マダバでクリスマスを迎えた後は、11月終わり頃に入った中東を一旦離れ、キプロスに移動することにしました。キプロスでは年末年始を過ごしました(2016年のです)。
アンマンを出る飛行機が早朝だったので、前日の夜から空港入りして一夜を明かす作戦でいきます。
あんまり早く空港に行ってしまうと暇で仕方がないので夕方まで宿に荷物を置かせてもらい、そこからタクシーで向かうことにしました。というワケでその間に、行きそびれていた「セントジョージ教会」に行ってみます。
市街地にあるのでいつでも行けると思って後回しにしていたら結局最後になってしまっていました。この中の床面には、A.D.6世紀のパレスチナ周辺をモザイク画で表した「マダバの地図」というものがあります。
これは外にあったマダバの地図の解説。全体像はこういう風になっているようです。見たところ、左が北を指しています。
教会に入ってみましょう。
博物館的な教会と異なり、現役の教会だけあって内部は非常に綺麗です。心なしか戦士?の絵が多い気がします。ここの床面の一部がマダバの地図になっています。
マダバの地図。分かりにくいですが、左端部分です。左奥が北で、左から4番目のポールからニョロニョロと流れているのがヨルダン川、その下流の水たまりが死海です。船のモザイク画もありますね。
死海部分の寄りの写真と教会内部の反対側から。よーく見るとヨルダン川を魚が泳いでいて、けっこうコミカルな絵です。
その後宿で充電したりネットやったりして過ごし、16時頃に車を出してもらいました。この時マダバからアンマンの空港までタクシーで、15ディナール(2,500円くらい)。
アンマンの空港、クイーン・アリア国際空港に到着。翌朝の飛行機が朝5時半なので、まだまだ時間があります。
クイーン・アリア国際空港にもラウンジがありますが、保安検査を通った後の場所にしかないのでチェックインが出来る2時半までは貝になって待ちます。
・・で、ペトララウンジ入った!めっちゃクリスマスの飾りつけ!ちなみにこの時12月27日です。日本とは違って25日の夜中にさっさと片付けたりはしないんですね。多分メリークリスマス&ハッピーニューイヤーだから年明けまで飾ってるんでしょう。
ラウンジ広い!そしてレストランのようなテーブルに豊富なビュッフェ!料理とワインを並べて勝手にクリスマスパーティー(2度目)夜中の2時!イェーイ!
アンマンの空港からキプロスのラルナカ空港までアテネを経由して行くことになるので、西へ東へと大きく行って戻ってきます。楽ちんなのはヨルダン・ギリシャ・キプロス間に時差がないことでしょうか。
アンマンを朝の5:30に出た飛行機はトランジット先のアテネに7:45に到着しました。腹いっぱいだったけど機内食出ました。
アテネの空港にもSkyserv Aristotle Onassis Loungeというラウンジがあったので利用させてもらいました。ただ、トランジットで利用できるこのラウンジはあまり食事が充実しておらず、クッキーとか果物とかでした。コーヒーはエスプレッソマシーンから出るものだったのでそこは良かったかな。設備といいスタッフの雰囲気といい、なんとなく敷居が低いラウンジでした。
そして15:30にアテネを発ちました。スカッと晴れやかです!右に見えているのはギリシャの小さな島々のひとつです。
再びの機内食を経て、17:15にキプロスのラルナカ国際空港に到着しました。
キプロスは地中海の東側にある小さな島で、海を隔ててトルコ、シリア、イスラエル、レバノン、エジプトが近くにあります。立地的には中東なんじゃないか?とも思える所ですが、通貨はユーロですし、シェンゲン協定に参加している(我々が渡航した2017年1月時点では未実施:シェンゲン外でした)くらい、ほぼ完全なるヨーロッパ具合です。シェンゲン未実施ですが、空港での入国スタンプはシェンゲンエリアのスタンプと全く同じデザインでした。
ただ、キプロスは北半分をトルコに占領されており、トルコ以外承認してないけど北キプロス・トルコ共和国となっています。ちなみに我々は南側だけに行くことになっています。
そしてこの辺からギリシャ神話の舞台になってきます。小さいころ『聖闘士星矢』にハマっていたのでなんとなくギリシャ神話、好きです。全然知らないんだけど(笑)
ラルナカ空港にも、クリスマスツリー!一応確認しておきますけど2016年の写真です。
空港の外観。ラルナカ空港から市街地までは、バスが通っています。この写真を撮ったところが既にバス停付近です。ちなみにキプロスには電車はありません。
空港から市街地へのバス時刻表。AIROPORTから4つ先のLARNACA ST.まで25分くらいです。肝心なところが見えてなくてスミマセン。
そして路線図。エアポートからメインステーションというところまで行きます。料金はひとり1,5ユーロ。途中狭い路地とか通るのでちょっと不安になりますがちゃんとメインステーションに行きます。
ついでに路線バスの中。「降りますボタン」のデザインが可愛かったので撮影。色遣いはミニストップですけど。それぞれ画像をクリックすると拡大表示されます。
メインステーション付近。ラルナカから他の都市に行くにもここが拠点になるのでこの付近で宿を取ると良いと思われます。
ラルナカはキプロス旅行の玄関口ということで、この辺はツーリスト向けに綺麗に整備されていてレストランやファストフード、公園やビーチバレーコートなんかもあります。因みに左のキオスクの向こうは砂浜に続いています。
都市間バスの時刻表(一部)。画像クリックで拡大表示されます。
この日の我々の宿はフランシスアパートメンツというアパートメントタイプの宿でした。アパートだけど下に受付があるので困ったときには呼びにいけます。実際、最初鍵が回らず部屋に入れなくて呼びに行きました。ただ「大丈夫大丈夫開くから。」って取り合ってくれなかったけど(笑)
部屋はこんな感じです。綺麗です。広いです。
長旅でちょっと疲れていますが、散歩兼食糧調達に出ます。
これは子供が喜びますね。キプロスは田舎だと聞いていましたが、整備された道路にブランドショップが立ち並び、豪勢なクリスマス装飾が沢山ありました。大都市ではありませんがこれは田舎とは言わない。ただしスーパーは見つかりづらいです。
教会のライトアップもしっかりありました。ラルナカ、かなりいい雰囲気です。
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この時滞在していた宿はコチラ⇒フランシスアパートメンツ
空港ラウンジを利用する一番の近道。楽天プレミアムカード
キプロスへはギリシャなどを経由する必要があります。経由便も一緒に探せます。スカイスキャナー