの景観!

 

金鞭渓トレッキング11

 

武陵源風景名勝区内は大自然が広がっている。

 

金鞭渓トレッキング15

この岩の模様、なんて見事

金鞭渓 木の根

木の枝が蛇のようだ

あの世とこの世の通り道

この隙間から妖怪が遊びにくるだろう

光り輝く森

緑が輝いている

可愛らしい花

可愛らしい花も沢山ある

 

黄石寨からみた奇石群

 

金鞭渓ルートでは奇石を下から見上げるかたちだが、黄石寨のルートまで行くと今度は見下ろす形に変わる。

黄石寨には沢山のビュースポットがあった。

中国人は結構こうゆうところで叫ぶのが好きで、他の人のブログでよくうるさくて雰囲気を壊すと書かれていたが、試しに私たちも叫んでみたら、これが滅茶苦茶気持ちよかった。しかも叫ぶと遥か彼方から中国人が声だけで返事をしてくれる。

また叫ぶと今度は違うところから次々と返してくれて、会話している気分になる。しかもワケのわからないことをそれぞれ叫んでいるので、なにかの交信をしている感じで、これが結構面白いのだ。

うるさいなぁと一歩ひいてしまわずに仲間入りしてしまうと面白いということがわかった(笑)

 

森林公園ゲート

 

そして最終バスの時間が迫っているので、急いで下山!

黄石寨を抜けて森林公園ゲートには最終バスギリギリでついた。

 

夕日に染まる奇石群

 

森林公園ゲートから武陵源ゲートまでは、名勝区外のバスになるのでひとり10元(160円)で帰る。

奇石群を夕焼けが染めてとても綺麗だった。

 

今日の夕食

 

 

沢山歩いた私たちはお腹がペコペコだ。

今日の夕食は道を歩いたら勧誘してきたおばちゃんのお店でごはんを食べた。

お客は私たちしかいなかったから、ここ大丈夫かなと思っていたがなかなか美味しかった。チャプチェみたいなもの。

中国の大衆食堂では一品おかずを頼むと必ず大きい器に入った大盛のごはんと超薄いお茶がポットで出される。高めのお店だとご飯はお茶碗に小さく盛られてくるが、大衆食堂みたいなところだとご飯は食べ放題だ。最初に盛られるご飯が大盛なのでお代わりの必要はない。むしろ食べきれないほどだ。

この超薄いお茶は何かの間違いかとはじめは思ったが、こうゆうものらしい。お湯を出すお店も多い。そしてビニールで包まれた新しいお茶ワンセットが必ずある。

 

ビール

 

月餅

 

今日も違う種類の月餅とビール!!今日の月餅の中身はあんこと黄身みたいなのが入っていた。昨日食べたパイナップル味の方が美味しかったな。

お疲れ様~~!


 

 
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