ついに今日はハノイから移動する。
次はホーチミンを目指す。当初はバスで少しずつ途中の街に寄りながら南下する予定でいたが、ハノイに一週間もいたため、途中の街は諦めて飛行機で一気にホーチミンに向かうことにした。
その前に重要なパスポートとミャンマーのビザを受け取りに行かねばならない。
ハノイから空港まではエアポートバスが運行されていて、エアポートバスはハノイの電車の駅前から出ている。
宿をチェックアウトした後、先ずはハノイ駅にあるロッカーに大きい荷物を預けることにした。宿に預けることも勿論できたのだが、パスポートを受け取ってからまたホテルに戻って、そこからハノイ駅に行くのはかなり遠回りになるのだ。宿からハノイ駅までは徒歩15分くらい。ハノイ駅からミャンマー大使館までは徒歩30分くらいだ。
昨日スリ未遂にあったことで、なんだか外に出るのが少し怖かった。急に人々がみんな悪い人なのではないかと思ってしまいビクビクした。
ガイドブックではスリに注意とかよく書かれているが、今までそういったことに出くわさなかったので、スリって本当に居るんだ、と間抜けな感想を持ってしまった。
こんな感想を持ったのも、安全な国に生まれたお陰なのかもしれない。
実際外に出てみると、ハノイは温かく迎えてくれているような感じで安心した。
ハノイ駅に向かう途中で沢山のお客さんがいるバインミー専門店を発見。BANH MI KEPというお店だ。
ここは美味しそうだ!
空港でごはんを食べるのは高いので、ここでお昼ご飯を買っていくことにした。
ハノイの空港には残念なことにプレミアムラウンジがないのだ。
専門店らしく、中身の種類も多い。私たちはSAIGONという名前のとTHIT NGUOIというのを買った。SAIGONの中身はオーソドックスなカマンベールチーズとハムで、THIT NGUOIはサーモンが中に入っているものだ。
ちなみにサイゴンというのはホーチミンの昔の名前だ。
サイゴンと言った方が通じるし、実際ホーチミンに住んでいる人はサイゴンという方を好むらしい。
これがハノイ駅だ。
なかなか大きいじゃないですか。
中も結構広い。国鉄だから当たり前か?
ここで電車のチケットを買うことができる。
そして一番奥にコインロッカー発見。
すぐ横にロッカー管理のおばさんがいて、その人に頼んで鍵を貰う。
ガタガタのロッカー。超心許ない南京錠。おばさんもちゃんと管理しているのか疑問。
4時間までで一つのロッカーは2万ドンで借りられる。ロッカーひとつに大きい荷物ちょうど入るぐらいの大きさのロッカー。
荷物を預けたら今度はパスポートを受け取りに行く。
パスポートの受け取りは13時半から16時までだ。
ミャンマー大使館に着いたのは13時半よりちょっと早かったので、開くまで外で待つことになったのだが、この日もめちゃくちゃ暑かった。
ここまで歩いてくるだけで、汗だらだらだったので、大使館の前にあった警備員用の大きい扇風機の前で涼ませてもらった。
警備員さんもこんな暑い中ずっと外にいて大変だ。
13時半ちょっきりにビザ窓口は開いて、すぐにパスポートも受け取ることが出来た。
パスポートに貼られた顔写真いりのビザを見て、思わずムラケンと「おお!」と歓喜の声を上げると窓口のお姉さんに笑われた。
無事にビザも発給されたことで、ハノイに思い残すことはない!
ミャンマー大使館に行く途中、あまりにも暑くてタクシーで行こうかという話も出たが節約のために頑張って歩いた。帰りはタクシーにしようかと話していたが、結局頑張って歩いてハノイ駅に戻ることにした。
だが、途中でお洒落なカフェを発見した私たちはせっかく節約のために歩いたのにも関わらずタクシー代よりも高いドリンクを買ってしまった。ムラケンはノンシュガーのアイスコーヒー、私た甘々のマンゴーシェイククッキーだ。ちなみにベトナムもそうだが大体の外国では、コーヒーはノンシュガーでと言わないと砂糖いりになるので要注意。
うっ美味い!!
ははは。
ハノイ駅に戻り、ちょっと心配していたロッカーに戻る。
管理のおばさんは消えていたが、荷物は無事だった。日本みたいな駅前のコインロッカーの安心感はないが便利だ。
そしてハノイ駅を出て右側にはすぐにエアポートバスが来る発着場所がある。
オレンジが目立っているのですぐに分かるハズだ。番号は86番だ。
5時05分から21時40分の間で25分から30分の感覚で運行されている。
料金は一人3万ドン。バスの中に係員さんがいるのでバス内で精算できる。
おお!来た来た!車体の色もオレンジ色が目印だ。
エアポートバスは通常のローカルバスに比べて高いので、係の人も親切だしバス内も綺麗だ。
時間もちゃんと時刻通り。ハノイ駅から空港まで55分くらい。
上海に入ってから、まだ3週間ちょっとだがすごく久しぶりに飛行機に乗る気がする。
国内線のチェックインは簡単。セキュリティチェックも簡単。イミグレはないから、あれもう中はいっちゃった、という感じ。
プレムアムラウンジがないので普通のベンチに座りながらボーディングタイムまで待つ。
ハノイの駅で買った、笹の葉みたいなので巻かれた食べ物を食べてみることにした。
こういった葉っぱで巻かれたものって好奇心くすぐられる。中はどうなっているんだろう?!
