絶景舞踏

旅記事49 クライマックスは、黒魔術「ボロボロ」


ムラケン同様、ここはどこ?状態の私も、若干車酔いしながら、次に連れてこられた場所は、古い教会だった。

 

St Isidore de Labrador Church

 

St Isidore de Labrador Church、というらしい。

これは後で調べて分かっただけで、この時点では、古い教会としかわからず、何を見て良いかもわからなかった。

ふーん・・・・・

多分歴史ある教会なんだろうけど、知識がないわけで、なんの感想も持てなかった。

取り敢えず、他の観光客に習って、写真をパシャリ。

 

滝に向かう道

 

次に連れてきてもらったのは、こんな入り口のところだった。

駐車場代頂戴といくらか請求され、じゃあ行ってらっしゃい!みたいな感じで車を降りた。

ここもまた、なんの呼び知識もないまま階段を下りた。

何あるんだろうね?

とムラケンと話していると、

 

Cambugahay Fall

 

おっ!!

綺麗な滝があるじゃないですか!

 

Cambugahay Fall 子供たち

 

みんな準備がよく服の下に水着を着ている人ばかりで、滝つぼで泳いだり、滝の上からジャンプしたり、楽しそうに川遊びしていた。

地元の子供はジャンプしている所を写真にとってあげると、何度もジャンプしては最後にVサインをこちらに誇らしげに向けてくれた。

気持ちよさそう!

水着着て来ればよかった~。

 

遊んでいる人々の姿をしばし観察して、車に戻った。

 

Salagdoong Beach

 

次に向かったのは、これまた綺麗なビーチだった。

滑り台もあった。

Salangdoong Beach,というらしいことは、ここもあとから調べてわかった。

 

ちょっちょっと!水着来て来れば良かった~!!

っとここでも思いながら、お昼でも食べてね、と運ちゃんに言われた。

何か食べてねと言われても、食べたいものもないなあ、と結局何もせず、また人々を観察して終わった。

 

マングローブ

 

ビーチを後にすると、マングローブ発見!

本当に海につかっているよ。

いや、不思議だね~

 

 

ここまで連れて来られるがままだったけれど、そもそも車をチャーターした理由は、シキホール島の呪術「ボロボロ」を受けてみたかったからだった。

シキホール島は、未だ黒魔術が存在する島としても知られていて、独自の治療法で病気を治したり、恋愛パワーをアップしてくれたりする呪術師が存在する。祈祷師のような存在だろうか。

その中でもよく知られているのが、今回私たちも受けてみた「ボロボロ」というものだ。

超有名な黒魔術師のおばあちゃんが2年前に他界してしまったので、その力を受け継いだという若い呪術師の方にお願いさせてもらった。

宿のオーナー、ダーマンさん曰く、このおばあちゃんは本当に凄くて、オーラも独特で、存在しているだけで雰囲気を醸し出していたという。会うことが出来ず、残念だった。

 

「ボロボロ」というのは、水と小石が入った瓶にストローでブクブクブクと息を入れながら、体にそわせていくといったものだ。悪いところがあると、その部分で瓶の中の水が濁ったり、小さいゴミのようなものがでてきたりする。水を新しいものにして、何度か繰り返すことによって、水の濁りはなくなっていく。

水の汚れがなくなることによって、体の悪い部分も良くなっていくようだ。

 

ボロボロムラケン

 

まずはムラケンがやってもらった。

この写真を撮った時に、なぜか何枚も何枚も撮っても、どうしても写真がぶれてしまった。

私は見えない力とかスピリチュアル系のことが好きだから、

これはエネルギーが沢山放たれて、写真がぶれてしまうんだ!!すごい!

と興奮した。

後からムラケンに、これカメラのモードが違うよ、と言われたが・・・。

モードを戻すとちゃんと撮れたが、果たして本当にモードだけの影響だったかは定かではない。

ムラケンはほとんど水は汚れなかった。健康そのものだ!

 

ボロボロ万琵

 

そして次は私の番だ。緊張して顔が変になっている。

私はフィリピンに入ってから、体調が悪い日が続いた。めちゃくちゃ濁ったらどうしよう!とドキドキした。

さて、結果はどうだろう。

水の状態は明らかにムラケンの時とは違って、小さいゴミのようなものが無数に現れていた。

おぉ!まじか!

呪術師の方は、2回、3回と水を取り替えてブクブクしてくれた。

最後にはゴミのようなものは薄くなった。不思議なことってあるよなぁ。

ちなみに呪術師が力を受け継ぐのに、血筋は関係ないらしい。本人たちには確固たる繋がりがあるようで、ダライ・ラマの世代交代の儀に似ているなあと思った。

 

これで体調よくなるといいな。

 

ボロボロのうちにいた人々

 

呪術代はお気持ちでって感じなので、自分の好きな額で大丈夫。

呪術が終わってから、家に居た人々と暫く談笑した。

ピンクのTシャツのおじさんは、トンガから来たらしい。腰が悪く、ここに通って大分よくなったとのこと。

隣のおばあちゃんは、終始笑顔でかなり癒された。とても雰囲気がある方で、ムラケンは最初この方が呪術師だと思ったらしい。

 

ボロボロしてくれたお姉さん

 

真ん中の方はどういった人か不明。お客さんかな。お母さんかな。

そして、赤いタンクトップの方が呪術師の方。

この方は明るく、生命力に溢れた感じで、包容力がものすごくあった。

おばあちゃんの呪術師の方にも会って見たかったけれど、生命力に溢れた感じもとても良かった。

舞踏でも、歳を重ねた人の存在感は凄くて若い人には出せないけれど、若い人の生命感も魅了するものがある。

人生も一緒か。

なんて考えたりして、なぜか居心地の良い空間だったので、のんびりしてしまった。

すっかり長居してしまい、運ちゃんにそろそろ帰ろうか、と言われて、あ!帰らねばと思うのだった。


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また少しランキングがあがりました。ありがとうございます!

 

 

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