続いて我々は、登山に向けての最終確認さながらに所持品の不足を補充することにしました。
キナバル公園付近でも数泊するので、現地に行ってすぐ登るワケではありません。が、そこでは物の調達が難しそう(或いは高そう)だったので、こちらで揃えるのが良いと判断しました。ニュージーランドのマウントクックで痛い目見てるしね。
キナバル登山は一泊二日で臨むので、そのことを考慮した荷物が必要になります。我々が用意した荷物を以下にまとめてみました。ちなみに赤太字は中腹の宿ラバンラタに着くまでの間で使用頻度が高いものです。
防寒具 | ニット帽、ダウンジャケット、軍手、ウインドブレーカー、股引 |
雨具 | レインジャケット(orポンチョ)、レインパンツ |
日よけ | サングラス、帽子、日焼け止め |
着替え | Tシャツ(半袖)、Tシャツ(長袖)、タートルネックシャツ、パンツ、靴下×2 |
タオル類 | 汗拭きタオル×2、速乾性タオル、濡らして冷やせるタオル、さっぱりシート |
薬類 | 虫除け(ベープ、スプレー)、頭痛薬、リップクリーム、湿布、アルコールスプレー |
デジモノ | カメラ、ヘッドライト、それぞれの予備電池 |
食品 | 水1,5L×2、行動食 |
貴重品 | 財布、パスポート、スマホ |
その他 | トイレットペーパー、ウェットティッシュ、ビニール袋、寝袋 |
旅の必携道具として殆どのアイテムを既に持っていたので、新たに必要だったのはレインスーツと軍手でした。レインポンチョは持っていましたが、土砂降りになると困るので一応レインパンツも必要かなと。軍手は防寒具であるとともに、岩がちになる頂上付近で手を保護する役目も果たします。
宿からほど近いセンターポイント・サバというショッピングモールでレインスーツ(上下一揃い。パンツだけというのはなかった)17RMを買い、ウェットマーケットの向いにあるKKプラザというモールの中にあるスーパーで軍手(1,9RM)を買いました。センターポイントでも手袋を売ってはいましたが、手袋一組で軍手が三組買えるくらい高めだったのでこちらにしました。
これは、KKプラザ内のスーパーです。
レインスーツを身に纏う万琵。これはもう、コタキナレンジャーイエローですね。遭難しても見つけられやすい色だからいいけど。。
「Old Town White Coffee」コタキナバル店でちょっと一息。これは、アイスチェンドルだったかな?ノースボルネオキャビンのほぼ斜向かいにあります。
晩御飯には「新記肉骨茶」にてバクテー(肉骨茶)とココナツプリン。ココナツプリンが壮大すぎてこれだけで腹いっぱいになります。バクテーもうまし!
翌日、キナバル公園に発つ日を前にして、広いけどむさ苦しいノースボルネオキャビンに別れを告げ、新しい宿へ移ることになりました。その前に洗濯が間に合わないのでチェックアウト前の時間に外に出てコインランドリーか洗濯屋を探します。
コタキナバルは朝から暑い!ネットで調べた徒歩10分圏のコインランドリーを求めてうろうろしているうちに朝から汗だく、着ている服も一緒に洗ってしまいたいと思いつつも結局そのコインランドリーは見つからず仕舞いでした。
仕方なくその道すがらに発見した洗濯屋に依頼することにしました。洗濯屋は依頼すれば受け取るだけなので簡単できっちり畳んでくれることがメリットですが、コインランドリーと比べると時間が掛かる(半日或いは午後に出せば翌日になる)のが難点です。
我々は翌日にキナバル公園に発つ予定だったのでコインランドリー一択だったんですが、洗濯屋しかなかったということで仕方ありません。なんとか当日中に仕上げてもらう約束をして、夜19時以降に回収に戻ることになりました。25,5RMでした。
ひとまず安心・・・と後ろを振り返ると綺麗なコインランドリーがあるじゃないですか!もう依頼しちまったよ!目の前を2、3度通り過ぎたのに気づかない我々・・・「探すのを止めた時、見つかることもよくある話で♪」の体現でした。
そして新たにチェックインした宿が「ハローホステル(Halo Hostel)」という宿でした。
狭いっ!散らかっててすいません。言い訳のためにいつも部屋に入る流れを説明すると、まず部屋に入るとエアコンをマックスにします。スーツケースを放置し、棚(あれば)にリュックといくつかの手荷物を置いて身に着けている物を外します。その後に用事がなければ靴を脱いで着替えます。つまりは散らかします。
外があまりに暑いので、ゆっくり部屋の写真を撮る前にそうしてしまうんです。
写真を撮る時はその荷物を避けて撮るワケですが、今回は避けられるスペースがありませんでした。というほど狭かった、と解釈していただけると助かります。
写っていませんが左手前には専用バスルーム、右手前にはロッカーがあります。ベッドはなぜかダブルがひとつとシングルの二段がひとつ。4人で泊まれます。ありえん。部屋は極狭シングル並ですよ。しかしながら清潔感はありました。マットレスがビニールに包まれたままで上からシーツを被せてあったので、多少ガサガサとうるさいですが先客の変な液体(主に汗です)が染みている心配もなくシーツも綺麗な白色でした。
なによりキナバル公園行きのバス乗り場から近いというのが魅力です。
鷺が飛んできました。今日も海は穏やかです。
洗濯物を回収し部屋で開けるてみると、万琵が使っていたトラベルシーツ(寝袋)の赤が、全体に移っている!白いシャツはピンクに、僕のトラベルシーツ(青緑)は何とも言えない不気味な色に。急がせたのも原因か・・・
いよいよ明日はキナバル公園へと旅立ちます!
いつもご愛読ありがとうございます!お陰様で段々といろんな方の目にも触れるようになってきました。ランキングが上がるとより多くの目に触れるようになりますので応援よろしくお願いします!
この時滞在していた宿はコチラ⇒Halo Hostel
コタキナバル行きは先ずスカイスキャナーの検索をお試しあれ。
登山に必須!このアウトドアのレインポンチョはリュックを背負ったまま被れます。フードをすぼめることも出来ます。ハンズネットで買えますよ~。ハンズネットは画像をクリック↓