絶景舞踏

旅記事11 ミルフォードサウンド


第2か国目、ニュージーランドのクイーンズタウン、二日目はミルフォードサウンドへのツアーです。

宿泊先はSir Cedrics Southern Laughter Backpackersというバックパッカーホテル。我々がとった部屋はドミトリーで、一部屋に4ベッドありました。

部屋には先客がいて、マットと、なんとかという大学生っぽいコンビでした。彼ら、いいやつらだったけど、なぜか二人でいつも各ベッドの上にいました。一体クイーンズタウンに何しに来ているのか。そして、大学生っぽいベッドサイドの汚さ。まぁいいけど。

町の散策から帰るとマットとなんとかがケンタのパーティーバーレルを貪っていました。なかなかな香りだし、ずっとベッドにいるのかよ、とこっちが苦笑いしていると「・・・いる?」「いらねぇよ!(笑)」

翌早朝には、ミルフォードサウンドへのツアーバスに乗るために、まだ日が昇る前から外に出てピックアップタクシーを待ちます・・・空気が澄んで綺麗だ・・・う、ちょっと寒い。。

因みに、サウンドというのは雨風で徐々に浸食された地形のことをいうので、氷河に浸食されたここはミルフォード・フィヨルドというのが正確な言い方らしいのですが、どっかの誰かがサウンドと言い始めて久しく、定着してしまったのでそう呼んでいる、とのことでした。

我々はReal Journeysという会社のツアーを頼みました。早朝に宿まで迎えに来てくれて、ドライバーがマイクで観光ガイドをしてくれつつ景色を楽しみます。寄り道や休憩を挟んでミルフォードサウンドに行き、フェリーで渓谷を満喫した後再びクイーンズタウンに戻ってくる頃には20時過ぎ(この時間でもギリギリ日が沈まないNZ)。一日満喫コースで、2人でNZ$380。ちょっと高いなぁと思いましたが、その価値はあったと思います。

バスのドアが開いて早々に乗り込み、一番前の席をゲット!通路を挟んで隣にはチョコバーを持ったデブのおっさん。2人分の席をゲットしてやがる・・・やるな。

途中、バスは我々が寄ろうとしていた観光地テアナウに寄りました。余談ですが、このちょっと前までテアナウに行こうか他に行こうか迷ってまして、結局テアナウに行くのを止めていました。既にとっていた宿のキャンセル料がNZ$79.2。痛い!

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テアナウの湖レイク・テ・アナウ。

テアナウのマス万琵

テアナウのマスムラケン

テアナウのマスの顔ハメ看板に遭遇したので。

道すがら、やたら小動物(猫くらいのサイズ)の轢死体がかなり落ちているポッサム。オーストラリアでは保護動物になっているらしいのですが、ここニュージーランドではいまや羊より多いとのことで、保護はおろかちょっとした害獣扱いポッサム。因みに夜行性のため、夜走行するバスやトラックに気づかれることなく当たられるポッサム。

僕は相変わらず移動中に爆睡。ドライバーに馬鹿にされていたと万琵が教えてくれました。

再び停車すると、Eglinton riverという川沿いのスペース。ホントにスペースという程の空間しかなく、なんでここで停まるのか。状況を理解していない我々は待ち時間に昆虫のいまわの際を観察してました。広い自然の中で自然死を迎える昆虫に出くわすとは。

Eglinton river

ヒグマでも現れそうな景観。

どうやらミルフォードサウンドの天候が怪しく、行っても観られないかも・・・待ちました。停車中のバスがどんどん移動するので、乗り換えなのか?ドライバー交代なのか?中止なのか?不安になる心を、チョコバーのおっさんがまだいることを目印にして安心するのでした(笑)

天候がやや回復し(たらしく皆とチョコバーのおっさんが拍手してた)、再出発!

チョコバーのおっさんが写る

途中から氷河が見えはじめます。僕の眠気もどっかいきます。チョコバーのおっさんがまたチョコバーに手を出します。ルームミラーに・・・おわかりいただけるだろうか

トンネルを超えるとそこは氷河の国!片側交互通行のトンネルで信号待ちをしている間、万琵はまた撮影ポイントだと思っていたようです。

そしていよいよ到着!フェリーに乗った先は、防水のカメラが役立ちます。

風がすごい!雨も降る!しぶきも上がる!チョコバーのおっさんは揺れない。

色の違う水

イルカもいたらしい(万琵が目撃してました)、途中水面の色が変わるのは淡水と海水の境目でしょうか。

いい目印のチョコバー

糖分がありあまり、子供のようにはしゃぐチョコバー。

絶景ミルフォードサウンド

いたるところから氷河の溶け水が滝となって流れ落ちています。

 

滝の近くまで行くと・・・

滝の近くまで寄る

帰りのバスは、もちろん爆睡でした(笑)


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