ニゴンボの見どころは主にビーチ、らしいのですが我々はビーチに行くことはせず、移動することにしました。
スリランカの国土の広さは北海道のおよそ80%だそうです。・・って言われても全然ピンと来ない!(北海道出身だけど)さほど大きくないということで、移動時間もあまりかからないだろうと考え、色んなところに行ってみようということになりました。
次の目的地は「ダンブッラ」。
ダンブッラ自体も見どころはあるのですが、スリランカでおそらくセイロンティーの次に有名な「シギリヤロック」への拠点にもなります。
我々はこのシギリヤロックを目指して一路ダンブッラへと向かいました。
宿からバスターミナルはスリーウィラーで300ルピー(220円くらい)。10分くらいで着きました。
こぢんまりとしたバスターミナルですが、ここからキャンディ行のバスもありました。我々が乗るのがこのクルネーガラ行のバス。ダンブッラまでの直通がないので中間地点のクルネーガラで乗り換えになります。
ニゴンボからクルネーガラまでのバスも20~30分毎に運行している(と言われた)ことと、クルネーガラからダンブッラまでのバスも1時間おきに出発しているというので事前にバスを調べることもなく移動開始です。ニゴンボからクルネーガラのバスはひとり195ルピー。
地図で見るとクルネーガラはスリランカの真ん中辺りになっていて、都市部にも観光地にも通じているようで交通の要衝になっているのが窺えます。
道路状況がいいからか、バスの設備は並でしたが快適でした。ニゴンボから2時間強でクルネーガラに到着。
クルネーガラ。後ろにデカい岩山!
の上にデカい仏像!
クルネーガラの市街地からだと岩山の上までは片道2時間以上掛かるらしいので、ダンブッラに宿を取ってあることもあって今回はやめておきましたが、クルネーガラに一泊してこの岩山に挑戦するのもいいかもしれません。
写真を撮っていると通りすがりのあんちゃんとかがカメラに入ろうとしてきたり、前の店のおっちゃんが撮ってやるよと言ってくれたり、親切でお茶目な人が多いように感じました。写真はいいよと断りましたがせっかくなのでその店でサモサのようなものを買ってみました。
ちなみにバスを降ろされた所(僕が立っている所)のすぐ横がクルネーガラのバスターミナルでした。
半地下のようになっていた所へ降りて中に入るとニゴンボとは比べ物にならないほど大きなバスターミナルが!2階3階部分は店舗になっています。
シンハラ語が一切読めない聞けない話せないので、取り敢えずスーツケースを引きながら「ダンブッラ!ダンブッラ!」と従業員ぽい人に呼び掛けていきます。ていうかみんな私服だから客と区別がつきません。誰でもいいから分かる人、教えて。
「あっちだ」と示された方向に進んでは「ダンブッラ?」と訊いて「あっちだ」と示され、やがてダンブッラ行のバスをめでたく発見したのでした。
クルネーガラ~ダンブッラのバス代はひとり100ルピー。一台目のバスは満席で乗れず、すぐ来た次のバスに乗りました。
荷物は前に置いてもらいました。なんとなくすぐ出発しそうな雰囲気だったので上の店舗に行ってみたりはせず、バスの中で待つことにしました。
待ってる間にさっき買ったサモサを食べてみました。ひとつ30ルピー(22円)。ちょいカレー風味で美味しい。もっと食べたいけど、外に出てる間に出発されても困るしなぁ。
ていうかバスがなかなか出発しません。結果論でしたが外出て買ってこれる時間はありましたね。
ようやくして走り出したらすぐに田舎風景になりました。
クルネーガラのバスターミナル付近は熱気と排気ガスが凄かったので、万琵がちょっと酔ってしまいました。こういう緑の風景に来ると雰囲気がガラッと変わって気持ちがいいです。90分ほど走ってダンブッラの街中(バスターミナルの向かいの路上)で降ろされました。
降りた所でいつものようにスリーウィラーが声を掛けてきます。そこから宿までは歩いても10分かからないくらいだったので近いから要らないよ、一応方向だけ教えてと地図を見せると「おぉ、ここか!この宿はブラザーがやってるから送ってってやるよ!」
出た、ブラザーがやってる発言(笑)こんなに信用できないセリフってないよね。
一応「ホントに?ブラザーなの?」と聞いておいて結局お金払いたくないので歩くよ~と言うと、「お金要らないから乗ってけよ!」
ますます怪しい!けどそれ言われたら・・乗っけてもらおっと(笑)
スリーウィラーでほんの数分で到着した今回の宿は「ガマゲダラリゾート」。降りたらスリーウィラーはやっぱり勧誘をしてきました。これからダンブッラ石窟寺院(これも世界遺産)に行こうと言われましたが断りました。断ったら嫌な顔をすることもなくあっさりと帰っていきました。勧誘目的半分、親切半分、だったのかな。
ガマゲダラリゾートのロビーはこんな感じ。これといった手続きをせずに部屋に入れてくれました。
部屋は広く綺麗めです。バスルームにはコオロギとかえるがちょこっといたりしましたが、熱帯地方のスリランカでは仕方ないことなのかもしれません。この宿の周りも草木いっぱいあるし。
シギリヤロックへは翌朝出発することにして、この日は周辺で過ごすことにしました。
宿から通りに出るとスリーウィラーが沢山停まっていました。その中にさっきのドライバーもいたので挨拶すると「どっかに行くのか?明日シギリヤ行くのか?」と訊いてきたのでこれからスーパーに歩いて行くよ。シギリヤにはバスで行こうと思ってると伝えるとスーパーはあっちだよと教えてくれました。普通に親切なあんちゃんだな。
通りはこんな感じ。デジタルの時計塔が見えていて、そこがロータリーになっています。その5分くらい先にスーパーがありました。
スーパー「フードシティ」。ちなみにこのスーパーの前からシギリヤロックに行けるバスが出ます。近くのおっちゃんに訊いたら朝の7時半に来るとのことだったので、翌朝またここに来ることになります。
スーパーの中。野菜や魚はちょっと鮮度に欠けますが、意外と大きい内装でした。
ここで水などを買いました。水は1,5リットルで75ルピー。お酒は2階に置いてあるそうですが、2階への階段は閉まっていました。時間で閉まるのかな?仏教国スリランカではお酒は基本的に禁止です。旅行者が飲む分には大丈夫ですが、人前で飲むことは避けるべきとのことです。
晩御飯はひとり500ルピーで宿が用意してくれるということだったので、お願いしました。
チャーハンとチキンの煮込みとサラダ。ここでも大量!
ビールを入手できたので、部屋に戻って乾杯。入手経路は、ご想像にお任せします。
宿のオーナーに「ブラザーいる?」って訊いたら、いないよ、と。やっぱあのスリーウィラーはブラザーじゃないのか(笑)
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この時滞在していた宿はコチラ⇒ガマゲダラリゾート
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