絶景舞踏

旅記事90 クチンで洗濯してコタキナバルに移動!


サラワク文化村から帰った翌日になって我々がなすべきことは、洗濯でした。

宿の近くにコインランドリーは2軒既に見つけていたので、よりコストパフォーマンスのいい方に向かいます。

と思ったら、最寄りの店が営業してない!休業日とかではなく多分、閉店してます。仕方ないので少し離れた店に向かいました。

コインランドリーは洗濯機を回すのにも、乾燥機を回すのにも当然コインが必要なのですが、マレーシアではなかなかコインを手にする機会が多くはありません。しかもこの店、両替機を設置していないのでした。

やむなく、両替機および50セン(マレーシアリンギットRMの補助単位はセン)コインを求めて街を徘徊することになりました。例えば一度の洗濯と乾燥で10RM必要だとすると、50センが20枚も必要になります。我々は約二回分もの洗濯物の量があったので、40枚のコインが必要な計算になります。50センは100円玉よりちょっと大きく分厚いので、そんなに持ち歩いたらもはや鈍器です。処理の簡単な凶器の完成です。

ちょっとしたショッピングモールにて求めていたものを発見しました。「お札を入れるとコインが出てくる」的なことが書いてあるので、これは両替機だよねと10RM紙幣を入れようとした時、チラッと「トークン」みたいな単語が見えました。一瞬の逡巡を経て一応1RMで試してみました。

子供が乗るやつのメダル

これは、メダルやないか~!貨幣ですらねぇ!

このメダル販売機の横には「サトちゃん」よろしく、なにかのキャラクターや車を模した乗り物が口を開けて待っているのでした(メダルを入れるための口です)。

あっぶねえ。10RM入れてたら10回乗り物に揺られるところだった。まぁ1回でも乗らなかったんですが。

 

仕方ないからコインランドリーの横にあったコンビニでドリンクでも買って、お釣りで洗濯しますかねということで先ほどのコインランドリーに戻りました。東南アジアでは内部の犯行を防ぐため、レジ係でさえレジを開ける権利がない店が殆どです。したがってコンビニで両替するにはレジが開いているとき、すなわち何かを買っているときでないと不可能なのです。因みにレジが開いてさえいれば、両替は快くやってくれます。たとえ他人の会計途中でも(笑)

とその前に、一回分の洗剤を買わなきゃとコインランドリーの洗剤自販機に紙幣を入れたら、何もボタンを押さないうちにジャラジャラとコインが沢山出てきました。ここれ両替機じゃん!見た目は完全に自販機なのに!EXCHENGEって書いてないのに!

というワケでコンビニに行く必要すらなく両替をすることができました。それはそうとその店にあったドリンクの自販機の方はは「つめた~い」だの「あたたか~い」だの書いてある、日本からやってきた機械でした。中身はコーラか地元の怪しい飲み物でしたけど。太った子供が地元の怪しい炭酸を買っていきましたけど。

常連らしきおばちゃんたちに使い方を教えてもらいながら無事に洗濯を終えることが出来ました。マレーシアの人たちは相変わらず親切で使い方をちょっと迷ってただけで、これはこうやるんだ、そのくらいならこの洗濯機でいい、これは壊れてるからこっちを使えと、いろいろ教えてくれました。殆どジェスチャーだけだったので助かる~

二台の洗濯機と一台の乾燥機(時間は忘れました)で、実際にかかった費用は19RMでした。

 

晩御飯は宿の傍にあった中華風のお店の前でおばちゃんが手売りしていたものを買ってみました。

クチン最終日の晩御飯

なにやらお餅のようなものと、ひき肉と野菜を卵で絡めた炒め物を大きなフライパンで調理しています。

横に卵がズラーっと並んでいるのに、卵は入っていませんでした。こういう屋台系では、大体いつも指さし注文したものとちょっと違うものがやってくるのは、どっちが悪いんでしょうか(笑)美味しかったからいいですけど。4RMでした。

 

翌朝、チェックアウトしてタクシーを呼んでもらおうとしたところ「何時の飛行機?」と訊かれたのでそんなこと知ってどうすんだと思いつつも「もう出るよ」と告げると「ちょうど良かったわ~この人もこれから空港に行くから一緒に行くといいわよ」ともう一人のバックパッカーを連れてきました。タクシーももう来ているようでした。おお、ナイス!我々が英語を都合よく解釈している可能性があるので、念のため同席する本人に空港に行くのか確認しましたけど。

空港にて同席した彼女がタクシー代の半分を出してきたんですが、3人で乗ったので3分の2にあたる金額を払って残りを返したら「ここはこちらが」「いやいや私が」と日本人の居酒屋帰りみたいな雰囲気になってしまいました。

クチン空港

タクシー降りてすぐ、クチン空港にて。なかなか綺麗です。

クチン空港ラウンジ

クチン空港のプレミアムラウンジは、国内線にあります(2016年8月現在、国際線にはありません)。もちろん飲み食い自由!後ろに見えてるコーラやポカリ、ビールなんかも勝手に取ってOK。ここでもナシレマを食べてます。だから・・・

地元のドリンク

無料じゃないと絶対に手を出さないであろう不味そうなドリンクにも手を出します。案の定、不味いです。さっぱりした素材を使っているくせに、異様に甘いです。空いた皿を下げにきたおばちゃんが缶を下げようと持った時その重量感に「えっ」てなってました(笑)すぐ止めたからね。。無料とはいえすぐやめたら申し訳ないね。

 

クチンからコタキナバルへは飛行時間約90分。あっという間です。コタキナバル空港への着陸は15時05分でした。やっぱり到着は明るいうちが望ましいですね。

 

空港から市街まではエアポートバスでおよそ40~50分で到達できます。距離にかかわらずひとり5RMでした。我々は終点の「ムルデカ広場(この名前、イスラムの息のかかるところでは至る所で見受けられます)」で下車し、そこから歩いて宿に向かいました。

コタキナバル最初の宿は「ノース・ボルネオ・キャビン」というところでした。

ノースボルネオキャビン

なかなか安い宿が見つからず、小汚ばる宿に泊まることになりましたが・・・部屋は広い!シャワーとトイレがテラスから外に出たところにあり、そのテラスには必ず裸のおっさんがいますが、食べ物屋も近く無駄にベッドが多くて物置にも困らないので、なかなか良い宿ではあったように思います。

 

コタキナバルではなにが待ち受けているのか、楽しみですな~


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我々がこの時クチンで滞在していた宿はコチラ⇒ノマド・ボルネオ・ベッド&ブレックファスト

我々がこの時コタキナバルで滞在していた宿はコチラ⇒ノース・ボルネオ・キャビン

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