現在地のモロッコ、Wi-Fiの電波弱すぎ!ネットに接続できません。。
バガンの旅も終え、再び夜行バスで移動になります。我々の次の目的地はパアンです。
パアン。小さな町です。ヤンゴンから約300キロ東にあります。
バガンからパアンへの直通のバスは無かったので、ヤンゴンのアウンミンガラーバスセンターで別のバスに乗り換えとなります。またあのだだっ広いバスターミナルに行くのか・・・。
ポッパ山のツアーの時に買っておいたバスには宿からのピックアップが付いていたので、その時刻までチェックアウト済の宿でWi-Fiと電源を自由に(勝手に)使いまくり、時間を潰させてもらって出発します。
ピックアップはお馴染み、トラックの荷台部分を改造した車です。
今回のバスは再びのマンダラーミン。ビップです。
枕の柄がキモカワイイ座席でした。
相変わらずの快適な車内と、それを台無しにして余りある悪路。そして夜が明けます。
約8時間揺られて、アウンミンガラーバスセンターに到着!
※ガイドブックにある注意書き
バスを降りた所で声を掛けてくる輩には付いていかないこと!乗り継ぎのバスまで案内をして法外な料金でバスのチケットを買わせてきます。
・・・ということは知っていました。知っていたんですが、この広大なアウンミンガラーバスセンターの中でパアン行を誰にも聞かずに辿り着くことなんて不可能だっ!疲れてたしね。
降りて早々に声を掛けてきた連中に付いていきました。
我々の荷物を無理矢理チャリに載せて頑張るこいつら。
そしてパアンに行くバスのチケットを買います。彼らの言い値は10,000チャット。あれ、これ、法外な値段なの?今まで使ってたビップバスの方がよっぽど高くない?
用意されたバスはこちら。あ、ワゴン車だ。しかもギュウギュウ~
最後列のシートの人なんか荷物と同様の扱いで座ってるんだかしゃがんでるんだか分かりませんでした。
エアコンはゼロか100か、調節が利かないため切ってあります。暑い。そして定番の悪路。
2時間半ほど走ったところの何もない路上で車が停まりました。ん?なんで?
パンクしたようです。そして我々の荷物の下から予備のタイヤを引っ張り出して交換作業に入ります。が、ジャッキがない!どうすんだよ。タイヤ交換の知識がない僕でもジャッキがないとどうしようもないことくらい知ってるぞ!
この時タイヤ交換に必要だったのは、諦めない気持ちと無理やりにでもやったろうという強引さでした。
水牛も事の成り行きを遠くから見守ります。草ウマイ。
停車時間30分を経て、ようやく車が動き出しました。
そこからしばらく走って今度はお昼休憩のようです。もういいよーさっき十分休憩したから早く行こうよー。
昼食タイム。我々以外のみんなは和気あいあいとミャンマーカレーを囲んでいます。
そして再び動き出し、いっぱい喋って元気の良かった前の席の女の子たちが急に静かになったと思ったら、やっぱり吐いてました。一人はリアルに、もう一人はもらい型、残りはそれを見てテンションがた落ち。さっき楽しそうに昼飯食べてたのに、それ全部足元にあるよ。
そして、スタートから約7時間かけてパアンのバスターミナルに到着しました。バガンから合計15時間。
ちなみにガイドブックで調べてみたら移動時間は約6時間、5,000チャットとのことでした(帰りはたしかにそのくらいの額でした)。このクオリティで、しっかりボられてた!気づいてなかった(笑)
やっぱりアウンミンガラーバスセンターでは、「どこ行くの?チケット用意するからついておいで」という輩にはついていってはいけません!難しいと思うけど。タクシーで来た人は、ドライバーに探してもらって自分のバス会社の目の前で降ろしてもらうこと、そうでない人は、スタッフらしき人に自分から訊くこと、といった対策でしょうかね。
車をおろされた場所(時計塔付近。おそらくそこが乗り降りによく利用される場所)から今回の宿ソーブラザーズ2ゲストハウスまではタクシーを使うくらいの距離にあります。ソー1の方がすぐ近くにあったので、受付に行ってみて、
「2の方を予約しているんだけど、そこまで行く方法を教えて~」と告げるとそこのおじいちゃんがなんとバイクを2台手配してくれ、デカい荷物を股に挟んだドライバーが「2」まで送ってくれたのでした。これは嬉しい!
「ソーブラザーズ」というとどうしてもマラソンの宗兄弟を思い出してしまいます。
ソーブラザーズ2ゲストハウスの周りはこんな感じです。いい感じの片田舎。
ソーブラザーズでは、独自に催行している格安ツアーがあります。
6人乗りのトゥクトゥク1台3万チャットで洞窟内をボートで探検、石灰岩の奇岩があるチャウッカラッ寺院、温泉などを一日で巡ってくれるツアーで、非常に盛りだくさんです(それぞれの入場料は自己負担)。
取り敢えず部屋に入ります。
お疲れの万琵。
宿は清潔に保たれています。土地柄か停電が多いですが、この宿には日本製の巨大な自家発電機があるので電力復旧は早いです。ちなみにネットの電波は殆ど利かないので調べものなどには苦労します。
到着してから一息つき、ご飯を食べることにしました。
宿から徒歩7分くらいの場所にあった3Dカフェという店にきました。
旅行者のあまり多くないパアンですが、このカフェはほぼ完全に地元民向けの店といった感じ。でも英語の通じるスタッフが一人います。地元の人で賑わっているのでこの店は正解でした。美味くて安い!
パアンにはソーのツアーの他にも、川や湖もあり、台形型の聖山「ヅウェカビン山」もあります。一見寒村のようですが、実は見どころが結構ある、そしてその見た目通りのゆるりとした時の流れを感じて休養できる場所でもあるのです。
この時滞在していた宿はコチラ⇒ソーブラザーズ2ゲストハウス
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