バンドゥンへ来た目的は、強いて言うならば、休むため。
バリ島から入ってジョグジャカルタと、毎日出歩いていたのでしばし休息です。インドネシア内では冷涼な気候でかつて政治経済文化の中心として発展していたこともあって「ジャワのパリ」と呼ばれていたこともあるそうです。いかにせよ過ごしやすいというのが決め手になりました。郊外へ行けば観光地もありますが、取り敢えずスカイスキャナーで見つけた次の目的地へのフライトまで休みます。
駅構内は、椅子が硬かったけれどゴミもあまり落ちていず、長時間も難なく過ごすことが出来ました。ジョグジャカルタから電車で8時間30分、朝の4時半に着いてから寒い思いをしながら(8月なのに!)ホームで日が昇るまで待ったので、お腹ペコペコです。
バンドゥン駅舎。綺麗です。
我々の宿ケナンガンバンドゥンホテルは駅の北側にありました。先ずは手っ取り早くお腹に入るものを求め南側の商店街へと足を運んでみました。
途中歩道橋があって線路を超えます。線路を境に北側はまずまず綺麗、南側は過剰開発というか人口集中のためか、急にゴミゴミしてきました。
南側に渡って少し歩くとすぐにショッピングモールが見えます。その周辺には店舗と露天商、屋台が広がっています。面白そうなのでちょっと覗いてみると、店のおばちゃんがサッとお煎餅のようなものを差し出してくれました。おっ、試食!
豆せんべいのような作りです。揚げ物なので結構胃に重たいですが、美味しかったので後で一袋買いました。これでNHK観ながらパリパリいけるぜ(自堕落)。
万琵真顔ですけど。
商店街の続きです。地下に潜っていくエスカレーターがあったので覗いてみると、下は市場になっているようでした。ここも面白そう。
上から覗くと、野菜が並んでいたり、惣菜が並んでいたり。美味しそう!
こんなに並んで。よし、ここで食べよう。しかし注文の仕方がわかりません。置いてあるものが何かも解りません。
火の通っている野菜を中心に指さし注文してみました。地下食堂なだけあって、机の上や食材をゴキブリが這っていたりしましたが、味はとても良かったです。食べてる時に言うと可哀想なので万琵には内緒。
少しずつ何種類か注文したのですが、会計は量基準ではなく頼んだ料理の数で勘定したようでした。しまったもっと多めに貰っとけばよかった。正直、食べ足りない。ちなみに二人分で48,000ルピア。
というわけで市場の建物の向いにあったケンタに入りました。ここではご飯の上にチキンが乗ったミニどんぶりみたいなものがメニューにありました。
ここでひとつ新たな発見。ヒジャブの使い方!チキン食べながら電話するのは難しいですよね。後ろの方、器用にヒジャブで携帯を固定して食べながら話してます。ま、今はイヤホン使ってハンズフリー電話してる人も普通にいますけど。
そのあとコンビニでおにぎりを発見したので懐かしさもあってひとつ買ってみました。
ツナマヨ美味い!海苔とごはんってこんなに合うのか!日本の味だ~。
移動で疲れていたのであとはゆっくり部屋で過ごしました。
翌朝。
ここのホテルには朝食がついているので早速いただきます。
幾つか種類を選べます。今回はナシゴレンとヌードルスープ。味はまあ普通ですが朝に温かい食事をいただけるのはいいですね。目の前のテレビではナショナルジオグラフィックチャンネルの動物特集が流れていました。動物大好きなので見入っていたら、従業員がリモコンでサッカーに変えてしまいました。ちっ。
朝食にはコーヒーが付いてきます。ここのコーヒーもバリ式同様、粉を煮だして作るので底の方には粉がたっぷり沈殿しています。最後にグイッと飲むと口の中ドロドロになるので気をつけて。コーヒーの粉って不味い。ぺっぺっ。
これは別の日の朝食。ヌードルスープの代わりにミーゴレン(焼きそば)を頼んでみました。やはり、麺はインスタント麺です。インドネシアで麺といえば必ずインスタントの乾麺です。屋台では堂々と袋麺をバリっと開けて調理するし、そこそこ気を使ってそうな店でもインスタントを使っているのを鑑みるに、きっと悪気がないんでしょうね。バリ島で食べた手打ちバクソが奇跡的でした。
駅から宿までの間には小さな店がいくつかあり、その合間にタバコ吸いながら駄弁っている人がいたり鶏が放し飼いされていたりとなんとなく近寄りがたい場所があるのですが、そこの食堂でテイクアウトしてみました。
店のおっちゃんには英語が通じなかったのですが、後から来たお客さんが通訳してくれました。どこから来たの?と訊かれたので日本だよと答えると「ツバサ!キャプテン翼!」へぇ~キャプテン翼知ってるんだ!ていうか彼の日本の印象はキャプツバなのか。
カレーを器用に紙に包んで渡されます。汁がこぼれないように気をつけて・・・美味い!二人分で48,000ルピアでした。
今度はスーパーに行ってみます。今度は駅の北側。なんとなく高級住宅街な雰囲気を湛えたところにショッピングモールがありました。そこにあったハイパーマート。
綺麗に並んでいます。南側の商店街とは明らかに異なる雰囲気。
ドリアン発見。
久々にドリアンを食べたくなった万琵が店員に「美味しくて小さめの!」と言って買っていました。すぐ横におあつらえ向きのテーブルがあったので座っていただきました。味は、シンガポールの中華街で食べた切りたてのものよりちょっと臭みがあったかな、爽やかなフルーティーさも若干飛んでしまっているような。。それでも美味しいんですけどね。
モールの外には揚げ物屋台が。
揚げ物ってだけで美味い。全部で5,000。安い!
食べ物の話でもうお腹いっぱい!
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この時滞在していた宿はコチラ⇒ケナンガンバンドゥンホテル
インドネシア国内線もスカイスキャナーで検索できます。バンドゥンにも国際空港があります。