絶景舞踏

旅記事299 キプロスを終えて


日程:2016年12月27日~2017年1月12日(滞在日数17日)

ヨルダンからの移動時間:ギリシャのアテネで乗り継ぎ、乗り継ぎの待ち時間が7時間30分、合計12時間ほど。フライトの所要時間はそんなに長くないが待ち時間がめっちゃ長かった!でもアテネにあったプレミアムラウンジでゆっくり過ごすことができたので問題なし。ヨルダンとキプロスの時差はなし。

訪問した都市(宿泊施設):ラルナカ(Francis Apartments)、パフォス(The pafia 2 Apartment,Elena’s studio)

万琵が踊った場所:アヤナパのケープグレコ、元旦の踊りパフォスの海辺、ペトラ・トゥ・ロミウ

ペトラ・トゥ・ロミウ舞踏5

 

<キプロスの感想>

オセアニアから旅を始めて、アジア、中東とやってきた。キプロスは旅を始めてヨーロッパ最初の国となった。

一番に思ったのは、宿のクオリティがグン!と上がったこと。街の道にはゴミは落ちていない。

これだけで、かなり感動した。

そしてキプロスは治安が良い。

北キプロスにおいては今なおトルコとの領土問題を抱えているみたいだが、昔よりは落ち着いているとのこと。

ヨーロッパはコストがかかるイメージがあるが、キプロスはそんなに高くない。

西ヨーロッパに比べたら一日あたりのコストは半額くらいではないかと思うし、オセアニアのニュージーランド、オーストラリアに比べても物価は高くなく、東京に比べても安いものが多いと思った。尚且つ宿泊費も一泊3000円を切るコストで綺麗で広く、尚且つ設備の整ったアパートメントに泊まることができる。私たちが泊まった宿からは海もすぐだった。

海の近くだから海鮮だって豊富だ。

ドミトリーなどにすればもっと安く抑えることだって可能だ。

勿論安いアジアに比べたら高くはなる。でもその分クオリティが素晴らしい。アジアやキプロスの前のヨルダンでは寒いなか気合で水シャワーを浴びる苦行を何度もしてきたし、恐ろしく汚い宿もあった。興味深い場所や魅力的なところも多かったけど、街はゴミだらけだったりして辟易する場合も多い。

だが、このキプロス、私たちが行ったラルナカとパフォスに関してはゴミなど落ちているはずもなく、とても綺麗だった。道は勿論整備され、バスに関しても分かりやすく旅行者にも簡単。キプロス自体があまり大きな国ではないので、移動も楽だった。

綺麗な海と謳われていても、そんなに綺麗ではない海を何度も見てきた。

でもキプロスの海は文句なくとびきり綺麗だ。

キプロスの中でも海の色は全然違うし、雰囲気も違ったけれど、透き通った海がみせてくれる色のグラデーションは見事なものだった。遺跡越しに見る海も格別だ。

遺跡も沢山あるから歴史好きにも楽しい国だと思う。

人々もいたって穏やかで親切。

勿論アジアや中東の人の屈託なさ,ウザさ?(笑)というものは薄まり、ある一定の距離間が保たれることになる。

そんな距離間もまた心地良かったりする。

ヨルダンからエジプトに入って年明けから東アフリカを南下して南アフリカまでいく旅人が多い中、逆に北上してキプロスを選んだ理由としては、ただ単にアフリカ入りする心の準備が出来ていなかっただけのことだった。強烈な憧れと共にアフリカ大陸というものが未知すぎて恐れの方が大きく、私にはこの時まだ到底踏み込むことができなかった。

そして選んだキプロスは、一年の終わりと始まりを静かに過ごすにはとても良い国だった。

パフォスの海に見守られ、この一年を振り返る時間も、これからの一年を想い耽る時間も十分にとることができた。

一年の終わりと始まりというのは嫌でも色々と考えるものなのだ。

 

そして島というのは、不思議な魅力がある。

日本が島国だから、ただ単に親近感を抱くだけかもしれないが。

 

そして何度もいうが宿のクオリティの上がり具合が非常にテンションを上げた。

新しい家を建てたいと思ったり、もっと良い家に住みたいと思う気持ちが分かる。

リビングとベッドルームが分かれていることの有り難さ。

東京に住んでいた時も狭いところに住んでいたけれど、アア、広いって素晴らしい…。

オーブンがあるって素晴らしい。

洗濯機あるから、毎日ガンガン洗っちゃえるもんね。手だって荒れないし。

ソファでうたた寝もできちゃうし。

そりゃ、やっぱり快適なほうが良いよ。

 

思った以上にダラダラしてしまったキプロスだったが、年末年始に選んで本当に良かった。

ダラダラしすぎると、人間焦って動き始めるもの。

 

ふと立ち止まって熟考したい時はキプロスの海を眺めながら過ごすのがおススメ!!

そんな国であった。

歩道の下には美しい海

 


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