絶景舞踏

旅記事26 オークランドその3


卵かけご飯が食べたい。

クライストチャーチにいる時、どうしても食べたくて、持参したトラベルマルチクッカーで、米を炊いた。

このクッカーは、多分、ある程度温度が上がるとスイッチが自動的にオフになり、冷めてくるとオンになるというのを繰り返す仕組みになっている。

だからどれくらい米を炊く時間をかければ良いのか分からないのだが、大体日本で使っていた炊飯器と同じような時間でやってみた。

米を研ぎ、30分くらい水に潤かして、1時間ほど炊いて、30分蒸らしてみた。

待ち時間、計2時間。

すでに作り始めた時から、お腹が空いていて、2時間待った後は限界を超えていた。

ぱかっと蓋を開けてみた。

ホカホカ!!

真っ白いご飯が出迎えてくれた。

いい匂い!! 美味しそう!!!

期待一杯で、パクッといってみた。

 

おおっっと

・・・・・・悲しくも、お米はところどころに芯が残っていた。

失敗だった。

電子レンジでチンしてみるも、全然ダメ。

勿体ないから、無理やり卵をかけて食べた。でも、久しぶりの卵かけご飯は、やっぱり美味しかった。

 

トラベルマルチクッカーで炊いた米

 

美的センスのない写真ですみません。

 

(2016年6月15日追記)※海外の生卵はサルモネラ菌に汚染されている可能性があるので、みなさんは海外での卵の生食は止めておきましょう。私も、これで最後にします。教えていただいた方に感謝いたします。

 

こんな記憶があったから、オークランドではリゾット風に挑戦してみた。

ニュージーランドは日本食がかなり広まっている。箸も頑張って使ってくれている人が多い。

だけど、やっぱり高めだし、あってもアボカドとかが巻いてある海苔巻きが多い。

 

今回は、トマトとツナ缶と野菜と米を入れて、コンソメで煮るだけ。時間も30分くらい。

 

トラベルマルチクッカーで作ったリゾット

 

見た目悪いけれど、味は結構良かった。

味が濃い目、こってり系が多い海外では、塩分過多、野菜不足にもなるので、マルチクッカーには、かなりお世話になっている。

野菜を沢山入れて、優しい味のスープも作れるし、なにより自分で作ったという安心感があって良い。

 

 

 

朝からしとしとと雨が降っていた。

こんな日は、美術館にいくのが良い。

 

オークランド美術館は無料だし、宿からそれほど遠くもない。

実は別日に行こうとしたのだが、探すも探すも、辿りつけなくて諦めていた。

地図上では宿から15分もかからない場所にある。

リベンジだ!

今回は見つけられるっしょ!っと出発した。

がっ・・・

歩けど、歩けど、全然つかない!!

今日もつかない!!

ない!!!

 

結構歩いた。

幸いにして、雨は止んで日が差してきていた。

疲れた・・・

通りがかりに見つけた、オークランド大学の近くのアルバート公園で休んだ。

 

アルバート公園からのタワー

 

アルバート公園の巨木

 

広々とした、とても綺麗な公園だ。

人々は芝生で気持ちよさそうに寝ていたり、本を読んでいたり、思い思いにリラックスしていた。

下校時間であろう時間になると、授業を終えた学生さんたちが沢山現れた。

そんな地元の人々を見ているのも、何気に楽しかったたりもしたが、

なんで美術館、見つからないのかねー

と、ムラケンとがっくり肩を落とし、またもや諦めて帰ることにした。

地図を見るのもめんどくさく、なんとなく、学生さんたちの後ろを歩いた。

っと、

これ、美術館じゃない!?

ムラケンが声をあげた。

やっと私たちは辿りつくことが出来た。

見つけたときは既に閉館時間が近かったのでの、足早に鑑賞。

 

オークランド美術館 展示物 

 

色とりどりのオブジェ。

 

オークランド美術館 クモの巣

 

ふと見上げるとクモの巣の展示物が。おおっ。

 

オークランド美術館は無料!

 

すごいかっこいい。

 

オークランド美術館マオリっぽい

 

マオリのデザインをモチーフにした作品。

 

オークランド美術館アクティビティ

 

こんな風に遊んでみてね、っというパネルがあった。

やってみた。

 

オークランド美術館ドンキーキック

 

ムラケン、ロバになった。ドンキーキック!

 

オークランド美術館カエルジャンプ

 

カエルジャンプ?

 

そんなこんなで閉館時間になってしまった。

 

古い作品や、マオリ族の人々の肖像画(写真NG)、現代アート、作品は幅広く、しかも無料で楽しめる。

辿り着けてよかった。

後日、もう少しじっくり見たくて、また行ったのだが、その時も迷った。

多分この美術館は、存在するときと、しない時があり、気まぐれに現れてくれるのだろう。

 

(オークランド美術館は10時~17時までで、オークランド大学近くのアルバートパークから、坂を下って徒歩3分程の場所にあります。ちゃんといつでも存在している。)

 

 

ビクトリアパークマーケット清掃工場跡

 

帰りにビクトリアパークマーケットにも立ち寄ってみた。

この後ろの長いものは清掃工場の煙突。マーケット自体は敷地の割にテナントが少なく、ちょっと寂しい感じだった。

 

また雲行きが怪しくなってきたので帰ろうかな。


にほんブログ村 旅行ブログ 親子・夫婦世界一周へ
にほんブログ村

 

トラベルマルチクッカー


4 thoughts on “旅記事26 オークランドその3

  1. ヤマザキ

    アメリカでは「生卵を食べる(飲む)のはロッキーと日本人だけだ」と言うジョークがあるくらいだ。日本の鶏卵農家がいかに水準が高いことか・・・とにかく無事に安全に!

    1. zekkeibutoh Post author

      海外にいると日本の水準の高さを実感することが多いです。なんとか上手くやっていきます!ありがとうございます。

    1. zekkeibutoh Post author

      えええ!!そういえば、サルモネラ菌がどうとか、母から聞いた記憶が・・・。
      知らず知らず、怖いことをしてしまった。
      貴重な資料も併せて教えていただいて、ありがとうございます!ブログも訂正いれておきます。