絶景舞踏

旅記事285 ワディラムからアンマン 日本人ご用達のアンマンの宿


夜の砂漠はとても寒いがたっぷりの毛布で快適に眠ることが出来た。

日の出を見るために頑張って起きてみると、この日は雲がうっすらと一面に立ちこめていた。

 

朝のワディラム

 

日の出を綺麗に見ることは出来なかったが、シーンとしていて空気は驚くほど清んでいる。

砂はとても冷たい。

 

薪に火をつける

 

7時頃になるとガイドのサイが朝ごはんだから起きて~と声を掛けにくる。

慣れた手つきで薪に火をくべてくれると、たちまち部屋は明るくなり温かくなる。

 

朝食1朝食2朝食3

 

朝食にはお馴染みにホブスとホンモスがあった。ヨルダンの鉄板ながら美味しい。緑色のパッケージに入っている食べ物は、すごく甘い食べ物だ。ドバイで初めて食べたが、こういう風に気軽に買えるようにパックになったものもよく売られている。

 

朝食を終えたら、ビジターセンターまですぐに戻らなければならない。

なぜならペトラに帰るバスが8:30に来るからだ。

ゆっくり朝食を食べていた私たちにサイが、早く、早く、バスに乗り遅れちゃうよと促す。

あぁ、楽しい時間はあっという間だった。

 

砂漠に別れをつげて

 

4WDに乗って昨日来た道を引き返す。

今日のワディラムもとても美しい。朝と昼と夜とでは、全く違う雰囲気をしている。

 

ほぼ時間通りバスはやってきてみんなでバスに乗り込んだ。

まさ君とリンさんはこれからエジプトのダハブを目指すという。

ヨルダンで会った多くの旅人さんは、エジプト入りすると言う人が多かった。

エジプトのダハブに行くにはヨルダンの南部にあるリゾート地、アカバというところからまず船に乗ってヌエバ(エジプト)に入り、そこからバスかタクシーでダハブに入る。

エジプトの有名リゾート地ダハブは多くの旅人の沈没地としても有名だ。ここで安くスキューバダイビングの資格なんかをとる人も多い。

ワディラムからアカバまで出ているバスはないので、まさ君とリンさんは大きな道路に出たところでヒッチハイクでアカバまで行くとのことでバスを途中で降りていった。

私たちはこのまま一度ペトラに戻り、宿で大きなバッグをピックアップした後アンマンに戻る。

いや~短い時間だったけど、本当楽しかったな。

ワディラムのツアー、思っていた以上に楽しかったし、コスパも良いのでおススメ!!

是非ペトラ遺跡とセットで行ってほしい!!

 

 

ペトラゲートホテルに泊まっていた宿に戻ると、宿のオーナーがアンマンの宿を紹介してくれたのでそのまま予約もしてもらった。

 

ペトラからアンマンにはミニバスで戻る。行きはJETTで来たが、JETTは予約が必要だし16時から17時頃にでるものしかない。ミニバスは7時から14時の間で5本ほど運行しているとのこと。

ちなみにJETTはペトラ遺跡の入口に程近い駐車場に発着するが、小型バスはペトラ遺跡から徒歩20分ほど坂を登ったワディムーサのバスステーションから出るので注意。

安宿が多いのはワディムーサ。私たちが泊まっていたペトラゲートホテルもワディムーサの地域にある。

ペトラゲートホテルの人が車でバスステーションまで送ってくれたが、徒歩でも大丈夫な距離に位置している。

料金はひとり10JD(1650円程)。JETTと同じ料金。ミニバスは確か7JDと書いてあったが、地元の人にも運転手が何か言った後に追加でお金を徴収していたので、ガソリンが高騰でもしたのかもしれない。

ミニバスはアンマンのムジャンマジャヌーブに到着する。所要時間は3時間ほど。

ムジャンマジャヌーブからアンマンのダウンタウンに行くには、大通りまで歩いていってバス停で待ち、来たバスに聞くしかない。バス停がどこかわからなかったら、その辺のお店の人に聞けば親切に教えてくれる。

私たちも地元の人に聞いたが、わざわざ英語が話せる人に電話しながらいろいろと世話をしてくれた。ちなみにダウンタウンといっても分かってもらえないので、ナショナルミュージアムと言った方が分かってもらえる。

ムジャンマジャヌーブ近くの大通りからダウンタウンまでのバス代はひとり0.6JD。アルフセインモスク辺りまで行ってくれる。

 

マンスールホテル

 

この日の宿はマンスールホテルという所。

後から気づいたがここは昔から日本人が多く泊まるというガイドブックにも載っている宿だった。すごくいい宿だよ!とオーナーさんが言っていたので期待していたが、ここはヨルダンで泊まった宿の中で、いや今までいろんな国で泊まった宿に比べてもかなり汚なかった(笑)

 

マンスールホテルマンスールホテル バスルーム

 

ここ、本当に日本人が多く泊まる宿なの?!と呆然とするほどだったが、現にここで3人の日本人と会うことが出来た(笑)

オーナーのおじさんは親日家で、とても親切な人。

朝食付きでダブルルーム、バストイレ付き12JD(1980円)。

だが、シーツや枕カバーはいつ変えたのだろうという匂いをしているし、寒い時期だからまだしも暑い時期だったら絶対虫出る!と思えるベッドだった。

マットレスはいままでどのくらいの人が寝たんだろうと予想がつくほど古く、真ん中がへこんでいた。

壁はあちこちに黄色い染みがあってぞっとした。バスルームのシャワーはホットではあるがシャワーヘッドがなく蛇口からそのまま一筋になってじょぼじょぼと出るだけで、身体にあたる範囲が狭すぎて超寒い。

極め付けは排水が悪すぎて、水が全然流れず部屋のカーペットに漏れる始末。

ここはやばい・・・。

ううう

 

ハーシャムレストラン

 

取り敢えず気分を変えるために、お馴染みにハーシェムレストランで夕食を食べた。

メニューもお馴染み。

 

この日の夜は、ベッドのシーツの上にビニールシート、その上にトラベルシーツを敷いて、シーツと肌がどこにも触れないよう厳重にセットして寝た(笑)

次の日は早々に出発する準備。

でも、オーナーが用意してくれた朝食を食べながらふと思った。

まあ、どうしようもない汚い宿だけど、ここで多くの日本人がお世話になったわけで、是非とも一度はアンマンに来たらみんなが寄ってみてほしいところだなぁと変に情が湧いてきてしまうところでもあった。

いや~しかし、早くチェックアウトして、次の街にいこっと!!


にほんブログ村 旅行ブログ 親子・夫婦世界一周へ
にほんブログ村

いつもご愛読ありがとうございます。ポチっとランキングへのご協力もお願いいたします!

現在地情報はツイッターから

インスタグラム

インスタグラム始めました。フェイスブックからでも見られるようになっています。

 

この時滞在していた宿はコチラ⇒マンスールホテル

 

見どころだらけのヨルダンへ。格安航空券検索サイトはスカイスキャナー