絶景舞踏

旅記事153 ウブドに移動


バリ島の事まで調べる余裕がなく、予備知識なしで入った当日にチケットタクシーなのにも関わらず高額な代金でぼられるハメになり、まためんどくさい国に来てしまったと一気に疲れが増し、気分が落ちた。

タクシーのぼったくりなんて初歩的な注意点なのにパプアニューギニアの人々に良くしてもらって心が充足し油断していたせいか、ひどく傷つき、それを通り越して爆発した。

善の振り子が一気に悪の方に振れた。しかも大きくダイナミックに。

インドネシアには定価という考え方がないらしい。物の価値を決めるのはその人自身であり、納得して買ったのだから他の店で安く売ってようが関係ないみたいだ。だからぼったくられた、という考えをするのもナンセンスのようだ。

ふむ・・・そうなのか、なるほどね・・・。

でもチケットタクシーは料金決まっているし、だましたんですよ私たちを!

と思い、またイライラとした。

 

人間というのは、いや少なくとも私は、快適なものにはすぐ順応するが、不快なものに順応するにはいくらか時間がいる、というワガママな性格だ。ムラケンは結構なんでも受け入れるが。

道も凸凹で歩きにくく、ごみが散乱している。ちょっと外に出ると、タクシーの勧誘とクラクション。犬も汚いし病気持っていそう。暑さもここではただ不快なだけ。

ちょっと遠かったが歩いて行ってみた海だって、パプアニューギニアの海と比べてしまうと雲泥の差だし、待っている地元民は無邪気な笑顔ではなく、腹黒そうな笑顔で気持ちが悪いとさえ思う始末。

バリに着いた次の日は一切外にでることなくホテルの部屋に引きこもった。

調査しなければいけなかったし、順応するのに時間が必要だったから。

パプアニューギニアの前のタイだって街はそんな綺麗なもんじゃないしクラクションだって凄かったけれど、たった一週間綺麗で静かなところにいただけで、クラクションの音がやけに大きく聞こえて神経に刺さってくる。

 

だがインドネシアの事を調べていくうちに、この国は面白そうだぞ!!と気持ちがコロッと変わった(笑)

バリ島では芸能がめちゃくちゃ盛んだった。ちょうど少しまえにバリ島最大の芸術祭「バリアートフェスティバル」が終わったばかりだと分かった時は悔しくてしょうがなかった。

「バリアートフェスティバル」はデンパサール市のバリ・アートセンターというところを会場に6月から7月にかけて約一カ月間催されるらしい。バリ舞踊は勿論、ガムランや若手の創作ダンス、村のグループだったり、バリ島から様々な人々があつまって芸能を披露するフェスティバルなのだ!

2016年は6月11日~7月9日で開催されたみたいだ。バリに着いたのは7月18日。

なんてこった~終わったばっかりじゃんよ~~!!

タイで期間調整せずにバリ島でパプアニューギニアに入る期間調整すれば良かった~!!

っと思ったけど、まあまた来ればいいか。どこもかしこも調べ上げるなんてできないっす。それにフェスティバル期間じゃなくともバリ島のウブドでは毎晩どこかの寺院でさまざまな団体のバリ舞踊を見ることが出来る。

儀式というものも沢山ある。というかバリ島の人々の生活は生まれた時から死ぬ時まで多くの儀式で成り立っているようだ。なにかの儀式が見られるといいが。

お葬式も興味あるものが沢山。大学時代は化学系であったにも関わらず文化人類学の講義を受けていた。その時に教えてもらった様々なお葬式がインドネシアには沢山あってテンションが上がった。

スラウェシ島のタナトラジャではお葬式が最も重要な儀式であり、壮大なことで有名。トラジャ族は人生のピークがお葬式なので、盛大なお葬式をするために生きているといっても過言ではない。費用が用意できるまでお葬式は行われないので、亡くなってから数カ月や数年かかる場合もあるらしい。そういえばNHKかなんかの番組でやっていたのを見たけど、お葬式が行わるまで、親族は遺体と共に暮らしていて、毎日ご飯もお供えしていたなあ。

またバリ島のトルニャン村では風葬で有名。風葬というのは遺体を高い丘の上に掲げて鳥に食べてもらうというもの。

日本のお葬式の形式とは全然違う!

またニューギニア島の西半分はインドネシア領パプアとなっていて、その地域にもまだ独特の原始的な文化が残っているらしい。

しかもジャワ島のジョグジャカルタにはボロブドゥールとプランバナンという世界遺産が2つもある。

 

いや~困ったなあ・・・。行きたいところが多すぎて決められないよ。

 

悩んだ挙句私たちは取り敢えずウブドに行って芸能を見ることにした!

とういうことで移動!

