この3ヶ月の出来事に思いを馳せていたらバンコクから成田までの6時間程のフライト時間はあっという間に過ぎてしまった。
うわ~日本だぁ。
やはり母国。いいねぇ!
当たり前だが日本語が飛び交っていて、記号じゃなく理解できる言葉が次々に耳に入ってきて勝手に理解してしまう脳がおもしろかった。
成田には19時頃着いたが、成田のプレミアムラウンジで一杯ビールを貰って無事日本に帰って来たことを祝福した。
次の国はどこから入ろうかねとか、いつまで日本にいようかねとか話しながらゆっくりしていたら、ラウンジが終わる時間になっていて、やばい!と急いで帰路についた。
夜遅くても気にならない日本、楽。
途中のコンビニでおにぎりを買って食べた。
昆布とおかかと、明太子とわかめ。コンビニのスタッフはものすごくテキパキとしていて何かに追われているみたいだった。会計も手際が良すぎて、スピード感ハンパない。
自分の仕事を真っ当している様に感動したが、その一方で仕事が遅い若いバイトの子に指導しているおばさんは鬼気迫るぐらいでちょっと怖かった。
いらっしゃいませ~!ありがとうございました~!とやけに元気なあいさつに圧倒された。そんなに頑張らなくてもと思ったが、まじめな日本人超偉いとなんだか誇らしくもなった。
物を食べながらのマイペースな接客に慣れてしまった私たちには、感嘆する他なかった。
おもてなしの国、日本!
離れていたのは、たったの3ヶ月、されど3ヶ月。
東南アジアからの帰国、物価はやはりもの凄く高く感じる。
こんな小さなおにぎり一個で120円もするのかぁ。電車賃めちゃくちゃ高いし!
オーストラリアのホバートやニュージーランドは同じくらいだけど。
日本の電車の座席、ふわふわで柔らかい。切符販売機使いやすい。
疲れて爆睡してしまっているサラリーマン。鞄が転がりそうですよ。
考えられない光景。
横断歩道で車が停まって道を譲ってくれる。
逆に恐縮です!
変な事件のニュースも多いけど、やっぱり日本は平和だと思った。
日本での滞在先は私の実家。
夜中に実家に着き、眠そうな顔をしながら父と母が迎えてくれた。
帰ってきた。
改めて感じて、ほっとした。
お世話になりま~す!
野菜が食べたいというと、トマトを切って出してくれた。
真っ赤な大きなトマト。こんな真っ赤なの海外にはそうないよ。うまい!
私たちは日本クオリティーに興奮したからか分からないけれど、眠ることができなかった。
海外では神経質すぎるかもしれないが、もしもの時を考えて寝るときでもパスポートは肌から離さない習慣をつけていた。
パスポートを部屋の机の上に置いたまま布団にはいったら、なんだかそわそわした。
眠れないから、ムラケンと今後の予定を空が明るくなるまで話し合った。
航空券が安い国から入るのがよいだろうといろいろな国をスカイスキャナーで検索してみると、台湾が安いみたいだ。
3ヶ月前の出発第一カ国目に台湾も考慮にいれていたが、いろいろな理由でやめていた。
よし、第2ラウンドは台湾から入りますか!!
台湾は食事も美味しいみたいだし、親日国だし、治安も日本と比べても良いらしい。
一番安い料金の日程を選択して出発を11日後に設定した。
それまでの期間、両親に甘えてたんまり日本で休養した。
旅に慣れてきたとはいえやっぱり疲れていたのか、張っていた気が緩んだのか、眠くてしょうがなかった。
この時は5月の末。
気候はまだ少し肌寒かったがとても気持ちが良かった。
実家の周りの道はゴミなんか落ちていなくてとても綺麗で歩きやすい。
クラクションの代わりに、子供たちがワイワイ言う声が聞こえる。
かなり沢山食べていたつもりだったが体重を久しぶりに測ったら少し落ちていた。母が沢山の料理を作ってくれたお陰で再出発までに私もムラケンも2キロくらい増えた(笑)
筑前煮、すき焼き、卵ご飯、鮭、納豆、カレイの煮付け、梅干し、炊き込みご飯、クルミこなご、蕎麦、煮込みハンバーグ、冷やし中華、生の野菜サラダ、寿司・・・
日本てなんて美味しいものが沢山あるんだろう!
遊びに行くための休養。なんだか変な感じだ。
再出発にむけて情報収集したり、必要な物を買い足したり、舞踏の稽古に行ったり、会いたかった子にも会う時間を作れないくらい実際やることが多かったが、一時帰国して良かったと思った。
ケーキを買ってみた。なんてお洒落なケーキ!
パンだって、ケーキだって、気軽に買えてこんなに美味しくて工夫されているものはこの3ヶ月で行った国ではそうそうなかった。
父の休みの日に、みんなで植物園に行った。
めちゃくちゃクオリティ高くてびっくりした。
東南アジアの植物も多数あったけど、本場でみた植物よりも元気に育っていて笑えた。
ここで見れるじゃん、とムラケンと苦笑した。
管理されているとはいえ、シンガポールみたいな感じではなく素朴な暖かさがある植物園だった。
確かに大福っぽい。
このラン、珍しいらしいよ!
この時は無かったけれど、ラフレシアも見れる時があるらしい。
私たちがジャングルにわざわざ入って見たものが、こんな所で咲いていたとは!!
凄い!
兎に角日本クオリテイに感嘆する一時帰国になった。
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この時滞在していた宿はコチラ⇒万琵の実家(HPはありません)
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