絶景舞踏

旅記事219 ボートツアー3 冶金工房と葉巻工房とガーペー僧院


織物工房を出ると、子供たちだけで船を漕ぐ姿がありました。学校帰りかな?ここではきっと、手漕ぎ船が自転車みたいな扱いなんだろうなぁ。

子供の船

そして、入口で待っていた板倉ガイドに声を掛けて再びボートに乗り込みます。

ガイドとタイコ

って今、なんか太鼓叩いてなかった?なにそれ聴きたい。

先頭へ

ボートを席替えし、僕は先頭になりました。先頭にいるとスピード感も違ってきます。景色がぐわっと迫ってきますね。乗り物の先頭というのは何故か男心をくすぐります。

鬼太郎ハウスが中に?

中に鬼太郎ハウスがありそうな、単体で鬱蒼とした木。そういえばミャンマーも妖怪の出そうな国ですよね。

打ち捨てられた?仏塔

打ち捨てられた仏塔?

 

金細工工房

次の冶金工房です。ゴールド&シルバースミス。

なぜスミス?誰?というのは、元々英語で金属加工系の職人を~smithと言っていたそうで、むしろ苗字としてのスミスさんの方が後なんだそうです。因みにスミスはじめ、テイラーとかベイカーとかミラーとかもそれぞれ仕立て屋、パン屋、粉挽き屋職人を由来とする苗字です。

ここでは職人そのもの、「金細工師&銀細工師」ということですね。

冶金工房でお茶

工場でお茶をいただきながら加工する様を見学します。

加工前の鉱石

この鉱石を溶かして加工していくことになります。

窯と高温の器

より融点の高いセラミック?金属?の入れ物の中で高温の窯に入れ、溶かします。

冶金後の抽出物

でこんなのが出来てきます。

という工程の一部を見学しました。横では金属を削って曲げて、リングにしたりペンダントにしたりしています。

加工後

 

次は葉巻工房の見学です。工房の建物はすぐ近くにありました。

先ずは猫がお出迎え。目が死んでますけど(笑)

死んだ目の猫がお出迎え

工場では手際よく葉巻を作っている人の目の前に座って見学します。

図工室の椅子

小学校の図工室の椅子ようなのに座ります。

若い葉巻職人

広げた葉っぱに中身を詰め、くるくると巻いて端を切り落として長さを調整、テープで留めて完成、なんですが、めちゃくちゃ速い!中身も端を切るのも測ったりせず目方でやってるのに一本一本均一な製品が出来ていきます。ここでも職人技。

やってみる?と訊かれ万琵が挑戦しました。

万琵も挑戦

全然上手くできなかったから、結局切るトコだけ(笑)

そしてタバコの味見。ストロングなやつとマイルドなやつがあったので、僕はストロングを試しました。

スー、ゲェっホ!グエッホ!っほ!

・・・味?全然分かんない(笑)人生で3本目のタバコでした。

タバコの味見

友達はお気に召したようで、いくつか購入しておりました。

ちなみにマイルドの方はたしかに柔らかく、甘みも感じられました。ゴホゴホ。

 

インレー湖槽法

インレー湖特有の槽法が随所で見受けられます。突然、ザーッと雨が降ってきたので、日除けに使った傘に本来の仕事をしてもらいます(笑)

水草をかき分けて細い水路を地元民とすれ違いながら通過します。エンジンは止めて、手漕ぎでスイー。

細い水路をすれ違う

 

続いて水上寺院に行きました。多分ガーペー僧院というところなのですが、寺院の名前が見当たらなかったので定かではありません。

さっきのにわか雨は虹に変わっていました。本殿の方は、水上という感じはあまりせず、土を盛られ、しっかりと土台の上に建っていました。

水上寺院と虹

ここは沢山の仏像が祀られています。ここももちろん土足禁止。

猫も沢山います。ここは昔、僧侶が持つ輪っかをジャンプしてくぐる芸達者な猫がいたのですが、2012年に芸を仕込んだ僧侶が亡くなってしまったそうで、今は芸をすることはないそうです。猫の数はかなり多く、猫好き夫婦は仏像より猫に関心が行ってしまっていました(笑)

猫のお茶会

猫のリアルお茶会。

色んな顔の仏像

どの仏像も顔が微妙に違います。

誰かにそっくり?

これにそっくりな奴が友達にいた気がするんだけど、誰だっけな~。

寺院の裏手に回ると非常にノスタルジックな景色が。もう日が傾いてきたなぁ。そろそろ帰りの時間です。

ノスタル寺院

 

帰り道に、ボートにぎゅうぎゅうに乗った人たちが力いっぱい漕いで行くのを見かけました。もしかして、明日のボートレースの練習かな?ボートレースって、勝手に競艇みたいなのを想像してました。

ボートレース練習?

そして、最後に不思議な空の姿が。

彩雲

彩雲」というのだそうです。綺麗ですねー。車のオイルが地面に落ちてる時と同じ色合いです(笑)

雲の水蒸気により屈折した光が作り出す現象で、よくある気象現象だということですが、僕は初めて見ました。ちなみに仏教においては瑞相(ずいそう)という、めでたいことが起こる前触れであると言われています。吉兆というやつですね。

仏教の祭のファウンドーウー祭を観に行った日に瑞相が見られるなんて、今後の旅を占ってくれてますね。


 

 
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