絶景舞踏

旅記事306 のんびりナクソスから殺伐としたアテネへ。おすすめアパート情報


といっても実際には大して殺伐としてはいないのですが。この記事は2017年1月24日頃の出来事です。

 

ナクソス島の素晴らしい宿Taki’s Placeを一泊延ばし、チェックアウトの日は朝早いフェリーだったために泣く泣く朝食を抜いてもらうことにしました。

延泊分を払うとユーロが足りなくなってしまうので島内のATMで引き出しておこうといくつかの機械を見てみるも、どれも殺人的に手数料が高い!350ユーロくらい引き出すのに6,000円くらいの手数料が画面に表示されます。そしてその日は日曜日。日曜だからなのか、島だからなのか、、、そんな手数料誰が払うか!

ということで宿に相談しました。USドルで払ってもいい?

有り難くも快諾を受けて正規レートで換算したドルで支払うことができました。というか端数を切り捨てて計算してくれたので気持ち安くなりました(笑)

そしておじちゃんとそんなやり取りをしていたためか「酒は好きか?」と訊かれ、最後の夜にとラキというギリシャの蒸留酒をごちそうしてくれました。度数は40度くらいでしょうか、昨日ハルキで飲んだキトロンと基本は同じものですね。呼び名が違うだけなのかも。キトロンの方が若干飲みやすかったような気がします。貰っておいてなんだけどね。

 

翌朝。娘さんがまたフェリーポートまで送ってくれるとのことで、宿で待っています。

Taki's Place玄関

Taki’s Placeは可愛らしい建物です。

9時半のフェリーで、9時になっても娘さん来ないんですけど!ハラハラしてたら余裕の表情で現れ、慌てる我々を「だいじょぶよ~」と軽くいなして港に向かいます。

結果的に、全然大丈夫でした。一応9時半よりは早く着いたし、なによりフェリーが遅れてきました。曰く、ナクソス島ではフェリーには駆け込み乗船が出来るっぽいですね。めっちゃ焦るけど。

焦ってはいたけど

港にて。

さよならナクソス

さよならナクソス。人も街も村も、いいところだったなぁ。今日はちょっと天気が良くないですね。

 

ナクソス島からアテネの最寄り港ピレウスまでは、およそ6時間の船旅です。

 

ピレウス

ピレウス港付近です。ほら、殺伐としてるでしょ!車も人も建物も密集しています。やっぱ島がいいね。

ピレウス港から次の宿までは地下鉄で行くことが出来ます。地下鉄ピレウス駅までは船を降りてから歩いて5分。

ピレウス駅

チケット売り場です。

地下鉄チケット 改札 ホーム建物

地下鉄のチケットひとり1,4ユーロです。端の三角形が描いてある方向に、改札の刻印機に入れて、ガチャンと刻印してもらいましょう。

刻印機はホーム入口にポツンポツンと並んでいます。うっかり素通りしてしまいそうなくらい目立たない機械ですが、刻印のないものは容赦なく罰金の対象になるとか。。気をつけましょう。

ピレウス駅ホーム

ホームに電車がやってきました。見てください車体に満遍なく塗られた落書きを。島から流れ着いた我々には恐怖の対象でしかありません。

地下鉄車内

地下鉄車内。顔がこわばっております。

最寄り駅

ピレウスから地下鉄でおよそ30分、宿の最寄り駅「ヴィクトリア」に到着しましとしと雨が降っていました。この辺りは結構繁華街なんですが、少し離れるとこんな感じ。え、全然何ともなさそう?うん、今思えば僕もそう思います(笑)

今回の宿はSchina Apartment(スキーナアパートメント)。自炊可能なアパートメントタイプです。

スキーナアパートメントキッチン

キッチン!左からIHコンロ&オーブン、極太キッチンペーパー、未開封(これ大事)の飲料水1,5リットル、洗剤&スポンジ、流し、コーヒーメーカー。

鍋やお皿もピカピカで(海外ではまず誰かの食べ残しや焦げ付き、ステインがこびり付いてます)、上の棚にはななんと、未開封(大事)のパスタと米が!マジか!なんというサービス!取り敢えず脳への栄養は足りそうなので、死ぬことはなさそうです。

ついでにゴミ袋のストックも豊富にありました。

スキーナアパートメントリビング

リビング。アンティーク風の家具や燭台が並ぶ中、除湿器やコンポ、音質のいいスピーカーも揃っていました。

リビングのコンポ 燭台に火を灯してみた

コンポの横にはアルバムが4枚置いてありました。どれも軽すぎず良い選曲でした。

玄関室 バスルーム ベッドルーム

玄関室にはプリンターがありましたが、インクジェットが固まっていたのか機能せず。

バスルームには洗濯機あります。無料で使い放題!もちろん物干し台も。

寝室。シンプル。

家具付き2DKで一日約2,600円(当時で一泊21ユーロ)。

オーナーのおじさんは、面と向かっては口数多くはありませんでしたが、必要な情報はきちんとくれたし、大きめの傘を貸してくれました。なんだか痒い所に手が届く、そんな心地よいホスピタリティーの宿でした。

ビールで乾杯

取り敢えずビールで乾杯。

グリル大学

近くにあったギロスの店「グリルアカデミー」。グリル大学とか、小平あたりにありそうなパチンコ屋っぽい名前だな。ちなみにここは安くてデカくて美味いです。やっぱコストパフォーマンスの市場調査とか、日頃からアカデミックにやってるんでしょうか。

マスの料理

せっかくオーブンがあったので、夜はギリシャのスーパーでよく見かけたマスらしき干物の佃煮のようなものをオーブンで焼いてみました。

マス

なんでしょうねこの魚・・・しょっぱいっ!身欠きニシンくらいしょっぱいです。これ一匹は腎臓に悪いわ(笑)


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この時滞在していた宿はコチラ⇒スキーナアパートメント

 

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