絶景舞踏

旅記事68 イポー新市街編チキンライスともやしとプリン


クアラルンプールが便利で居心地が良くて、当初3泊の予定だった宿「ボッディロッジ(The Bodhi Lodge)」も、延泊を繰り返し結局6泊もしてしまいました。

 

次の目的地は、クアラルンプールより北に約200キロにある街「イポー(Ipoh)」です。我々はさらに北にある「キャメロンハイランド」への中継地点として採用しましたが、イポーもまた見どころのある都市です。

イポーはKinta川を挟んで西側(駅のある方)を旧市街、東側を新市街に分けられています。19世紀の英国植民地時代には錫鉱業で財を成し当時マレーシア第二の都市となりました。その面影は今も旧市街に沢山残っており、当時の欧州古典様式(コロニアル様式)の建築物が随所にあります。古い建物も見どころのひとつで、とりわけイポー駅舎は「マレーシアのタージ・マハル」と言われる美しい建物です。

イポー駅舎

これがその駅舎。なるほど、タージ・マハル。

イポーへのアクセスはやはり、電車でしょう。バスや飛行機という手段も無きにしも非ずですが(飛行機はないか・・)電車の旅の情緒とその到達点がこの駅舎となれば、電車でしょう。

クアラルンプールからはETSという高速鉄道に乗りました。約2時間30分で到着し、一人25RM。マレー鉄道のホームページからチケットを購入できますが、4RMのネット購入手数料が相変わらずかかります。

イポー駅出口

イポー駅の改札を出ると左手にタクシーチケット売り場があります。チケットタクシーとは、鉄道会社などと提携しているタクシー会社に予め料金を支払って(チケットを窓口で購入)目的地まで送り届けてもらうシステムです。ちょっと割高ではありますが、何かとトラブルや面倒になりがちな流しのタクシーや駅外の勧誘を避けて安全にタクシーを手配できます。上はイポー駅を出たところの写真です。

イポー駅からホテルまで15RMのチケットタクシーで約10分でした。

宿は街の東側、新市街にある「レガロッジホテル(Regalodge)」久々ホテルと名のつく宿でした。ビジネスホテルのような造りで、清潔さやアメニティ、無料のドリンクやスナック菓子も付いていました。

レガロッジベッド

レガロッジバスルーム

この写真の右手には浴槽があり、「ごゆっくりおくつろぎください」と解釈できる言葉が日本語で書いてありました。

レガロッジドリンク

冷蔵庫には缶ジュースが入っていました。後でお金取られたら怖いので、フロントに料金を訊きにいったら無料とのこと。しっかりいただきました。ちなみにドリンクは毎日冷蔵庫に補充されます。嬉しい!

久々に文句のつけどころが見つからないホテルでした(笑)

 

街に繰り出します。

おそらく往年のイポーの賑わいはどこへ行ったのやら、非常に閑散としています。日曜日だったからかなと思いつつ静かな道を歩きます。

このイポーはチキンライス発祥の地で、まさにここがチキンライスを広めた!という店が現役で営業しています。

ちなみにここでいうチキンライスは、オムライスの中に入っているような赤い奴とは別物です。シンガポールのチャイナタウンの記事で紹介した、焼くか蒸すかした鶏と、鶏出汁で炊いたご飯がセットになっているものです。作る店によって味付けや調理方法も違ってくるので、鶏が好きな方にはおススメです。

老黄の有名なチキンライス

これがチキンライス発祥の店「老黄(Lou Wong)」のチキンライス。優しめの味付けに柔らかい鶏肉!美味し。

そしてもうひとつイポーを有名にしている食材がコチラ。

老黄のイポーもやし

イポーもやし。見てのとおり、肉厚です。中華系が多いこの土地でもやしと聞くと怪しいんでないかと思ってしまいますが、この地でとれた新鮮なもやしです。

注文すると、すぐ横に山盛りになっていたもやしをサッと湯にくぐらせて、皿に盛り付けてタレをかけて完成。おぉ、シンプル。それだけに素材の味が試されます。

イポー老黄のチキンライスと万琵

いただきます!うまい!チキンライス2つともやしで14RM。約390円。安い。

 

次は、天津茶室という店。(次の日です)

天津茶室外観

ここはプリンで有名な店です。

天津茶室チキンライスとプリン

またチキンライス食べてるし(笑)クイッティアオスープというきし麺みたいなのも有名で、それを食べようとしたんですが、残念ながら品切れ・・・勧められるままチキンライスとサテー(串焼き)も注文しました。

おばちゃんがなぜか後からプリンを持ってきて、既にテーブルに載っているプリンを見つけると、ハァ・・と下がっていきました。

天津茶室サテーとプリンと万琵

じゃ、いただきまーす。

チキンライスはLou Wangよりちょっと濃い味で肉に歯ごたえがありました。サテーは味噌だれのようなタレに絡めてあり、美味しいです。プリンは昔ながらの手作りというのか、素朴な感じです。

チキンライス1つとサテー10本とプリンで18RM。約500円。

 

これらの店は2つとも新市街にあります。次は、旧市街に行ってみるべし!


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我々がこの時滞在していた宿はコチラ⇒Regalodge Hotel Ipoh

 

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