絶景舞踏

旅記事235 モルディブを終えて


現在地のセネガルでムラケンは食中毒により休んでおります。

 

日程:2016年10月22日~2016年10月26日(滞在日数5日間)

マレーシア・クアラルンプールからの移動時間:エアアジアで4時間15分。クアラルンプールとマーレには3時間の時差がある。

訪問した都市(宿泊施設):フルマーレ(UI INN) ,ウクラス島(Gaia Sunrise

万琵が踊った場所:ウクラスの海岸、廃船とサンゴの傍

28ウクラス舞踏5


<モルディブの感想>

東南アジアの喧騒と大量の排気ガスにより、私の身体はこの時悲鳴をあげていた。道に落ちているゴミが暑さで腐り腐敗した匂いが道に漂っている。シャワーを浴びて清めたはずの身体は外に出ると一瞬にして埃まみれになる。この環境がどれだけ人間の見えない部分に影響を与えているのか私には知ることが出来ないが、このこびりついたものを取り除きたかった。そんな思いで次の国を探している時、モルディブが思いついた。モルディブの海の写真を見た時に一気に吸い寄せられた。なんとも美しい海が広がっている。写真を見ただけで、気持ちがスッとして軽くなった。ここに行くしかない。身体も魂も青い青い海を欲していたのだと思う。

モルディブの海は文句なしに綺麗だった。よく写真というものは加工してあったりして、写真が良すぎて現地に赴いたらがっかり、といったこともあるがモルディブの海に嘘はなかった。

フルマーレからウクラス島の移動の日に大雨にあって定期船がキャンセルされるという事態になったが、ありがたい出会いによってスピードボードに結果的にタダで乗れて、無事に辿り着くことができた。

ウクラス島に向かう海は荒れに荒れていたが、不思議なことにウクラス島は極めて穏やかだった。

クラクションではない。海のさざ波やサンゴがこすれあうカラカラという音が細胞を振動させる。

排気ガスやゴミの匂いではない。心地よい海風の香りがする。

埃の代わりに塩水を含んだ風が身体にこびりつく。

この海にも関わらずイスラム圏のモルディブでは女性は肌を隠し、ヒジャブを被っている。

なんとも魅惑的だ。

小さい小さいウクラス島は島を1時間程で一周できてしまう。隠れた孤島のような感じがしてワクワクした。

なにもかもが柔らかかった。

ゆっくりと時間が流れていた。

ウクラス島は3泊しかできなかったけれど、間違いなく私たちを回復してくれた。

静かな時間を過ごすにはうってつけの島だったと思う。

一目で私の目を洗ってくれたモルディブの海に心から感謝している。

柔らかい配色の海

 

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