絶景舞踏

旅記事374 ベナンを終えて


日程:2017年5月31日~2017年6月16日(滞在日数17日)

セネガルからベナンの移動時間:セネガルのダカールからベナンのコトヌーまで飛行機を利用。エールコートジボワール航空で、まずはコートジボワールのアビジャンに到着。飛行時間は3時間くらい。アビジャンで乗り換えてコトヌーまでは3時間30分くらい。アビジャンで飛行機の遅れがあり、到着したのは夜中の12だった。

訪問した場所(宿泊施設):コトヌー(ココティエコトヌーゲストハウス)、ティオ村(ロジェさん家、市長の家)

万琵が踊った場所:グラズエ市ボボイン村

ベナン舞踏1

<ベナンの感想>

セネガルの日本人宿和心の旅情報のノートに、ベナンは良い所だ、という記述があったので、セネガルから陸路で少しづつ南下していってベナンにも入りたいなぁと漠然と思っていた。

セネガルを発つ前日に偶然新しい旅人さんと出会い、ベナンのお祭りの事を聞いていなかったら、こんなに早くベナンに入ることにはならなかっただろう。

もしくは途中でアフリカの旅に疲れてベナンまで到達しなかったかもしれない。

このタイミングでベナンに行かなかったら、これからお世話になるアフリカの達人、ホンダさんにも巡りあわなかっただろうし、興味深いベナンのお祭りも拝見することが出来なかった。

お祭りというカテゴリーは私の中で気持ちをワクワクさせてくれる一つだ。

期待通り、お祭りはとても興味深いもので、急遽予定を変更してベナンに来て、本当に良かったと思っている。

お祭りの情報を共有してくれた旅人さんや、お祭りの間お世話をしてくれた、JICAのユーヘイさんやかよこさん、ホームステイさせてくれたロジェさんには大変感謝している。

ベナンの印象としては、平和的でのんびり。

平和的といっても強盗にあったとかの情報もあるので、注意は怠ってはいけないのだろうが、人々はそんなにすれている感じもなく明るくて友好的だった。

西アフリカに多いイスラム教の国と明らかに様子が違うのは、ベナンがカトリック教徒が多いということだ。

なので、食事をしているところに子供が寄ってきて頂戴頂戴、といってくることはない。

田舎の方に行くと、遠くから子供たちがヨボヨボと大きな声で私たちに呼びかけてくる。

ヨボ、というのは外国人、という意味だ。

この言葉を差別的な意味合いで、悪意を持って呼びかけてくる国もあるが、ベナンの場合は、ただ無邪気に興味津々で呼びかけていると言った感じだった。

アフリカあるあるだが、カメラを向けると一斉に子供たちが群がってきて、撮って撮って、と大変な騒ぎになる。

スマートフォンで写真を撮れる時代になり、地元民もスマートフォンで撮っているが、まだまだカメラはレアなのかもしれない。

ベナンはこの時期雨季で、尚且つとても暑かった。

主要道路以外は道が土なので、大雨が降った後は水浸し状態だ。

コトヌーのゲストハウスのトイレは水洗だったが、下水の設備はなくどこかに溜めている状態で、週に一度くらいバキュームカーみたいなものが来ていた。

溜まっているものが、雨に交じって流れ出したらどうしよう、とドキドキした。

だが、田舎のロジェさんの家の設備に比べると、雲泥の差がある。ホームステイは貴重な体験だったのが、実際のところなかなかキツイ部分も多かった。

ベナンの人々の服装も見ていて面白い。

セネガルとはまた違ったお洒落感がある。

男性は上下同じ柄で作りあげたツーピースみたいなものが伝統衣装で、皆それぞれ彩色豊な服を着ている。

女性も男性の柄と合わせたワンピースを作りあげて、髪の毛もバッチリ決めて、お洒落に余念がない。

女の子の髪の毛はユニークさに富んでいて、見ていてとても楽しい。

アフリカの人は、派手すぎるくらいの色合いが非常に似合うと思う。

ベナンの場合は、写真も頼めば嫌がらずに撮らせてくれる。

ベナンに行ったら是非食べてみて欲しいものは、パイナップルとインニャンピレだ。

インニャンピレは、アフリカの中で一番の好物になった。

搗きたてのインニャンピレは、モチモチフワフワで、ほのかに甘く、日本人だったら絶対にハマるに違いない。

パイナップルは異様に安い。とてもジューシーで甘く、芯も柔らかくて食べられるのが特徴。

あ、あとは、コトヌーにある日本食レストラン、ダルマかな。

日本食なんて日本にいればいつでも食べられるのだけど、異国で食べる日本食は特別感が半端ない。

西アフリカの中でベナンは全体的に過ごしやすい国の一つであると思う。

だが勿論、私たちにとっては理解しがたいことや、考え、風習は沢山ある。

それを少し見ることが出来たのは、とても感慨深い体験になった。

子供たちが見守る

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