この記事は2017年1月16日の出来事です。
このまま大雨が続いていたらどうしようと心配だったが、朝目を覚まして見てみると、窓からの景色はこんなにも綺麗だった。
う~ん。田舎だ。
すぐ向こうは海。
右側を見ると、小さな教会があった。
サントリーニ島特有の青と白のコントラストが際立つ教会だ。おとぎ話の中に出てきそうな可愛らしい教会。
大雨の中、夜中に到着したサントリーニ島。迎えに来てくれた車からは暗くて何も見えなかったため、ここがサントリーニ島ではなかったとしても気づかない状況だった(笑)
この教会で、サントリーニ島で間違いないと、上陸したことを実感した。
ホテルにはブッフェ形式の朝食が付いていた。ギリシャはオリーブの他に蜂蜜も名産でいろんな種類の蜂蜜が売られている。朝食のジャムと一緒に置かれていた小分けサイズの蜂蜜の種類も一杯。
で~ん!
サントリーニ島は猫が沢山いる。猫島だ。
この猫はホテルで飼われている猫。この日の第一号猫ちゃん。
このホテルは少し高かったので、一日でチェックアウトして別の宿にうつることになっていた。
オデッセイハウスというところ。
ここの宿はアパートメントタイプだ。小さいながらキッチンも付いていて、洗濯機だってあった。ロフトの上にはベッドがあり壁は石がむき出しになっていて、洞窟住居っぽくなっていてお洒落。
サントリーニ島には断崖絶壁に立つ洞窟風住居が沢山ある。
海添いに面した洞窟住居は、プールもある所が多い。
夏はものすごく混んで高くなるんだろうなあ。
ここの宿は海には面していないが、高台の方にあって海も見渡すことが出来る。
しかも閑散期のこの時期だからか、アパートメントタイプなのにも関わらず一泊2000円を切る安さ。
多分繁忙期だったらこの三倍くらいの値段になるのではないだろうか。いや、もっとかな?
閑散期ならではの価格。これも閑散期のメリット。
ただここの宿、見つけるのに相当苦労した。表示されているマップが違う宿を指していて、そこに行ったら良くみんな間違えてくるのよ、とそこの宿の人がもっと坂の上よ、と教えてくれた。
が、行けども行けどもどこにあるのかよく分からない。
この宿は高いところにあるので、坂を行ったり来たりと何度も往復した。
地元の人がいろいろと親切に教えてくれるのだが、やっと見つけた時は1時間以上も重たい荷物をもって坂を登ったり降りたりしていて、辿り着いた時はどっと疲れた。
結局、何度も宿の前を私たちは通っていたのだが(笑)
そしてこの宿ホットシャワーが出なかった。
宿のおばちゃんにいったけれど、今直せないからと言われてしまい、またもや超寒い時期の冷水苦行をした。
比較的慣れているから、冷水ぐらいなら全然問題ないけど。
さて、早速その辺を散歩してみよう!
見よ!この真っ白な建物群を!
このサントリーニ島の建物は白で統一されていて、岩の上に軒並み建てられた家は遠くから見ると不思議な景色を作り出す。
家が白い光を反射して、茶色の断壁とのコントラストでますます眩しい。
岩の頂上が光り輝いているさまは、まるで雲に上に立つ街のように見える。
この断崖絶壁の道、夏だともの凄い人で賑わいを見せる。
だがこの時期全く人はいなくて、旅行者も本当にチラホラといる程度だった。
人がいないのも頷ける。見よ、この閉まりきったシャッター群を。
殆どの海添いのレストランも閉まっていた。
私たちにとっては静かで良かったけれど、賑やかな方が好きな人にとっては閑散期のサントリーニ島は少し寂しいかもしれない。
これは近くにある火山島でネア・カメニという島だ。
火口付近は今も活動している。この島からはサントリーニ島の全貌も見ることが出来る。
すぐ隣にパレア・カメニという島があって、ここでは温泉につかることができる。
つかるというよりも、ボンボン飛び込んでいくという形みたいだが。
一日ツアーで行けたりもするし、確か一日に何本かフェリーもでていると思う。
冬のこの時期、何種類かの一日ツアーはやってなかった。温泉に入るツアーはやっていなかったけれど、火山島に行くツアーはあった。
フィラの中心地にいけば、沢山旅行会社があるので、そこで聞いてみるとよいと思う。
(画像をクリックすると大きくなります。)
ちなみにこれはサントリーニ島のバス。こんな風に分かりやすく書いてくれているので、車が無い人でも観光地には比較的簡単にいけるのではないかと思う。
バスの時刻表などもフィラのバスターミナルでもらえるし、トレッキングがしたい人は旅行会社の人に地図がないか聞いてみると良いと思う。
そしてここからはサントリーニ島に生息する猫さん特集。
猫好きには堪らない島、間違いなし。
歩けばすぐに猫さんとばったり。
古いバイクを乗りこなしている、凛々しい顔つき。
ウトウト。
猫さんの寝顔。アップでどうぞ。癒されてください。
尻尾が太くてもしゃもしゃした猫。お尻つけてムラケンにマーキング。
海と猫。眩しそう。
ばったり猫となんども会ってしまい、その度に気を取られるムラケンに付き合っていたら、いつの間にか空が赤くなってきた。
ふと海の方に目をやると、うお~見事な夕日!!
白い家も茶色い岩壁も、夕日に染まっていく。
ああ、綺麗だ。
そろそろ夜の時間。
僕たちもお家に帰ろうかニャン。
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この時滞在していた宿はコチラ⇒オデッセイハウス
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