我々の4WD砂漠ツアーは、こんな感じの行程でした。
前半⇒前半の記事はこちら
- ビジターセンター到着、ガイドと合流
- ロレンスの泉、脇の岩山に登る
- 「大きい砂山」に登る⇒万琵が舞踏を踊りました
- アンフォーシの壁画を見る
後半
- ワディ・ラムに3つある石の橋のうちの2つに上る
- テントに行ってちょっと休憩&散歩
- 日没観賞
- 炉端でベドウィン料理を堪能~おやすみ~
・・・さて後半のスタートです!
ワディ・ラムには自然が形成した石橋が3つあります。橋といっても川を跨いでいるワケではなく、風と水の浸食により岩石が削られて橋の形を造っているというものなのですが、その形を造りあげるまでに数千年、数万年も掛けているので、眺めるだけでも感慨深いものがあります。
ちょっと怖いけどその橋を渡ってみましょう!
我々が見たのは2つ、先ずは「ワダック石橋」。ここの橋に辿り着くまでに少し岩山登りをします。途中に平たい高台があったので、定番?のジャンプ。
あとでモモ裏が痛くなります。ベドウィンのガイド、サイにも跳んでもらいました。
ここからもう少し登ると石橋に到着です。
ちなみにここでもジャンプしましたが、くどいので割愛します。幅は大体1メートルくらい。危険なのであまり派手なパフォーマンスは控えましょう。というか石橋が崩れやしないかという不安があります。
下り際は飛び降りました。一応元体操選手、着地を止めにいきました。けど足開いてる!減点!
ワダック石橋は小さめの石橋なのであまり人気がなかったというか、そのお陰でたっぷり時間を掛けて遊ぶことが出来ました。次は一番人気の「ウンム・フルース石橋」です。
橋の上に行くにはこれまたちょいとロッククライミングをすることになります。
イナバもといウンム・フルース石橋は巨大なので100人乗っても大丈夫だと思いますが、大人数で乗るとスペースが足りなくなりそうです。
落ちたらキャーです。ここは人気なので別のツアー車が数台やってきました。順番待ちになっていたので我々はちょっとだけ遊んですぐに下山しました。
その後は我々の宿泊するテント「デザートムーンキャンプ」に移動します。サイに「え、もう終わりなの?」と訊くと「まだどっか行きたいの?もう何時間も走ってるよ~僕は晩御飯の準備もしなくちゃならないし、終わりだよ~」と言っていたので仕方ない、追従しました。
デザートムーンキャンプ。いい場所に建っておる。テントは個室の他にトイレ・シャワー室と囲炉裏のある食堂があります。ソーラーパネルで電気もつきますし、シャワーはお湯になります。
なんか想像してたのと全然違う!快適すぎるんですけど!猫も沢山いるし。モフモフ。
サイがキッチンに籠もってしまったので我々は素人だけで散歩に出かけることにしました。もちろん、テントが見えなくなる場所には行きません。道が分からなくなると怖いので。
あ、ちなみにデザートムーンキャンプでは、Wi-Fiも使えます。
何故かテント付近では電波が拾えず、サイがこの辺だよと教えてくれたのがここでした。水の確保も難しい広大な砂漠でインターネットが出来る、なんという文明の力。まぁ、砂漠キャンプにやってきてまでネットやらないよね。といいつつ兄貴に写メを送りつけましたけど。
散歩の途中で何かの骨が落ちていたり、ラクダのフンが落ちていたり、岩山の陰に別のテントが見えてしまったり、大した収穫はありませんでしたがいい暇つぶしにはなりました。
前半の大きい砂山で合流したマサ君が瞑想しています。
同じく前半で合流したリンさんは崖に登っていきました。
・・・次第に日が傾いてきました。我々の影も長く伸びています。
テントの側にあった岩山の上で日没を眺めることにしていたので、そろそろテントに戻ります。
サイが食事の準備を進めていました。ベドウィンによるベドウィン料理。期待大です。
テント付近の岩山の上から。いっぱい並んでいるのが個室、手前左がキッチン、車の前がバスルーム、右手に半分見切れてるのが食堂です。
日没まであと少し。
赤くなってきた!
そして日が落ちていきます。画像をクリックするとそれぞれ拡大表示できます。4枚目の写真ではすでに星が輝いています。
日没の合間に万琵は舞踏、僕は倒立をしました。今回は二人ほどお客さんがいてくれましたね。
暗くなる前に岩山から降り、マサ君はシャワーを浴びに。我々はすでにクソ寒かったのでシャワーは断念しました。
そして炉端でシャイを飲みながら休憩しているとサイから「ご飯できたよ~!」の声が。待ってました!
鍋を豪快に逆さまにして大皿に移します。そして3、2、1、ジャジャーン!
大皿からみんなで取りわけるのがベドウィン流。マンディという鶏肉とピラフを炊き込んだ料理に、アラブのパンのホブス、サラダです。書いてて腹減ってきた!
いただきまーす!めちゃくちゃ美味しい!サイ、ありがとう!
・・・しかしこの量、半端じゃなく多かったので結局半分程残してしまいました。一体何人前作ったんだろう?
そうこうしている間にすっかり夜も更けてしまいました。星空の撮り方も知らない僕が、センサーサイズの小さいミラーレス一眼でテキトーに撮っても星が写るくらい、星の方が頑張ってくれました。しかも新月だったし。画像クリックして拡大表示するともう少し良く見えます。
二十歳なのにアラビア語が堪能なマサ君は話も面白く、焚き火に薪を追加しつつ、夜中まで話し込んでしまいました。
砂漠の夜の時間。いつまでも続いて欲しいけど、サイにも悪いし眠るとしますか~。
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知識も腕もありませんが、写真は主にオリンパスの「PEN Lite」で撮影しています。
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