フィリピンの美容室は、セブ島のキャッスルピークホテル(ここはビジネスで利用する方が多いので我々が泊まるような宿の中では比較的高級)の建物内にあった美容室で150ペソ、ドゥマゲッティの地元民しか行かないような散髪屋で50ペソでした。
2016年4月時点で1ペソ2,4円。恐ろしく安く散髪が出来ます。現時点では既にフィリピンを経て何か国か訪れているのですが、他の国と比べてもかなり安いと思います。その安さがかえって恐ろしいですね。どんなに善き想像をしても、行き過ぎたテクノカットになりそうで怖くて行けません。
地元民しか行かないような散髪屋がある通りは、やはり地元民しか行かないような市場の中にあり、そこは学園都市ドゥマゲッティの裏の顔のように、ジメジメしていてネズミやゴキブリが昼間から往来していました。以前の記事で痛烈な匂いを発していた「魚を積んだトラック」もそこで荷卸ししていました。アレ、市場に並ぶのかな。。
あと市場には「爪切り屋」とでもいうのか、老若男女が手や足の爪を切ってもらう商売がありました。なかなか触れることのない異文化でした。
というわけで史上最安値を叩きだした散髪屋にはいろんな意味で怖くて行けず、ドゥマゲッティを後にしました。
次は、「神秘の島」シキホール島です。
ちょっと話は遡りますが、タグビラランからドゥマゲッティに着いたとき、ドゥマゲッティからシキホール島へのフェリーの切符と、シキホール島からセブ島へ戻るフェリーの切符を購入していました。
ドゥマゲッティからシキホール島までは12:50発1:40着の所要時間約50分(オーシャンジェットは一日一本)、チケット代はひとり210ペソで、ターミナルフィーはひとり15、ポーター代はひとり70でした。ここは妥当と言えそうです。
驚いたのは、ドゥマゲッティのフェリーターミナルに着いた瞬間(トライシクルが安いので気軽に利用した)に係員のおっさんがやってきて「どこ行くんだ?」と訊かれ、行先を告げると「じゃあこっちだよ~」とターミナル内に案内してくれ、そのままそこの受付までしてくれたことでした。
そのおっさん、実はポーターで、荷物のチェックインまでしてくれたのでした。ポーター代もぼったくる様子なし!ちなみに大きめのお金しか持っていなかったのでお釣りを貰おうとしたらおっさんもお釣りを持っていなかったという(笑)おっさん駆けずり回ってお釣りを手に入れてきてくれました。
マスクをしているのは、フィリピンの排気ガスに耐えられなくなったためです。
乗船時間が短いので船内で映画は流さず、ひたすら例のミュージックビデオでした。
シキホール島に着くとやはり先ずはトライシクルの客引き合戦。宿まではどのみちトライシクルを使わなくてはならないので、適当なトライシクルに捕まることになります。宿までは約10分で70ペソ。ドゥマゲッティのおよそ10倍です。また物価が戻っちゃった。
宿は「ヴィラ・マーマリン」。オーナーは日本人の原田さんという方です。
間違えた。これは宿の犬、ミミちゃんです。
オーナーの原田さん(フィリピンではダーマンさんと呼ばれています)と、息子のタケさん。
我々は知りませんでしたが、テレビでも新聞でも紹介されたことのある有名な宿のようです。売上金の10%をフィリピンの子供の教育のために使用しているとのことで、日本人宿泊客は外国人より高めの宿賃に設定されていますが、その分、立派な朝食と夕食が付いてシッカリ特別扱いしてくれます。我々にとってもフィリピン最後の贅沢となりました。
我々は2番目に安い「Yoshi」というコテージを抑えてもらったので少々古め、エアコンがなく扇風機2台で、窓の立て付けとかがちょっと怪しい感じでした。部屋には冷蔵庫が付いています。ここは全室でなんと洗濯が無料!朝のうちに部屋の外に出すと夕方には綺麗になって中に置いておいてくれます。これは非常に嬉しい!
外で何やらガサゴソなっていると思って見にいくと、山羊がいました。山羊ならしょうがない。
部屋から出て数秒で、浜に辿り着きます。
奥は、民家です。観光客は見当たりません。
この浜でインスピレーションを得た万琵は、到着して直ぐに舞いました。それは、次の記事で。
ランキング上昇中です!いつも読んでくださりありがとうございます!
飛行機移動の際には必ずスカイスキャナーを訪れています。出発地から到着地と日付を検索すると、あらゆるサイトを比べて最安ルートを表示してくれます。 楽!