絶景舞踏

旅記事194 張家界から電車で17時間、南寧へ


武陵源風景名勝区の入場券は四日間有効ですが、我々は三日間で次の町へと移動しました。

次は、南寧。中国の南西側、広西チワン族自治区にあります。武陵源から南寧まで行くには、張家界へバスで行き、そこから電車を使うことになります。張家界から南寧までの電車賃はひとり105元でした。

武陵源バスターミナル

武陵源バスターミナル。入ったところでチケットを購入します。建物内は一応座るところがあります。時刻表はあったのですが改札らしき所には誰もおらず、どのバスに乗ればいいのか、誰に訊いたらいいのかもイマイチ解らなかったので取り敢えずバスが並んでいる場所に出てみることに。

外に出てバスを覗いてみても番号や色など統一されたものはなく何を頼りにすればいいのか解らずウロウロしていると「張家界」と書いた札を付けたバスが出発したところでした。お!とそのバスを停めて、乗せてくれ!と頼んで万琵を呼びに行こうとしたら、バスが行ってしまいました。あら・・・

「おーい!乗るんだよ~!」と追いかけようとするとようやく係らしき人が現れ、何やら言って去って行きました。次のがすぐ来るから諦めろ、というようなことを言っていたんだと思われます。

仕方ないので待合所に戻ろうとすると、目線の上に行先が書いてありました。なんじゃそりゃ。外に出ないと分からない仕組みになってるのね(笑)

張家界行のところを見てみるとすでにバスが一台動きを見せていたので、行先を確認し乗ることに成功しました。そして、無事張家界に到着。

 

張家界のバスターミナルはさすがに武陵源より大きく駐車場も広いです。バスを降りた人の流れに沿って歩いていくと、バスターミナル駅舎に着きました。

張家界バスターミナル

バスターミナルはさすがに混雑していました。我々はもうそこには用がないのでさっさと出ます。バスターミナルと鉄道駅はすぐ近くにあります。電車の時間まではまだけっこうあるので、どこかに落ち着いてご飯を食べることにしました。

そういえば上海から張家界に着いたとき、この付近で食堂のキャッチがいっぱいいたなぁと思って出てみると、やっぱりいました。その中で一際一生懸命な(感じのする)キャッチについていくことにしました。するとそこはなにか倉庫裏のような、コンテナ置き場のような、フォークリフトの通路のような場所でした。新宿でいうと思い出横丁(旧ションベン横丁)と大ガード下を足して2で割ったような雰囲気。怪しい!

ここだよ~と笑顔で案内されるがままに入ってみた店内は、家族でやっているような小さな食堂でした。そして店内を見渡すとちゃんとした正面入口が向こう側に!我々はどうやら勝手口から入ったようです。

湘里多味

店名は「湘里多味」。

注文したもの

野菜中心に注文してみました。どんな食材を使っているのか、どんな状態の野菜なのかを注文する前に実際に持ってきてくれました。

右に見えている桶の中はすべてお米です。これは満腹になりますね~。そして味もよい!店の人もなんとなく良い人そうでした。一皿が18元(290円くらい)からなのでなかなかリーズナブルですし。あまり長時間いるのも悪いので、食べ終えたところで出てきました。

電車までの時間はマックでコーヒーでも飲みながら過ごそうかと話していましたが、マックは列が出来るほど混雑していました。たしかに、他に時間つぶすところもなさそうだしね。マックを諦め、ツアー会社のインフォメーションのソファーに座って(ちょっと白い目で見られながら)時を過ごし、駅に入ります。

張家界鉄道駅

駅の入口は手荷物検査場になっていました。チケットとパスポートを見せて中に入ります。

我々と同じタイミングで、軍隊なのか士官学校なのか分かりませんが、若い軍人らしき人たちが駅に入ってきました。帰省なのかな、それとも異動かな。

南寧行の電車のホームへは3階から入りました。広い駅舎内でしたが満遍なく人が座っていたので、かなりの人数が電車に乗ることが予想されました。待合所には小さな売店もありました。軍人さんが楽しそうにカップ麺とかを買っていました。建物内は禁煙でしたが、トイレにたつ人の殆どがタバコに火をつけながら入っていってました。ちょいワル高校生か!

