絶景舞踏

旅記事84 汗だらだらでマラッカを歩く


マラッカはとにかく暑かった。

日傘をさしても汗が後から後から滝のように流れてきた。

熱中症にならないように水をこまめに飲みながらの散策。暑い中の観光はなかなかハードだ。

 

朝の時計塔

 

到着したときに見た時計塔はライトアップされていたが、昼間のこの赤茶色もなかなか良かった。

マラッカの街はこういった赤茶色の建物が多くあり、統一感があってすごく記憶に残る情景だ。

周りでは多くの観光客が今日も写真を撮っていた。

 

丘を登るとセントポール教会

 

次に目指すはセントポール教会。

丘を迂回するように進んでいくと入り口があるので、そこから階段で丘を上がっていく。

上に見える白い建物が教会だ。目立っているから、すぐわかると思う。

それにしても、暑い!!

 

セントポール教会に続く道

 

なかなか高い所にあるんだよ、これが。

 

セントポール教会 フランシスコザビエル

 

フーフー言いながら階段を登っていくと、フランシスコザビエル像が迎えてくれる。

フランシスコザビエルさんの遺骨はこの教会に9ヵ月間安置された後、インドのゴアに移されたらしい。

 

セントポール教会の内側

 

入り口の白い建物とはうって変わって、セントポール教会は屋根はなく、中のレンガも昔のままといった感じでかなり古かった。

昔の人がここに集まってお祈りしていたかと思うとこの古さがひと際神聖なものに感じた。

 

セントポール教会と猫と国旗

 

この場所を守っているかのように、猫が沢山いた。

絵になり過ぎの猫。向こうにはマレーシアの国旗がはためいている。

超無防備だな。

 

妊娠中の猫

 

たぶんフランシスコザビエルが安置されていたであろう場所は金網で囲まれていたのだが、その上にはなにやらお腹がふっくらした猫が場所を陣取っていた。

 

猫が沢山

 

ちょっと歩けば新しい猫がお目見え。猫好きにはたまらないスポットでもありそう。

奥の猫はまだ小さくて子供。

ムラケンは動物好き。どんな動物、いや爬虫類や昆虫に対しても大抵可愛いと観察している。

東南アジアによくいる鳴き声が「トッケイ、トッケイ」とかなり大きな声で鳴くトッケイヤモリを見たくて、鳴き声がするたびに外にでて探していた時もあった。

普通のヤモリはいつも大量に壁に張り付いているが、トッケイヤモリはそう簡単に姿を現してくれなかった。

私は好き嫌いがあり、猫でも可愛く思える猫と思えない猫がいるが、ここの猫は結構可愛いかった。

 

猫をしばし観察していると、日本人のおじさんが話しかけてきた。

おじさんは昨日タイの方からバスで陸路越境して、今日の朝マラッカに着いたという。総移動時間24時間くらい。

凄いな、おじさん。

ペナンからのバスでも、かなりの疲労度だったのに・・・。私たちはまだまだだなと思いながら、おじさんも若いころから海外を旅するのが好きだったらしく旅話で盛り上がった。

今は退職して、奥さんは日本に残して一人旅中だという。

私も年とっても沢山旅したい。

 

話し込んでいると、ますます気温は上がってきたのか、お互い汗だくになってしまった。

おじさんがチャイナタウンの方にそば屋があって、そのそば屋のかき氷が美味しいと教えてくれた。

おじさんと別れた後、そば屋さんあるんだね!そばも食べたいし、行ってみよう!とムラケンに言うと、

ちなみにあのぐらいの年代のひとは麺類をすべてそば屋っていうから、日本のそばの事ではないと思うよと言われた。日本のそばがてっきりあるとばかり思っていたからがっかりしたが、麺類を全てそば屋というのは、粋な感じがしていいなと思った。

でももしかしたら本当に日本そば屋かもしれない。

 

サンチャゴ砦

 

そば屋に行く前にもうちょっと観光。

セントポール教会から降りて左にあったのはサンチャゴ砦。オランダとの闘いに備えてポルトガル軍がつくったものらしい。

 

サンチャゴ砦 日本語説明

 

日本語の説明もあった。ありがたい。

 

マラッカキリスト教会

 

マラッカ教会に入ってみた。

オランダ広場のすぐ近くにある。

 

マラッカキリスト教会の中

 

中に入るとなぜか空気が涼しくなった。

十字架の下の絵は最後の晩餐のタイル画が飾ってある。

ちょっとここで休憩。

 

昼のトライショー

 

あっ、こにも猫登場。キティが流行っているのか、お客さんが好きな人が多いからか、キティででこったトライショー多し。

アナと雪の女王やトイストーリーなんかもあった。

夜はピカピカ光っていたが、昼のこの風貌もなかなかユニークな乗り物だ。

早朝に外に出ると、まだ出勤前のこのゴッテゴテのトライショーが民家の前に置いてある、情緒ある街並みとのミスマッチさが面白く、トライショーだけ異様にカラフルで浮いている。

ムラケンに乗ってみる?といったら恥ずかしいからイヤらしい。

ふーん、そうなのか。

 

おじさんがそば屋といった店

 

そして見つけた。チャイナタウンにあるそば屋。

うん、日本そばではなかった。

でも沢山の種類の麺のメニューがあった。マラッカはニョニャ料理が多くある。このお店にもニョニャラクサなどがあって、美味しそうだった。

 

おススメのアかき氷

 

私たちはおじさんに勧められた、かき氷を食す。

確かにおじさんが言った通り、麺専門店なのに麺よりかき氷を注文している人多し。

手前のが小豆がふんだんにかけられているもので、奥の方がマンゴー味だ。

美味しい!!

この暑さ、本当にこういったかき氷は欠かせない。

体が蘇るようだ!


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日本も暑いみたいですね。自分で作れるかき氷機です。花火をしながらかき氷パーティーなんていかがでしょう!


2 thoughts on “旅記事84 汗だらだらでマラッカを歩く

  1. ここんとうざい

    フランシスコ・ザビエルが日本へのキリスト教布教を志したのが、このマラッカといいます。歴史的に日本と結びつきがありますね。

    1. zekkeibutoh Post author

      そうだったんですか!勉強になりました。
      ここんとうざいさんのブログ、少々拝見いたしました。知識があって古い街を辿ると、より感慨深いものがありそうですね!