絶景舞踏

旅記事180 香港ディズニーランド前半 日本とは緊張感が違う


ディズニーランドは世界に6つあります。カリフォルニア、フロリダ、パリ、東京、上海、そして香港。せっかく香港にいるのだから、贅沢してディズニーランドに行ってみよう!

ちなみに香港のディズニーランドは6つのうち最小だそうで、年間動員人数も他と比べると多くないそうです。ということは、空いている!

 

我々がいる重慶マンションからディズニーランドへは、電車で行きました。

最寄り駅は「尖沙咀(チムサーチョイ)」ですが、路線図を見ると通過する駅が11とかなり多いです。尖沙咀と地下で繋がっているイーストチムサーチョイ(尖東)という駅からだと6駅でディズニーランドまで行けてしまうので、行きやすいハズ!

ということで我々は尖東まで歩いて、そこから電車で向かうことにしました。尖東からは一回乗り換えを経て「Sunny Bay(欣澳)」という駅まで行きます。そこからディズニーランドまではディズニーリゾートラインで一駅です。

尖東からディズニーランドまでは約30分で、23HKDです。ちなみに尖沙咀からだと料金は一緒で5~6分多く掛かります。

以上を踏まえて尖東に向かったワケですが、地下を移動すると駅まで結構歩きました。。歩く時間を勘案すると尖沙咀から乗ってもおそらく全然変わりません。余計に歩く分尖沙咀からの方が効率的だったかも。

 

ディズニーリゾートライン

サニーベイにてディズニーランド行きの電車。サニーベイは舞浜と同じですね。車体自体は東京の夢の国よりは若干現実的な姿をしていましたが、窓枠はミッキーです。そして予想通りにつり革もミッキーでした。迪士尼と書いてディズニー。舞浜と違うところは、ここに来るまでの電車が割と空いていたところでしょうか。

 

ともあれ、香港ディズニーランドに到着しました!

イクスピアリのようなところ

イクスピアリのようなところを抜けて、いよいよ中へ入ります。流石に人が沢山いますね。ただこの時点でも東京と比べると空いているような気がします。

駅からチケットカウンターまでは10分くらい歩いたかと思います。オンライン購入していたチケットをQRコードにしてスマホに保存しておいたので、読み取り機にかざして引換券を出力します・・・が、、読み取らない!早くもトラブルか!他の機械も読み取りづらいらしく沢山の人が手間取り、困惑していました。辛抱強くかざしてひとつは何とか読み取ってもらい、もうひとつは諦めてカウンターで交換してもらい、無事に二人分のチケットを入手できました。ちなみにチケット代は日本とあまり変わりません。

入ったらもうこっちのもんだぜ!入れないってことはあり得ないんだけど。

エントランスすぐ

入ってすぐにミッキーの花壇がお出迎え。

メインストリートUSA

最初に着いたのはメインストリートUSA(美国小鎮大街)という場所。ここはいわゆるこの施設の玄関口も兼ねていて主にインフォメーションやショップやレストランが、オールドファッションな街並みの中に沢山あります。

写真に写っている車もアトラクションのひとつメインストリートビークルというやつ。これには乗ってません。

香港ディズニーランドはメインストリートUSAの他に6つのエリアを擁します。アドベンチャーランド、グリズリーガルチ、ミスティックポイント、トイストーリーランド、トゥモローランド、ファンタジーランドとなっています。

ディズニーランドの楽しみ方としては、事前にエリアを見極めてどのアトラクションに乗るか、パレードは何時でどの辺りを通るのか、ショーのスケジュールも然り、着いたらすぐに行動して、優先順位の高いアトラクションから乗っていく、ファストパスも早めに取っておく、といった感じでしょうか。

我々はそうではありません。

着いたらまず、インフォメーションを探しました。そして手にした地図をしばらく眺めるために、日陰に行くのでした。そう、調べてない!まぁ、いつものこと(笑)そして思いの外日陰が少ない。。暑いなぁ。

そして涼みがてら土産物ショップに入りました。ディズニーマニアの友人からは「なんて無計画で愚かな行動か!」と怒られそうですが、それが我々。ショップの中は思った以上に香港を前面に推していました。チャイニーズスタイルのキャラクターたち、そのグッズ、ディズニーとは無関係な香港のお土産。無関係なのを置いてあるのもなんか、らしいなぁと思うのでした。

 

10周年

香港ディズニーランドは2005年にオープンしてから10周年!というのを2016年半ばになってもやっていました。

眠れる森の美女城

 

