絶景舞踏

旅記事234 モルディブからの出国


ウクラス島での3泊はあっという間でもあり、身体をチャージするには私にとっては十分な時間だった。

 

最終日 ウクラス 朝日

 

朝日を見に海辺に行く。行きには乗れなかった定期船に今日は乗れるだろうかと天気が気になる。

少し今日も雲は多いが、どうやら晴れてくれたらしい。無理に起きた瞼に太陽の光が降り注ぐ。

太陽のエネルギーとは真逆して身体は少しけだるさを感じるが、ふつふつと細胞が起きてくるのを感じた。

 

彩雲

 

影絵

 

彩雲が少し見える。今日も良い日になりそうだ。

と思ったが、宿で朝食を摂っているとザーと雨が降り出した。

ウソでしょ~。と心配になったが、幸い一時間くらいの間降っただけで雨は止んでくれた。その後の青空っていったらなかった。

3泊ウクラスに滞在したなかで一番の青空を見せてくれた。というか青空過ぎて、今日は超暑くなりそうなことを予期した。

この青空で欠航はないだろう。

 

宿のスタッフと

 

定期船乗り場まで宿のスタッフが送ってくれる。なにかと世話を焼いてくれるスタッフで、アットホームで良い宿だった。船が出るまで待ってくれて、海外ではあまりないことなのでびっくりした。

 

定期船

 

これが定期船だ。私たちが着いたときにはもう待機していたが、お客さんは全然いない様子。定期船は10時30分に出発してマーレには15時に着く予定。フライトには十分に余裕があるので安心。揺れが心配で酔い止めを飲もうか考えたが、眠くなるのが嫌で取り敢えず飲まないで乗ることにした。

 

待合室

 

隣には建物があって、なにやら待合室らしいのだが、簡素すぎるし、広いスペースに少ししか椅子がなくてちょっとこの空間はよくわからない。

 

自然を大切に

 

建物の入口にはこんなものが貼ってあった。モルディブは宿泊費の他に一日ごとの環境税というものが発生する。観光客は宿代に加えて、環境税を払わなければいけない。

是非ともこのモルディブの海がずっと綺麗であってほしいと思う。

 

定期船の中

 

時刻通り定期船は出発。これから4時間30分の移動だ。

お客さんは少なくて、現地の人は船が出発するやいなや、長椅子を一人ずつ占領して横になりはじめた。

私たちもすぐにウトウトとしてしまったが、時折目を開けると、相変わらず綺麗な海がずっと続いていた。モルディブの海は果てしなく美しい。

揺れは少なく、酔う心配はなかった。

 

マーレに着いた私たちは、まだフライトまで十分すぎる時間があったので、マーレから空港に行くまでのドーニ―の乗り場まで歩くことにした。タクシーだと5分から10分くらいで着く距離だ。歩いてでも海沿いを歩いていけば迷うことはないし、30分くらいで着く。

 

マーレ

 

マーレは全然観光していないが、建物が沢山でちょっとした都市になっていた。モルディブの物価は高いし、現地の人々の生活ぶりが気になっていたけれど、決して裕福な感じでもないように思った。リゾートとしての国として知られているが、それは観光客が見るところであって、市場に行けば雑多に置かれたものが並べられていて決して清潔な感じではないし、お店自体も小さい商店ばかりだった。

道は水はけが悪く水たまりが沢山できていた。大きな荷物を引きずって歩くには大変な道も多かった。歩いている人にも関わらず、車は速度を緩めないものだから水がばしゃっとかかってくるときもある。

地元の人は極めて親切だが、速度を落とさずに走ったら歩行者に水が掛かることぐらい予想してほしいと思い、私は少し不機嫌になった。

あまり人がいなくて広い空間にいた後に、こまごました狭い所にくると、なんだか途端に窮屈に感じて息苦しくなってしまう。

 

海沿い

 

海沿いの道に行くと、そこはよく整備されていて綺麗だった。

マーレの海も透き通って綺麗なこと。魚が泳いでいるのがよく見える。

JETTY No.1乗り場は、スピードボート乗り場になっている。初日はよく分からず乗ったし案内してくれた人も道に迷って(笑)グルグルと歩いたものだから、ここは何処?状態だったが、定期船乗り場からそんなに遠くなかった。

 

空港までのドーニ―乗り場

 

そして更に少し歩くと、今度は空港までのドーニ―乗り場がある。

ドーニ―は空港まで頻繁に行き来していて、確か24時間運航されていたと思う。

空港までは一人10ルフィアだ。(70円)

空港まではすぐに到着する。

 

空港で食べた麺

 

空港に着いてしまうと、もうやることはないので、取り敢えず空港にあったレストランで麺を食べてみる。うっかりで行きの空港で缶詰を根こそぎ取られてしまったために、私たちは散々ソースなしパスタを食べるハメになっていたが、ここでも懲りずに麺を食べた。

これで107ルフィアだ。(750円)全然足りない…。野菜食べたい。

 

プレミアムラウンジに入ってゆっくりしようと入ると、初日に入ったときと同じスタッフがいてどうだった?と私たちを覚えてくれていた。そのスタッフさんと話したら、なぜだか分からないがウクラスの海がもの凄く遠くの記憶のような気になって、なんだか浦島太郎の気分になった。

島というものは不思議なもので、時間の流れがそれぞれ多分違うのだと思う。

 

空港の中

 

無事チェックインを済ませ、出国して空港内に入る。中にはラウンジはないのでショップを物色した。いつもはあまりショップは見ないが、貝殻のお土産とか、モルディブの砂とか可愛い小物もあり楽しかった。

 

停電

 

といきなりの停電!

空港が真っ暗になった!空港って停電するんだ!とびっくりした。

 

こんなわけで、次の国はちょっと上のスリランカ!!

モルディブからスリランカ、スリランカからモルディブに入る旅行者は多い。飛行機もとても安い。

スリランカはどんなところかな!


 

 
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