張家界からの電車

我々の乗る電車。相当長い車両編成です。

車内

おなじみの硬座。3列ずつ向かい合って座るので6人がひと塊になります。我々はやはり読書に決め込みますが僕が読んでいたのが宮部みゆきの「長い長い殺人」だったのを見たのか(漢字を見たってこと)向かいのおじさんが話しかけてきました。中国語が解らないので英語で返すのですが、おじさんは構わず中国語で話しかけてきます。というか中国の人は中国語が通じないの分かっても中国語崩さない人が多いですね。

「日本人ですよ~、中国語解りませんよ~、今本読んでるんですよ~」が通じたのか察してくれたのか、ちょっと声のボリュームを抑えてくれたような気がします。まぁ、ここ以外は相変わらず話し声とスマホアプリの音と(イヤホン使う習慣がないのか)スピーカーの音と電話の会話とモノを食べるクチャ音が鳴り止みませんでしたけど。

という風に夜も更け小説も読み終わり、次の小説を読み始め、朝の10時過ぎに南寧に到着しました。乗車時間、17時間。上海から張家界までより4時間短いですが、やっぱり疲れる!

 

南寧の街は再開発中なのか、いたる所で工事していました。電車を降りて外に出るとタクシーの勧誘が。そういえばしばらくタクシーの勧誘に遭ってなかったなぁ。何となく中国というより東南アジア寄りの習慣ですもんね。そして街なかにも浅黒い肌に濃いめの顔つきの人が増えています。

そう、南寧のある広西チワン族自治区は南でベトナムと国境を接していて、南寧はベトナムへの越境の玄関口になっているのです。

宿が駅から徒歩圏内なので勧誘は完全無視でしたけど。

 

ゴールドレッドフォレスト

宿泊先はナンニン ゴールド レッド フォレスト ホテルというところ。「金紅林」と書いていて、なんとなくリンゴをイメージしてしまいます。リンゴの銘柄っぽくない?部屋はかなり広く、アンティークな風合いでなかなかよいではないか。

ゴールドレッドフォレスト

武陵源にいる間は洗濯があまりできなかったので溜まったものを洗ってから出掛けます。もちろん手洗いです。へんに出っ張ってる釘とクローゼットとに紐を結び付けて干しておきます。

南寧にはショッピングモールがあるらしいので、散歩がてらにそこに向かいます。

肉まん屋

途中に見つけた肉まん屋でちょっと腹ごしらえ。

から揚げ屋

から揚げ屋でもちっと腹ごしらえ。

ソフトクリーム

仕上げにソフトクリーム!さっきから万琵の好物オンパレードです。まぁ、僕も好きですけど。

ショッピングモール周辺も大掛かりな工事をしていて、大きく道を迂回しなければなりませんでした。一旦帰って休憩し、今日はちょっといいものを食べてみようということで晩御飯を食べに行きました。

点菜単 老友麺

南寧飯店という大型ホテルの隣にある「点菜単」というところ。黒豆豆腐の麻婆と冷やしピリ辛きしめんと「老友麺」という南寧の名物料理(右の写真)。きしめんは量が多かったですが、どれも美味しかったと思います。

外はすっかり暗くなり、路上ライブなんかもやっていて賑わっていました。さて宿に帰って今日はもう休もう。なんだかんだでかなり疲れているしね。

 

と寝静まったところで、深夜の2時頃なにやら物音が。注意を凝らしてその方を伺うと、風もないのにカーテンが揺れ動いています。

突然、目の前を駆け抜ける何者かが!そしてベッドの下には、、

これは・・・

ヒマワリの種!

ヒマワリの種が!ぬあぁ~

窓枠

窓枠は案の定でした。

さて、明日の朝はどうしてくれようかね!!


 

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この時滞在していた宿はコチラ⇒ナンニン ゴールド レッド フォレスト ホテル

 

南寧にも国際空港があります。スカイスキャナーで検索して飛んでいけます!

女流作家が苦手な僕でも宮部みゆきさんはいつも読み応えあります。


長い長い殺人 [ 宮部みゆき ]

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