快晴に恵まれました。青空に映える、眠れる森の美女城。声に出して読むとなんかカッコつかない、びじょじょう。これを見るとよりテンションが上がりますね。

メインストリートUSA側から見た城ですが、この城を抜けるとファンタジーランドに入ります。我々はまず、城の左手に抜けてグリズリーガルチ(灰色山谷)に足を向けました。

香港DL鉄道

途中横手に見えたのは香港ディズニーランド鉄道。当施設の外周を周っている鉄道で、メインストリートUSAと向こう側のファンタジーランドに停車します。

さてグリズリーガルチに入ります。

指名手配人万琵

ひとまず指名手配されておきました。

ライオンキングといえば大西ライオンがまず頭に浮かぶほどディズニーに疎い僕ですが、ジェットコースターは大好きなのでここのメインアトラクション「ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー」に乗ってみます。待ち時間が殆どない!

ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー

やったぁ先頭!

上っていく・・・

おおぉ、この線路と岩とやぐらが堪りません。前に人がいない快感!

絶叫度はありませんが、それでも楽しめるのがディズニーアトラクションのいいところですね。

続いてミスティックポイント(迷離荘園)の「ミスティック・マナー」に乗りました。

ミスティック・マナー

これは屋内アトラクションでストーリーを楽しむものです。大航海時代に初めてアジアないし未開の地を冒険した時のようなイメージですかね。

ガルーダ

これはディズニーの創作っていうか、ヒンドゥーの神鳥ガルーダですけど。バリでいっぱい見てきたのを思い出します。ちなみにショップ内で発見。

 

トイストーリーランド

トイストーリーランド(反斗奇兵大本営)にやってきました。万琵がトイストーリーの吹替えに参加したという因縁のトイストーリー。

グリーンアーミー

グリーンアーミー。等身大だと不思議な怖さがあります。急にアニメーション的な動きをされたらと思うと・・・でもわくわくしますね。

「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」に乗ってみました。万琵は絶叫マシーンが苦手なんですが、実はそれ以上にフリーフォール的な、垂直に上下する乗り物が苦手なのです。つまり、これ。

トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ

屋根にパラシュートを模してゆっくり上がったり下がったりするものなのですが、万琵が滅茶苦茶恐れていました(笑)

高い所からトイストーリーランドを望めるので、楽しいです。まさにおもちゃ箱を上から覗くような感じで、ノスタルジーに浸って現実感がなく・・・て、あれ・・奥の方、け建設業者の詰め所があるっ!

といった感じで現実に引き戻されました。この、急にリアルが現れるところがパラシュート以上にフリーフォールでした。香港ディズニーランドはまだまだ成長途中のようですね。将来はなにが出来上がるんでしょうか。

 

そのあとグルグル回る犬に乗ったところで最初のショーの時間がやってきました。アドベンチャーランド(探検世界)に向かいます。

アドベンチャーランド

ここで観るのはライオンキングのショー。

ライオンキングのショー

円形の屋内劇場で、いろんな動物が現れます。出演者は殆ど西洋人でした。しかし歌う人たちはみんなよく通る声をしてらっしゃる。

シンバ

真打登場。ですが彼はずっとそこから動かず、見守る姿勢でいます。時々喋っていました。そういえば全部英語だったけど、中国語じゃなくていいのかな。

大掛かりなセットも出てきて演者の質も高く、話の内容は殆ど解らなかったけど楽しむことが出来ました。

 

一旦城に帰ります。すると、なにやらロープが張られてキャストがスペースを確保し始めました。なにか始まるのか?そう思ってロープを掴んで待っていたら、手を放しなさいって(笑)

そして同じく最前列でなにやら説明している日本語が聞こえる・・・ガイドさんなのかなと思って聞き耳立てていたらどうやらディズニーマニアの人だったみたい。すごいなぁ香港のディズニーランドに何度も来ているらしいです。

踊り出した

おお。メインのキャラクターが現れて踊り出しました。ミッキーはやっぱ注目されているからかキレのあるダンスを披露して喝采を浴びていましたが、サイドの犬とかリスとかは二日酔いで出勤してきたのか、ダルそうに身体を揺すりながら手拍子だけして帰っていきました。

8月だし、暑いよね。この炎天下で着ぐるみを着て動く辛さは経験者でないと分かりません。僕も一度オカマ怪人役で暑さのために気を失いかけて段取りを全部すっ飛ばしたことがありました。辛いのは解るけど、もうちょっと頑張ってほしい!もうちょっと緊張感を持ってほしい!

この後は次の記事で!


 

 
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香港のディズニーランドは空港から近いので、ちょっと香港ディズニー行ってくる、が出来ます。