モルディブからスリランカへのフライト時間は1時間40分くらいだ。時差が30分あってスリランカの方が30分早い。
私たちのフライトは遅かったのでスリランカに着いたのは、夜の12時だった。
空港は少し古めで寂し気な感じ。スリランカの人の第一印象はシャイな感じだった。
モルディブのイスラム圏から一気に仏教圏に入ったのだなと思わせたのが、空港にあった仏像。スリランカでは約70%の人々が仏教を信仰しているみたい。憲法でも仏教をほぼ国教化しているとのことだ。
といっても、多数民族のシンハラ人という人々の多くが上座仏教を信仰しているといっただけで、スリランカは多民族国家なのでムスリムだっているし、ヒンドゥー教徒もいるし、クリスチャンだっている。
空港からは空港タクシーを使った。私たちはニゴンボに位置する場所に初日の宿を予約してあった。
空港はスリランカの経済都市であるコロンボに近いのかなと思っていたが、ニゴンボの方が近い。ニゴンボはスリランカ最大の漁港で知られている。リゾートエリアとタウンエリアに別れていて、リゾートエリアは海沿いにある。私たちの宿はタウンエリアの中でも民家が並んでいる中だ。タウンとリゾートの間はローカルバスで30分くらいらしい。
空港タクシーで1400スリランカルピ―だった。(980円くらい)
空港タクシーは高く設定されているが、夜中に着いたし料金が決められているのでめんどくさくなくて良い。インドネシアでは空港タクシーでもぼられたという苦い思いをしたが、スリランカではそんなことはなかった。
ちなみに空港からはスリーウィーラーというものも走っている。ニゴンボまでは1000ルピ―くらいでいけるらしい。所謂タイのトゥクトゥクみたいな乗り物だ。
ニゴンボのタウンまでのバスも走っているが夜の8時くらいで終わってしまうみたい。
私たちが予約したのはサンライズパレスというところ。
ここのオーナーは日本で10年くらい働いたことがある方で、日本語も話せる。
ちなみにスリランカ人は日本で働いたことがある人が多い。町でもよく日本で働いていたという人が話しかけてくる。よく騙す口実で日本で働いたことがあるとか、友達がいるとかいう人もいるらしいが、私たちが話しかけられた人はみんな変な人ではなかった。だから日本人のことが好きでいてくれる人が多い。
宿は極めて清潔でWi-Fiも強い。夜中スリランカについて、何にも決めていなかったらここの宿は結構おすすめ。
朝起きると、外では雨が降っていた。アア…雨かあと残念に思ったが、まだスリランカの事を調べていなかったので、今日は調べ事に費やす日にしよう。
朝食はかなりの量!!
紅茶のコーヒーも沢山あって、ポットのお湯もたっぷり。食パンも6枚ぐらい付いてくるし、フルーツも盛りだくさん!
そして、オムレツがなんだか日本風の味付けになっていて、すごく美味しかった。
スタッフはタミル人の方だった。スリランカにはシンハラ人が73%を占めていて、タミル人は18%くらいらしい。多民族国家というのは日本では馴染がないが、海外では多民族国家の方が当たり前な感じがする。感覚を想像するにすぐ隣に外国人が沢山いるといった感じなのだろうか。それとも東京と田舎の言葉の違いぐらいなのだろうか。言葉はシンハラ語とタミル語が公用語になっているが、多くのスリランカ人は英語を話すことが出来る。
朝食を食べていると日本語ペラペラのオーナーが来てくれて色々話してくれた。彼は日本の相模原辺りで働いていたらしい。日本からスリランカに帰ってきたのはもう15年前くらいになるらしいが、よく日本語を覚えている。
日本の方が良いけど、やっぱり友達も家族もこっちにいるでしょ、寂しいからやっぱりスリランカに帰ってきたよ、でも日本の友達にも会いたいなぁとフッと寂し気な顔になったのがとても印象的だった。いつも食べていたおばちゃんが作ってくれた料理が懐かしいよとも言っていた。
そうだよなぁ…としみじみ想像してしまった。彼にとっては日本は第二の故郷みたいなものなのだろう。
ゆっくり朝食を摂り、部屋で作業をしていると、いつの間にか雨が上がっていた。朝食をしっかり食べたのでお腹はさほど空いていなかったが、おじちゃんが教えてくれたスリランカ料理のお店に行ってみることにした。
本当に民家の中。
道路はまっすぐ平らに整備されている。日本のODAが援助しているらしい。
ベトナムやミャンマーの道路とは雲泥の差だ。
道路の脇にはマリアの像があった。ここの地域はクリスチャンも多いらしく、立ち止まってお祈りしている人も多く見かけた。
お肉やさんの前には鶏や七面鳥らしきものが沢山籠にいれられている。ちなみにこのカタツムリみたいな丸い字がシンハラ文字だ。
あっ、あった。おじちゃんがおススメしてくれたレストラン。
スリランカの料理は大盛で有名。
観光地化されているところは程よい量になっているが、一般的にはスリランカの料理は大量なので、一人前であっても二人でお腹いっぱいになる。私は明らかにスリランカで何キロか増したと思う。
おじちゃんに絶対多いから一人前でいいからねと言われていたが、このご飯の量…。
ここは綺麗めなレストランなので少し高めの設定だったが、それでもこの量で、EGBというスリランカの人がよく飲んでいる炭酸飲料とアボガドシェイクをプラスして1056ルピー(750円くらい)。カレーも美味しいし、大満足。
宿に戻る道でいろんな人に挨拶される。
スリランカの人々は気軽に挨拶して話しかけてくる人が多い。観光地ではないので、変な勧誘とかではなく本当に世間話みたいな感じで。
宿に戻るとおじちゃんが一緒に夕食どう?と言ってきてくれた。
いやいや無理でしょ~。もうお腹一杯だよ~。
残念だったが、もうこれ以上はいらない。
おじちゃんには息子さんがいて、学校の他にいろんな習い事をしているらしい。英語の教室にもいっているみたいでおじちゃんは教育に力を入れているみたいだ。
英語の教室みたいなところに学校とは別で行くのは、もちろん生活レベルにもよるとは思うが結構当たり前らしい。英語が出来ないと生活にも支障がでる。
日本におじちゃんが行った時日本人の大半が英語を話せなくて、先進国なのに?!っと、とてもびっくりしたと言っていた。
私としても英語は苦手だ。おおお…
明日はおじちゃんのおススメで早朝のフィッシュマーケットに行ってみることにした。
てことで早めに寝るとしますか!!
いつもご愛読ありがとうございます。↑ポチっとランキングへのご協力もお願いいたします!
インスタグラム始めました。フェイスブックからでも見られるようになっています。
この時滞在していた宿はコチラ⇒サンライズパレス
スリランカへの格安航空券はスカイスキャナーで探せます。