絶景舞踏

旅記事12 マウントクック


もう少しクイーンズタウンにいたいなと後ろ髪ひかれつつ、まだ暗い中、早朝のバスでマウントクック行きのバスに乗る。

ミルフォードトラックに行くか、マウンドクックに行くか迷ったけれど、ミルフォードトラックの方は結構上級者むけな感じがしたので、山登り初心者に近い私たちは、マウントクックに行くことにした。

クイーンズタウンには2泊しかいなかったけど、2日とも朝が早く同室のマット君はデリケートで、静かに出て行こうとするも、どうしても起こしてしまった。

前日の夜にマット君に、明日も早いんだ、ごめんねというと、気にするな、と目覚ましにしているらしいジョーズのテーマを流してくれた。

私たちの時間に合わせて起きてくれるのだろうか。

いいやつ。

クイーンズタウンからマウントクックまで、約6時間。

マウントクックへの道

まっすぐの道をひたすら走る。途中、沢山の羊の群れや、牛がいた。
ニュージーランドは放牧しっぱなしで、小屋はないらしい。みんなのびのびと草をむしゃむしゃしていた。

途中、プカキ湖でバスが止まり、写真タイム。ニュージーランドの湖はそれぞれ色が異なるが、プカキ湖はターコイズブルー。とても綺麗だった。空は真っ青。

プカキ湖

プカキ湖からマウントクック山頂

反対側を向くと、マウントクックの雪をかぶった山頂が遠くに見えた。マウントクックは気難しい山らしく、あまりこうやって山頂を見せてくれないらしい。
猛々しい!

 

メリノウールの帽子

途中の休憩で寄ったお土産屋さんで、メリノウールで出来た帽子を買ってみた。日本で、メリノウールがいいと聞いていて、買うか買わないか迷ったあげく、買わずに出発。やっぱりずっと気になっていて、ついに購入。日本より若干安く手に入った。これは、メリノとポッサムとシルクの混合で作られていて、かなり暖かい!
ウールの帽子なんて必要ないと思っていたが、ニュージーランドの朝と夜はかなり冷え込む。
ムラケンの帽子の動物はニュージーランドの固有種、キウィという鳥だ。

 

ロッジアンドモーテル

マウントクックに到着。
左側に移っている建物が私達が泊まる
Mt cook lodge&motelsだ。
泊まる場所は少なく、数える程度で、village周辺にかたまってあった。

 

ロッジからの眺め

山以外何もない。

 

Mt.CookL&M

部屋はこんな感じ。
4人部屋のドミトリーだが、各部屋にバスルームがついていた。
ドミトリーにしては部屋は広めだし、綺麗にされていた。
頭をぶつけることは…ほぼない。

ガイドブックをちゃんと読めば書いてあることっだったが、マウントクックにはスーパーがない。

食料が買えるのは(買えるといっても、缶詰やスナックなどの、ごくわずかなものしか置いていない)YHAと高級ホテルのハーミテイジホテルだけだ。しかも高い。

行く前に水や食料を買いだめしておかないと、困ったことになる。

私達は全く買っていなかった…。

困った。

レストランは、当たり前だが、更に高かった。

ハーミテイジホテルで食料を物色しながら、ムラケンと高いなぁ、高いなぁ、高すぎでしょ!
と愚痴をこぼしていたら、関西からきたであろうおばさんが話しかけてきた。

おばさんはスーパーがないことを知っていたらしく、ちゃんと滞在期間分の食料を買っておいたらしい。日本からカレーのルーを持ってきていて、今日はカレーを作るといっていた。

いいなぁ、カレー。
食べたいなぁ。白飯、食べたいなぁ。

私達は、おばさんの貴重な食料をねだるわけにもいかず、すこしでも食費を削ろうと中国産であろう冷凍ベジタブルミックスと、トマト缶、ビーンズのサラダ缶、卵と食パンを買った。

安宿には共同のキッチンがついていることが多い。Mt cook lodge&motelsにも広めのキッチンがあった。
私たちはトマトスープを作り、ゆで卵とビーンズサラダと食パンで夕食にした。

ビーンズサラダはかなりしょっぱく食べられたものじゃなかった。

マウントクックには4泊。

おー何をたべたらいいんだ!


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