 

サルバキタバスのバス停

 

タクシーなんて大っ嫌いだ!ということで私たちはバスを乗り継いでウブドに向かうことにした。ちょうどホテルの近くにバス停があった。サルバキタバスという所謂路線バスみたいなものを使う。時間はかかるけど猛烈に安い。泊まっていたMaxi Hotel クドゥンガナン近くのバス停からバトゥブランべモステーションまで行き、そこから乗り合いべモを捕まえてウブドに行く。

バス停はこんな風になんだか高い位置に設置されている。ルートマップはバス停にあったが時刻表らしきものは見つからず。のでひたすら待つ。

 

サルバキタバス

 

あっ、来た来た!!結構綺麗!結構本数はあるのか、15分も待てば来た。

 

サルバキタバス切符売り

 

中には運転手と別に切符を売ってくれる人がいて(この時は学生さんぽい若い兄ちゃん)目的地を言うと料金が書いた紙をくれる。

サルバキタバスはぼったくられる心配もない。バトゥブランベモステーションまでは一人3500ルピア。(28円くらい)安いなあ・・・。このサルバキタバスは空港も経由する。

 

学校帰りの子供達

 

途中学校帰りの子供たち集団が乗ってきた。超元気。

こんな風にサルバキタバスは乗り降りが激しくやたら時間はかかるけれど、現地の子供たちを見ているとおもしろい。

 

バトゥブランべモステーションまで2時間ちかくかかった気がする。

べモステーションに着きベモを探す余地も与えられないまま、ウブドのベモならこっちだと連れていかれた。乗り合いベモがあるはずだがちょうど着いた時はベモ自体が全然なくて人も少なかった。

こっちだというベモの方に連れていかれると、先に勧誘された白人さんカップルがもう乗り込んでいた。

ウブドまで二人で10万ルピアだという。

10万ルピア?!高いでしょ。と交渉しようとすると、二人の白人さんと同じ、もう二人は10万ルピアで乗っている、という。アア・・・こうなると交渉は難しくなる。

他の観光客がいるのは嬉しいが、交渉が必要な場で先に運賃を決められてしまうと後から来たものに交渉の余地はあまりなくなる。

まあいっか、と私たちも10万ルピアでウブドまで行ってもらうことにした。

車内はボロボロで暑かった。

バトゥブランべモステーションからウブドまでは1時間くらいだ。空いた窓から容赦ない排気ガスが入ってきて具合が悪くなった。でも暑いから閉めるわけにもいかない。

 

ウブドに向かう道

 

ウブドに向かう途中の村には仏像をつくる工房が沢山あったり、

 

凧

 

凧を売っているお店も多い。そういえばクドゥンガナンでも毎日凧が空を泳いでいるのが見えていたなァ。

ギャラリーも多いのでバリ絵画がすきな人は楽しい地域だと思う。

 

ウブドに近づくにつれて渋滞がすさまじく全く車が動かない状態になってきた。

ウブドは小さいお店がひしめき合っていて日本でたとえると下北沢みたいな感じ。

有名なウブド王宮で降ろしてもらおうと思っていたが、本当に全然動かないので、これは歩いたほうが早そうだなと、途中で降りて宿を探した。

 

普通の民家が宿に

 

今回の宿はPlunama Houseというところ。ウブド市場の近くのはずだが全然見つからず、途中HISの店舗があったのでそこで道をきいた。

HISとか!超便利だ!

見つけた場所は普通の民家を宿にしているところだった。

ここ入っていいのかな?と思うような小さい入口を入っていくと中は意外と広い。

 

にわとり

 

住民がふつうに暮らしていて、鶏もいれば、おばあちゃんとか上半身裸でくつろいでいるし・・・。しわくちゃになりすぎるともうおばあちゃんだか、おじいちゃんだか区別つかないよ。

バリの民家は入口はひとつだが中に入ると必ず共用エリアみたいな空間があって、涼んだり談話したりできるようになっていて、その空間を囲むように何件かの民家の玄関があるっていう場合が多い。

 

部屋

 

部屋は良い感じ。ちなみにお湯は5分くらいしかでない。Wi-Fiは部屋で使えるとなっていたが全然ダメだった。

 

入口

 

入口はこんな風になっていて雰囲気良い。

外にある椅子の方まで行けばかろうじてWi-Fiが使えたし、暑いはずのウブドだが、この外の椅子に座っていると涼しい風が入ってきて非常に快適だった。エアコンなくても十分。

グラウンドが目の前にあって、午前中は学校の体育の時間であろう運動している子供たちをみることが出来る。

 

神棚

 

ここにもちゃんとある、神棚みたいなもの。

毎日ちゃんと線香をたいて新しく花とお供えもする。

 

さあ!芸能の街ウブド!

早速踊りを見に行こうではないか!


 

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この時滞在していた宿はコチラ⇒Purnama House

 

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