お祭りを見た後もボートツアーは続く。あまり行程を聞いてなかったので、これからどこに行くかイマイチ分かっていない私だったが、まぁどこか楽しい所に連れて行っておくれよ。
板倉ガイドが次に連れて行ってくれたのは水上トマト畑だった。そういえば今ふと思い出したが、私たち夫婦が板倉ガイドと呼んでいるガイドを、友達は弟?にめっちゃ似ていると言っていたような気がする。
それにしても不思議だ。水上トマト畑。よくトマトを甘くするには水を少なくするのがコツだと聞いたことがある。最低限の水で育てたトマトはフルーツのように甘くなる。日本の技術だったと思う。そういえば日本のように真っ赤で甘いトマトってあまり海外では見かけない。
ここのトマトは好きなほど水分を吸収できるからそんなに甘くないのかもしれない。
ここのトマトオーガニックなのかな!?と友達夫婦と盛り上がっている最中、なにかプシャー!と思いっきりトマトに噴射している所をみてしまった。
あああ…オーガニックではないようだ。
地元民は小舟で物資を運ぶ。すれ違いざまに挨拶。
次に連れて行ってくれたのは水上の家が立ち並ぶ村だ。あの水につかっているところ腐らないのかな。
今にも壊れそうな気がするが多分頑丈にできている。
ここの地元民は勿論船で行き来をする。
私たちとは全く違った生活。どんな生活をしているのか見当が付かない。いや、基本的には変わらないんだろうけど、毎日考えていることは多少なりとも違う気がする。
ここでは大きな建物を建設中。この細かい枠組みが凄い。身軽だ。
そして次に連れていってくれたのは手織り工場だった。手織り工場から見た景色がとても良い感じ。
ここではロンジーとかスカーフとかを手織りで織っている場所がいくつもあるらしい。
これは興味深い。
工場といっても大き目の家に何台も機織り機が並んでいて、職人がそれぞれのパートで黙々と機を織っているという規模が小さいアットホームなところだ。
ボートから降りると説明してくれるお姉さんがやってきて、細かく教えてくれた。
この写真の植物から出る繊維を重ねていくことによって糸にするというから驚きだ。
見えるだろうか?このほっそい糸状のものが。
そして最終的にはこのような硬い蔓のようなものに変身する。
そして編んでいくと、このような感じになる。手触りは少しごわごわしているが、繊細な輝きがましてナチュラルな美しさがでる。そして頑丈だ。
インレー湖の特産品だ。
こっちでは白雪姫に出てきそうなおばあちゃんがカラコロと車輪を回して紡いでいくのだ。
なんとも!!
こっちの繊維はシルクだ。
シルクは勿論高価なものになるが、とても美しい。
カラコロと紡いだシルクを今度はおばあちゃんがこの写真のようにピンと張っていく。
見よ、おばあちゃんの表情!!かっかっ恰好良い!!!
丁寧に工程をなすことによって大変身を遂げる。
ほれぼれしますわ。
人間も丁寧に磨いていけばこのように大変身を遂げることができるんだろうな。
リズミカルにテキパキと織っていくさまは、まるでダンスをしているかのようだ。
このおじいちゃんは一番難しい折り方を担当しているそう。この細かい模様を作り上げているというだけでそれが分かってもらえると思う。うっ美しい。
勿論値段も大きく変わる。
おじいちゃん腕の筋肉すごいんですけど。風格が漂っている。
このように足で竹を踏みかえながら、糸を替えていくのだ。職人!
これはおじいちゃんのおやつ。お煎餅なるもの。ちょっと日が経ちすぎている気がするが。
そして最後に連れていってくれたのは、手織りで出来た商品を扱うショップ。
こんだけ職人技を見させてもらったら買うしかないでしょ!!
どれがよいかなぁと見ているとスタッフさんがこれが似合うと思うと持ってきてくれたのが、
これ。
つけてもらうとなかなかこれが可愛い!!
自分で選んだものよりも数倍自分に合っている気がした。やっぱり色んな人に勧めている人はお客さんの似合うものがすぐに分かるんどろうなと思う。
ちょっとだけ負けてくれて20ドル。
観光客相手にしているショップだろうから、高く設定しているのはわかるがあれだけ手織りの繊細さをみると20ドルで良いの?と思ってしまう。
友達はスカーフを購入!!
共通の思い出が出来て嬉しかった。
ここには猫が沢山いた。
最後にお見送り。
友達夫婦は大の猫好きでもの凄く興奮して写真を撮りまくっていた(笑)
私は猫よりもそんな大はしゃぎの夫婦をみているほうが面白かった。
面白い人々は沢山いるが、ここにも居た、面白い人々!!
ムラケンも猫が好きだけど、ムラケンの猫好きはこの夫婦に比べたらまだまだだな(笑)
さて、お次はどこかな!?
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