サラーラの町も基本的には男の人しか歩いてなくて、私としてはアラビアン美女を見たかったのだが、見られるのはむさ苦しいアラビアンナイトばかりだった。
たまにスーパーで女性を見たが、サラーラではブルカを付けている人が多くて、全然顔わからない!
サラーラはまだまだ開発中なのか、工事中の所も多い。
後ろの白い建物のようなものが、これからボンボンまた立ち並ぶのだろう。
このオマーンという国はとても綺麗だと思うが、広大すぎて車がないと無理!!(笑)
もしくは観光ツアーも催行されているみたいだが、私たちには高くて無理!!(笑)
サラーラには公共のバスが走っていないし、私たちがしたことはへとへとになるまで街を歩いてみることと、広いアパートメントタイプの宿で作業に没頭することだった。ちなみに街のショップは13時くらいから16時くらいまでお休みになることが多い。私たちが行動するのは主にお昼だったから、あれ?ショップ全然開いてないね~…っといった感じで、街の男性諸君らもお休みタイムだからか道の脇で座っていることが多かった。
私たちが何もできなかっただけで、オマーンには観光地となる見どころは沢山あるけど。
女性は男たちの目線覚悟で行った方がよいし、食べるところも地元の人が使うようなところでは女性は難しいと思う。必然的に観光客向けの少し値が張るレストランになるだろう。話しかけられたら、結婚しているの?だし(笑)
宿も高めだしバックパッカーには手ごわい国かもしれない。
今度はバックパッカーじゃない時に来よう!
ということで、私たちは早々にドバイに移動することにして、夜行のバスでサラーラからマスカットに戻ることにした。
マスカットからドバイへの国際バスは一日に3本くらい出ている。
朝の6時と15時、23時発の夜行もある。ドバイまでは6~7時間ほどかかる。チケット代は一人5.5RO(1650円程)
オマーンからドバイへのビザは不要。
18時発のサラーラから夜行でマスカットに6時前に着いてくれれば、そのまま6時発のドバイ行に乗れるかもしれないと淡い期待をしていたが、マスカットに着いたのは6時を少し過ぎていた時だった。
ハジャル山地を見て、マスカットだと確認する。
もう人々は動きだしている。
東南アジアだったらまだしも、マスカットのバスは時間に正確だから無理かなぁと思っていたが、バスのチケット売り場に行ったらやっぱり今さっき行っちゃったよ~と言われた。
15時発のドバイ行の国際バスのチケットを買って、さてこれから15時までどうしたものか…。
チケットはONTCで購入できて、数は少ないが座って待てる場所もある。バスオフィスのすぐ隣にはキオスクみたいなところもあって、コーヒーやパンなどは買えるが、ここもおじさまばかり(笑)
近くにはバーガーキングもあるが朝10時開店なので、それまではバスオフィスの待合室で待つとするか。
取り敢えずサラーラのスーパーで買ったお菓子でもつまむとする。
アラブのお菓子は激甘なのが多いが、これもかなり甘い。なにで作られてあるのかよくわからないが、チョコレート味で美味しい。チョコと混ぜられていない白いだけのものもあるが、それよりチョコレートとミックスされているもののほうが美味しい。
この待合室では人間観察くらいしかすることがなくて思ったことだが、なんだかあんまりマスカットの男性は女性に優しくない気がする。
大きな荷物を持ち両手塞がった女性がドアを開けようとしているのに、それを手助けしようともせず自分が先に入って行き、さらにドアを開けたままにしてあげればよいのに、無造作にドアを離して女性に反動でぶつかりそうになっていたり。
他の今までの国では、女性が重そうにしていたら男性が手助けしてくれることが多かったように感じたが、なんだかここではあまり見かけない。
あんまり公共の場で男性が女性に優しくするのは良くないこととされているのかな…。
街を少しふらついてみたり、またケンタに行ったり、それでも時間が余ってバーガーキングに行ったりで、やっと出発の15時になった~。
バスは綺麗で15時ちょっと過ぎに出発した。
ちなみに写真のバスの奥に移っているのが、ONTCのオフィスだ。
ドバイとの国境までは4時間ほどで、一度バスを降りて小さなイミグレに向かう。なんともなしに通過。ドバイまでの道は真っ暗。同じバスに揺られてドバイに着いたのは夜の22時30分ころだった。
オマーンからの国際バスはデイラシティセンター駅とアルリッガ駅の間らへんに着く。
クロックタワーが近くに見えるはず。
ドバイの街はネオンが眩しく近代的で都会だ。ドバイまでの道はあんなに真っ暗だったのに、いきなり見えてきた大都会だ。
ここからデイラーシティ駅まで歩いて10分くらい。同じバスに乗っていた旅行者は何度も来ているらしく、こっちだよと一緒に駅まで行ってくれた。
駅までの標識もそこかしこにあるので迷うことはないと思う。
ドバイは地下鉄が網羅している。
ああ!なんて便利で簡単なんだ!いいなあ~電車がある国って!と気分上昇。
駅のホームもピカピカで、駅ごとにアートチックになっていたりする。
都会で外国人が大半であるドバイでは男の人も全然見てこない。女性も沢山歩いている。
私たちの宿はアルラスという駅にある。ドバイといったらきらびやかな7つ☆ホテルのバージュアルアラブの超豪華ホテルやらのきらびやかなホテルのイメージだが、私たちが泊まるのはドバイのイメージには似つかわしくないきらびやかではないホテルだ。
アルラスの駅に着いた時には夜中の12時に近く、人もあんまり歩いていなかったが治安的には問題は少なそう。
海に近く外にでると湿り気を帯びた空気にのって塩の匂いがした。
私たちが泊まったホテルはGalaxy plaza hotel というところ。
きらびやかなドバイどこいった?というような汚いビルの中を入っていくと、しょぼい(笑)カウンターがある。
部屋は私たちの感覚では立派だったけど(笑)
あ~サラーラからの長い移動、疲れた~。
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この時滞在していた宿はコチラ⇒Galaxy Plaza Hotel
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