この記事は2017年4月27日の出来事です。
エッサウィラの朝は海の匂いを感じる所から始まる。朝は霧が出やすいのか、風に乗って潮の香が充満するのだ。
半分野良化して、自由奔放に暮らしている沢山の猫たちは、朝ごはんを求めにどこからともなく道角に姿を現す。ここの猫は沢山の主を持っていて、人懐っこく餌の為に人間に愛嬌を振りまいてくれる可愛いヤツが多い。
さぁ、私たちも朝のうちに港に行って、新鮮な魚にお目に掛かろうじゃないか!
雲一つない青空が広がり、爽やかな朝だ。
広場付近のレストランは昼夜問わず人々が集まり、音楽隊が楽器を奏でている。
マラケシュのように人が多すぎることがなく、丁度良い賑やかさが漂っている。
エッサウィラにはなぜだか、クレープ屋さんも多い。一枚15Dhくらいで売っている。
魚食べる前だけど、今日のはじめの食事はヌテラを塗ったクレープで(笑)
海外で絶大なる人気があるヌテラ。所謂チョコレートとマカダミアナッツのミックスペーストみたいなんだけど、これ塗っとけばなんでも美味しくなる魔法の代物。ヌテラ宣伝するワケじゃないけど、アメリカ人の多くがピーナッツバターを持ち歩くように、これ、私の旅の必需品(笑)
一口食べれば甘さ絶大、心も体もほっこりよ。
ムラケンはそんなに好きじゃないけど(笑)
ヌテラクレープで食欲が更に加速した私たちは港に向かった。
プーン、と魚市場独特の匂いが立ち込める。
海から帰ってきた漁師さん。
並んでる、並んでる!
結構いろんな種類の魚が売られている。
ウニなんかもその場で割って食べられる。
この時期一番取れるのはイワシらしく、大量のイワシが無造作に置かれていた。
近くには勿論、猫がそれを狙っているが、漁師さんも気にすることなく、ポーンと猫に投げてあげている。
猫はどこの国でも可愛がられていいのぅ(笑)
魚を捌いてもくれるらしい。
あぁ、宿に広いキッチンがあったら、このまま買って調理も出来るのになぁ!
潮風で錆に錆びた自転車。動くのかな。
上から見るとこんな感じ。テトラポットの上にカモメが沢山休んでいて、糞が模様のようになっていた。
海が広がり、向こうに砦が見える。
今はカモメの休み所になっている。
こうゆう風景を見ていると、漁師だったじいちゃんを思い出す。
私は酔いやすかったから、船に乗せてもらうとすぐに酔っていたけど(笑)
網のメンテナンスも大切な仕事。
ちなみに漁師さんたちは、あんまり写真を撮られるのが好きではないらしい。
こっそり上から撮っているけど、正面から撮ろうとすると中指を立てられるので、気をつけて~。
トラックで運び込まれた大量の氷をボックスに入れていく作業。
つめたそう。
これから何が始まるのだろうと観察していると、
船が到着するやいなや、人々が協力して大量のイワシをバケツ運びレース方式で運んでいくではないか。
船から運び出される箱一杯のイワシは、次から次へと四次元ポケットのごとく途切れることがない。
凄い量だ!!
獲れたて新鮮のイワシは太陽の光でピカピカと輝いている。
このようなピチピチ新鮮なイワシを食べられる屋台を発見。
その場で炭火で焼いてくれるのだ。
ちなみに後で聞いたのだが、イワシはイワシでその辺で買って、ここで焼いてもらうだけも出来るらしい。
イワシはいくらか忘れたが、とにかくビックリするくらい安く大量に購入できるので、大人数で行くなら、このやり方の方が良いかもしれない。
私たちは知らなかったので、ここで一皿分注文。
イワシ30Dh。立派な体格したイワシが沢山。
頂きま~す!
なっっなんと!!!
未だかつてお目にかかったことが無いほどの身のフワフワさ。
うまいいい!
イカ一杯、これは高めの70Dh.シンプルにレモンだけで食す。
これはまぁ普通だったんだけど(笑)
隣に座っていたモロッコ人が食べきれないんだけど、要る?とタコとエビがこっちに回ってきた!
私たちも食べきれなさそうだから、イワシとイカだけにしたけれど、有り難く頂戴いたしました。
どれも美味しかったけど、ピチピチピカピカの獲れたてイワシは是非ご賞味あれ!
お腹一杯幸せ一杯。
食後にはビーチの方にあるカフェでコーヒータイム。
モロッコのコーヒーはアラブ式なので、粉がカップの下に沈殿している系。
間違って粉が口に入ると、ちょっと気持ちが悪い。
海で遊んでいるのはカイトサーフィンというらしい。
楽しそうだなぁ。
メディナに戻ってプラプラしていると、おや??これは?
たこ焼き?!えっ?!
こんな所にこんなお店が!!
残念、閉まっていたので、また明日のお楽しみってことで!
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