絶景舞踏

旅記事6 MONA美術館


ホバートに来たら行ってみたいと思っていた一つ。MONA美術館。

ホバートからフェリーで30分ぐらいのところに位置している。フェリーと入場料で二人で90AU$だ。

船から見た港

フェリーはやっぱりデッキにかぎる。風が気持ちよかったし、景色も格別だ。

ホバートは、朝、夜は長袖がないと寒いくらいだけど、昼間は30度以上になり、じりじりと肌が焦げた。

帽子とサングラスは必須。

工場?

途中フェリーの速度が落ちて、おや、もう到着か?と思ったけど、そうではないらしく、この工場みたいなところは見どころらしい。

これが何か分からなかったけど、ブリキのおもちゃみたいでかわいらしかった。

こうゆうのを見ると、このパイプがここに繋がって、あそこにいって、あの管には何が通っているのだろう、とか、あの白い大きな入れ物にはたくさんの薬剤がはいってて・・・・・とか見る迷路みたいで面白い。

そんなんで、あっという間にフェリーは、MONAに着いた。鉄でできた馬車?

まず目に入るのは、鉄でできているらしい馬車だ。

いやー細かさにびっくり。

やっぱりこうゆう細かい作りものをみると、さっきの工場同様に、ここはこうやって切ったのかなとか、ここはここに繋がるように作って、あっ!ここ二重になってるよ・・・とかまた迷路みたいに思えてならない。

絵

MONAは現代アートで埋め尽くされていた。

印象では下ネタ的なものが多かったかな(汗)

FEEDING MACHINE

これはFEEDING MACHINE。要するに、私たちの体の中で起きていることを、マシーンにして紹介しているのだ。

この部屋に入った瞬間、鼻を突くようなにおいが充満していた。くさい。

私たちのおなかの中も、こんなにおいが充満しているのかと思うと、自分の体が末恐ろしい。

夕方4時にFEEDING TIMEとやらで実際に私たちが食事するように、ハンバーガーとサラダと水を、このマシンに与えていた。そうすると更ににおいがきつくなった。

食べ物は自分の体、というけれど、このマシーンをみて、変なもの食べるのやめようと思った。

ナイフと金魚

これはナイフと金魚。

なんとなく発想がおもしろかった。

ゆっくり回っても3時間もあれば回れる。

帰り、私たちは6時のフェリーを予約していたのだけど、早めに見終ってしまったので、一本早い5時のフェリーに乗ることにした。

変更するためにカウンターに行ったのは4時56分。

昔、シドニーに行ったときに電車がしょっちゅう遅れたから、きっと時間にルーズだろうと余裕をかましていたら、

急いで急いで!!と、通りすがりのおじいちゃんにせかされた。

フェリーは5時きっかりに出発。私たちはぎりぎりセーフでした。

そうかあ、ホバートはちゃんとしているんだなあ。

羊

2階デッキにいってみたら、羊が一杯。羊といったらニュージーランドのイメージだけどな。

羊とともに、海を見ながら帰路につきました。

ホバートの日没は遅い。20時過ぎまで明るいので、5時台はまだまだ明るく、夜はまだ先。

でもお店は5時台でしまっちゃうんだけどね。

ユニークなアートが一杯のMONA、人間の想像力はすごい。

世の中にはいろんなことを発想する人が本当にたくさんいるなあと思い、感化された良い一日でした。


旅の予約はアゴダから。