開けてみると、なにやら白くてプルプルしたものが出てきた。
てっきりちまきだと思っていた!
これはなんだ?ゼラチンか?
プルプルのものは簡単に割れて中からそぼろ肉が出てきた。
え!そぼろ!!このプルプルの中は甘い感じかなと思っていたけれど、これはおかずだぞ!
そういえば、買うときに売店のおばちゃんに甘いのと甘くないのがあるよと言われたのだ。
これはこうゆうことだったか!
食べてみるとプルプルしたものにはさほど味は感じられない、きっとこれは米粉でつくられたものに違いない。
ん~美味しいといえば美味しいけれど、なんだか不思議な食べ物だった。最後の写真は食べかけのものですみません。
食べた後も時間が余ったので、お土産屋さんを物色。国際線とは違ってお店も数える程度しかない。このキャラクターは何かに似ているな。奥に写っている黄色い熊はてっきりプーさんのまがい物かと思ったが、私の好きなハリボーベアだった。迂闊。
そろそろ時間かなぁとゲートに確かめにいくと、さっきまで予定通りの時刻が電光掲示版に表示されていたのに、なぜか一時間遅れた時間に変更されていた。
ん?なにこれ?ゲート変わったのかな?
受付の人に聞くとどうやらフライトが一時間遅延になったらしい。
私たちは今まで何度となく飛行機を使ったが、遅れるということにあまり出くわさなかった。
え~と思いつつも待つしかないので待つ。
本を読んで待つこと一時間、そろそろかなぁとまた電光掲示板を見に行くとまたもや一時間、時間が繰り上がっている。え~なにこれ~と思いながら聞きにいくと、更に一時間遅延らしい。
私たちのフライトは18時ハノイ出発の20時ホーチミン着だった。
もしかして飛ばないとかなったらどうしようと不安になり始めたころにゲートが空いた。
飛んでくれるのなら、良かった。
もう時刻は当初の予定の到着時刻の20時になっていた。ホーチミンに着くのは22時だ。
推測するに私たちが予約したフライトの乗客が少なかったために、後のフライトとドッキングさせられたと思われる。
結局22時を過ぎてホーチミンに到着。
取り敢えず着いて良かった。雨が降ったのか、道路は濡れていた。
後から分かったが、私たちが着く前はものすごい大雨だったらしい。雨やんでくれて良かった!
ホーチミンの空港からも市内行のエアポートバスが幾つか出ている。
宿は9月23日公園の近くのデタム通りにあるところを予約してあったので、私たちが乗るのは109番のバスだ。5:45~23:45までは15分から30分間隔で、0:00~2:30までは30分間隔で運行されているので、ちょっと遅くなってしまってもバスが走っている。一人2万ドン。
その他にドンコイ通りやファングーラオ通りには49番バス(5:45~2:00)、空港からベンタンバスターミナルを結ぶ路線は152番バス(5:45~18:00)だ。
サイゴン(ホーチミン)のエアポートバスは黄色が目印。
ここの乗務員さんもとっても親切な人だった。荷物は運んでくれるし、案内も丁寧にしてくれるのでどこで降りていいか微妙だとしても乗務員さんに言えば降りるところでちゃんと声を掛けてくれた。
ベトナムやるじゃん!
中心地までは30分から50分かかる。
この日の宿はホテルサニーサイゴンと言うところだ。
室内は狭いが綺麗め。
私たちが着いたのは0:00に近かったが、フロントは24時間空いているので助かった。
すぐ横にはファミリーマートがあった。
今日はもう遅いし明日は早くからまた移動する予定になっているので、コンビニで夕食を済ませることにした。
おお!おにぎりあるし!ファミマ!日本食沢山置いてある!
移動で疲れて私はあまり食欲がなかったが、テンション上がって照り焼き弁当とおにぎりを買った。
でもここはベトナム。日本では見かけないものもちゃんと売っている。
バグスナックだって!これ本当に好んで買う人いるのかな!?
サイゴンのビールも見つけたので購入。
疲れたよ~。
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この時滞在していた宿はコチラ⇒ホテルサニーサイゴン
ハノイ~ホーチミンもスカイスキャナーで見つけました。