この記事は、2017年1月17日の出来事です。
この日も晴天に恵まれました。
サントリーニ島は三日月形をしていて、島の中心部に我々が滞在するフィラ、北端にはイアという小さな町があります。
イアまでの距離は10キロくらいとそれほど離れてもいないので、この日はフィラからイアまで歩いてみることにしました。
君も来る?猫と話す万琵。
ねこは来ませんでしたが、10時頃に出発~。
島にはやはり青と白を基調とした建物が非常に多く建っています。ちょっと風が強い。
島の縁には遊歩道があって、白い建物に囲まれながら海と建物群を俯瞰で見ながら歩いていくことになります。冬期間だからでしょうか、ペンキを塗り直していたり、歩道を直していたり、建物を改装している姿をよく見かけました。そういうのはオフシーズンの仕事ですもんね。正直、フィラから出てしまうまではちょっと歩きづらかったです。
しばらく歩いてフィラを振り返ったところ。島の南側の形が何となくわかります。
と、海側にでんと構える大岩が目の前に現れました。
何となく我々を引き付けたこの大岩、陸続きになっていたので、予定外でしたがそこまで行ってみることにしました。ちっさく階段見えてるし、行ってもいいってコトでしょ。
火山島のサントリーニ。石と砂にまみれています。
岩石は赤く、硫黄成分を含んだような黄色い岩も時折見かけます。
人が入れるのか分かりませんがビーチを発見。
岩の端の方までやってきました。対岸の島ネア・カメニかな?
冬のサントリーニ島は空気が澄んでいて向こうの島々もよく見えます。
岩の裏側にやってきました。空と海と雲の柔らかく澄んだ優しさから掌を返したように、冷たく不気味な雰囲気になります。不安定に積み重なった岩々が今にも崩れて崖下へ落ちていってしまいそうです。
ちょうどその辺りから海へ臨む崖にスペースがあったので、万琵が舞踏をひとつ踊りました。動画は次の記事で。
岩からイアが見えます。イアもまた白い町です。
崖下に微かに建物が顔を出していました。これは行ってみるっきゃないでしょう。
来てみました。青と白とイア。ザッツサントリーニ!この写真撮った場所は道が悪く滑りやすいので、結婚式写真撮りにウェディングドレスでここまで来るのは不可能です。
元来た道へ戻る途中、2匹のはしゃいだ犬とすれ違いました。
犬もテンション上がる島、サントリーニ。
そしてこの島では植物も色鮮やかです。
1月でも、晴れた日に歩けば小汗かくほど温暖な気候です。
さて、本道に戻りましょう。
イアまではまだまだあります。頑張ろう。
イアはそこに見えてる町(多分フィニキア)の更に先です。
イアまでのトレッキングルートの標識がありました。右手に車道が見えていますが、敢えてトレッキングルートを選びます。帰りはどーせバスに乗って通る道だし(笑)
途中でお昼にしました。りんごうめー!全然食い足りないけど!
幾つかのアップダウンを繰り返し、ロバ小屋を一瞥し、イアが見えてきました。その途中にも綺麗な建物がありました。
あとは下るだけ!
フェンス外側のベンチ。1メートル先は崖。ここでゆっくりコーヒーなんか啜って、、怖いわ!
イアに到着しました!ロバが出迎えてくれました。
この辺りも工事がそこら中で行われていました。
イアの町と工事の漢たち。トレーナーを白と青で合わせてきたのは我々のためでしょうか。
小さなお店を見つけたのでパンを買い、その外にあったテラスで不足分を補います。
がしかしそれを邪魔する悪い奴らが。。
こ、こいつら・・僕らのパンを狙ってやがる!
欲しそうにしてますけど、猫はパンなんか食べるの?
あ、食べた。
そして意地悪な僕は三匹の微妙な距離感の位置にパンを放ってみました。
すると、全く関心を寄せない素振りの白黒猫とめっちゃ気にしてるけど隣の猫とパンとを交互に見続けるとら猫、さっき食べたからお前が食えよと言わんばかりに一線を引く黒猫とに分かれました。
なんとなく猫の社会関係が解ったような気がします。
白黒は一番若い下っ端、とらはナンバー2、黒が親分といったところでしょうか。さすが親分は自分の建前を満たすと下に譲る器の方で、ナンバー2も上を立てることのできる分別のある子分、下っ端はよく教育されていて分相応を知っているのでしょうか。
ま、どれも自分の近くに落ちたパンはソッコーでがっついてましたけど。猫ですから。
冬期間のバスの時刻表です。左がフィラ~イア間のバスなど、右がフィラから空港やフェリーポートまでのバスの時刻表です。フェリーポートまでが14時半しかないってどういうことだよ。そりゃ深夜にバス来るワケないよなぁ。
イアは夕焼けが綺麗だそうですが、フィラのバスターミナルから宿までは20分くらい歩くので、日没を拝んでから帰ると真っ暗になってしまいます。それはちょっと避けたい。それにちょっと待ったらバス来るみたいだし、次にくるバスに乗って帰ることにします。ひとり1,8ユーロ。
夜はサントリーニ島の地ビール「ヴォルカン」で乾杯!
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この時滞在していた宿はコチラ⇒オデッセイハウス
冬もいいよ!ギリシャへの飛行機はスカイスキャナーで。