ビザの申請を無事に終えた我々は、在ハノイミャンマー大使館から再び歩き始めました。ちなみに無事に終えたのはビザの「申請」であって、受領は一週間先。なおかつ係の人にダメだった場合の連絡先としてメールアドレスを控えられています。
「ダメだった場合」なんぞあるの!?と一抹の不安を抱えての申請でした。申請時に決まってないことが多かったからなぁ~。旅程とか出ていく場所とか日時とか。ていうか決まってた(コンファーム出来てた)のって最初の宿だけだもんね。
結果からいうと無事にミャンマービザを無事に取得できたので、何の問題も無かったワケですが。
大使館から歩いてそう遠くない場所に、ホーチミン博物館というのがあるので行ってみました。その間に喉が渇いた僕は途中の商店でコーラの350ml缶を買います。
「10,000ドンだよ」って言われても~。10,000ドンは50円くらいですが、それがここの相場で高いのか安いのかイマイチ分かりません。なんか高い気がするけど取り敢えず買ってみて、あとでいろいろ見ながら相場を研究しよう。
しかしコーラを一缶飲み干すのって、容易じゃないですね。あっという間に爽やかな喉ごしよりも甘さが舌に余る感じになり、頑張って飲む形になります。結局こうなるのははじめから分かっているのに、たまーに飲みたくなる。それがコーラ。
ここがホーチミン博物館。
ホーチミンとはもちろんベトナムの首都の名前でもありますが、革命家の名前でベトナムを独立に導いた人の名前でもあります。ハノイで亡くなっているのでハノイにお墓(ホーチミン廟)があります。
ってこの博物館、やってなかったー!この時はお昼休み中で、14時から開くとのことでしたが、それまで待ってもいられないので立ち去ることに。その時道に迷ったマレーシア人とかヨーロッパ系の人があれこれ訊ねてきたのでよく分からないなりに答えていたらガイドっぽい人が来たのでこれ以上留まる必要もないかとフェードアウトしました。
博物館の近くにあった一柱寺。文字通り柱が一本のお寺です。意外とその柱も太いのね。子宝のお寺らしく、熱心にお祈りしている女性が2名ほどおりました。
ベトナム国旗を掲げるフラッグタワー。これを擁するタンロン遺跡は世界遺産に登録されていますが、我々は外からこのタワーを見ただけでした。その向かい側には、
レーニン像。ホーチミンの思想に大きく影響を与えたためか、ここに像がありました。
南東へ進んでいく途中、発見したバインミーのカフェ。お腹が空いていたのでここで一服することにしました。暑かったし。
ポテトとアイスコーヒーがついたハノイセット。屋台で買うバインミーよりも値段は高めでしたが、パンもポテトもコーヒーも美味しかったです。ホットコーヒーを氷に入れてアイスコーヒーにします。ここはおすすめです。64,000ドン。320円くらいです。
しばらく歩いたところでホアロー収容所に辿り着きました。入場料はひとり3万ドン。
ここは元々はフランス領時代の監獄だったのですが、ベトナム戦争時には北ベトナム軍の捕虜収容所として1993年に閉鎖されるまで使われていました。1953年には2,000人以上が収容されていて過酷な環境だったことで、ベトナムの黒歴史として有名です。過酷さを当時の収容されていた米兵からは「ハノイ・ヒルトン」と皮肉って呼ばれていたそうです。
当時使用されていた建材や服、食器、処刑に使われたギロチンなどが展示されていました。また収容されている人たちの様子を人形で再現しているところもあり、なかなか生々しい姿をしていました。
独房や死刑を待つ房などもあり、その奥はかなり重々しい空気を未だに纏っていたので写真を撮ることを万琵が嫌がったので撮っていません。奥まで入るのにさえ勇気がいりました。しかも死刑前の人形、もうほんとに死にゆく人のような表情でこっち見てたりするもんだからハードでした。
これらの写真は脱獄に使われた下水管や脱獄の様子を模したものです。人が通れる下水管があったんですね。
ハノイ大教会。やたら神々しいのは歴史の負の遺産を出た後だからか、それとも西日が逆光になっているからか。しかし、歴史の暗部を観てその悲惨さを知って自分たちの置かれている境遇を幸せに思うってのも、現金な話ですが。
これはホアンキエム湖。ハノイの繁華街はこの湖周辺に集まっています。ホアンキエムは漢字で「還剣」と書くのですが、初代皇帝が湖から宝剣を授かり、それにより明に勝利したのち宝剣を湖に還したという伝説に由来します。
この剣の持ち主、竜王に還すように告げたのが大亀だそうで、この大亀、湖上の「玉山祠」に剥製が祀ってあります。マジか!玉山祠には後日行きます。
ホアンキエム湖の北側ロータリー。ここは車と人の往来がいつも賑やかです。ていうか前のボーズのおっさん、誰だ!レイザーラモンRGか?
ちなみにこのおっさん、我々のカメラの前にことごとく現れ、パソコンに何枚かこの人主役の写真が残ってます・・・わざとじゃないのはわかってるんだけどね。。
晩御飯はホアンキエム湖北側のマーマイ通りにある「ニューデイ」というベトナム料理屋。これはガイドブックにも載っていましたが、ここもおすすめの店のひとつです。
英語メニューもあり普通に英語が通じます。というか客は殆ど欧米人です(笑)時期が違ってなかなか置いていなかったアボカドジュースもありました。
隣の部屋ではぶっかけめしコーナーがありますが、これは値段が書いてありません。一応それぞれ幾らなのか訊いてみたところ、早口であんまり解りませんでしたが、食べたいものをいくつかチョイスすると結局皿で注文するのとあまり変わらないことが解ったので、その辺はお好みで頼んでみていいと思います。全部美味そうでしたよ。色々食べて19万5千ドン。千円弱ですね。
帰り際にはスタッフの一人が名刺を持ってきて、マッサージの店を紹介してきました。提携店できっとキックバックもらえる方式なんだろうなぁ。マッサージ行かないけど。
ハノイには見どころがたくさんあります。明日はどうしようか?
いつもランキングへのご協力ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
この時滞在していた宿はコチラ⇒ハノイチャーミングホテル
ベトナムも独特の魅力があります。航空券はスカイスキャナーで探してね。