絶景舞踏

旅記事255 ネパールに到着!エベレストトレッキング準備


スリランカからネパールまではマレーシアのクアラルンプールで乗り継ぎする便だった。

またもやマレーシア!

今回はトランジットだけだが、これで4回目になる(笑)

エアアジアのハブ空港、クアラルンプール!

最強だ!

北にビューンと行けば早いのだろうが、一度東に位置しているマレーシアまで行き、マレーシアからまた北西に戻る。時差がそれぞれある。

ちなみにスリランカとマレーシアの時差は2時間30分でマレーシアの方が時間が進んでいて、マレーシアからカトマンズの時差は2時間15分時間で時間が戻る。

飛行機も行ったり来たり、時間も行ったり来たり。

ややこしや~。

ちなみにスリランカとネパールの時差は15分でネパールの方が進んでいる。

 

クアラルンプールからカトマンズ

 

飛行機がネパールの上空を飛ぶところまでくると眼下には壮大なヒマラヤ山脈を望むことができる。

こりゃ荘厳な眺めだ。

この山々を見てしまうと誰もが心を奪われ、登ってみたいと思うのではないだろうか。

 

カトマンズの空港

 

カトマンズに着いたのは昼の2時だった。

空港は首都とは思えないほどの小ささと古さ(笑)

空港から市内に出るにはタクシーかローカルバスになる。

ローカルバスは空港を出て、歩いて10分程の所に乗り場があるが大きな荷物を持ってローカルバスにギューギューになりながら乗るのは避けたいのでタクシーで行くことに。

空港タクシーもありゲストハウスが密集するタメル地区というところまでは700ルピー程かかるという。

空港を出ると客引きのタクシーがいつものように群がってくるが、そんな人々はスルーして空港からちょっと離れたところまで歩いて行く。

空港から乗るとボったくられるがちょっと歩くだけで料金を抑えることができる。

ちょうどお客さんを降ろしたタクシーの運ちゃんにタメル地区までの料金を聞くと400ルピー(400円)で行ってくれると言う。

もう少し安くしてよと言ったが、このくらいで一律なんだと運ちゃんは言っていた。

 

シュリーチベットファミリーゲストハウス

 

シュリーバスルーム

 

カトマンズの宿はシュリーチベットファミリーゲストハウスと言うところ。ここのオーナーはスレンダさんと言って日本語も英語も堪能だ。スレンダさん、日本語は独学というから驚き。

宿では多くのトレッキングツアーや市内観光ツアーも扱っている。

 

宿泊費は一番ショボいであろうダブルルームで1300円程。

設備は最小限。お湯が出ないことの方が多く、お湯でシャワーを浴びたいなら夕方までに浴びなければならず、その後は水シャワーを浴びるハメになる。

この時期は11月の半ばだった。カトマンズは標高が高く(約1330m、富士山の三合目くらい?)ただでさえ冷える。

もうダウンを着なければならない程寒かった。

震えながらの水シャワーは相当堪える。暖房器具は部屋にはなく隙間風が寒いので部屋の中でも冬の滝行みたいな感覚だ。

ダウンは必須!!

ちなみにWi-Fiは入る部屋と入らない部屋がある。速度は遅くない。

町はとても過ごしやすい雰囲気で、なおかつランニングコストが安いことから多くの長期旅行者が沈没する町だと聞く。

日本人も沢山住んでいるらしい。

たしかに私としても沈没しても良いなと思える町だった。

 

私たちのネパールでの目的はトレッキングをすること。

ネパールには各所に魅力的な観光場所が多数あるが、それはまた違う機会ということで。

スレンダさんがツアーの説明をしてくれた。

始めは自分たちだけで勝手に行こうかと思っていたが(それが一番安くつくから)、いろいろ考慮した上でこのシュリーチベットファミリーゲストハウスで手配してもらうことにした。

 

ここの宿は何かと温かいミルクティーを出してくれた。

激甘のミルクティーはなぜだかカトマンズだとものすごく美味しく、毎日のように飲んでいた。

 

私たちが悩んだのはアンナプルナコースかエベレストコースだった。

①アンナプルナ
このルートはポカラという町を拠点にしていて、1、2日のトレッキングもあれば1カ月のものもあるらしいので初心者でも上級者でも大丈夫みたい。

ロッジやレストランも質がよく快適らしい。

ポカラまではカトマンズからツーリストバスが通っている。

②エベレスト

これが多分一番人気があるのではないだろうか?

ルクラという街からエベレストを展望できるエベレストベースキャンプ(BC)(5364m)かゴーキョピーク(5360m)まで登るコースだ。

カトマンズからルクラまでは飛行機で行くことになり、アンナプルナコースよりもその分コストがかかる。

時間がたっぷりある人はバスでジリという町まで行きそこから一週間ほどかけてルクラの近くの町まで歩くという方法もある。

他にも様々なトレッキングルートがあるが、まずはじめは代表的なところを押さえたい。

 

私たちはコストの面で迷ったが、結局エベレストトレッキングのゴーキョピークに行くルートに決めた。

ゴーキョピークは計10日間の日程。ピークには壮大なエベレストと共に美しい湖が広がっているという。

ちなみにエベレストBCのルートだと11日間で目の前でエベレストが拝めるというわけだ。

このBCからエベレストの登頂目指して数々の挑戦者たちが出発していくのだ。

私たちの場合はゴーキョピークトレッキング10日間に合わせてカトマンズ市内観光2日間を組んだ。

相談次第なので自分の好きなように予定を組むことができると思う。

体力に自信がない人はもっとトレッキング期間を延ばしてゆっくり登るのも良いだろうし、ゴーキョピークからエベレストBCに行くルートを足したりもできると思う。

 

エベレストトレッキング・ゴーキョピークルートのスケジュールはこんな感じ

1日目:カトマンズ(1,330m)から飛行機でルクラ(2,840m)、ルクラからトレッキング開始パクディン(2,610m)まで

2日目:パクディンからナムチェ(3,440m)

3日目:ナムチェで一日(高度順応のため軽くナムチェでトレッキング)

4日目:ナムチェからドーレ(4,084m)

5日目:ドーレからマッチェルモ(4,410m)

6日目:マッチェルモからゴーキョ(4,750m)

7日目:ゴーキョからゴーキョピーク(5,360m)、下山してドーレ

8日目:ドーレからナムチェ

9日目:ナムチェからルクラ

10日目:ルクラから飛行機でカトマンズ

(11日目:ルクラからカトマンズの飛行機が飛ばない場合の予備日)

 

(トレッキングの費用、必要な手続き、装備など実際のトレッキングを踏まえた情報に特化した記事はこちら)

 

スケジュールが決まったら、今度は明日の出発に向けて必要な防寒具を用意しなければならない。

そんなに防寒具なんてもってないよ~という人でも大丈夫!

カトマンズのどこでも安く手にいれることができるから。

私たちはシュリーゲストハウスの近くのお得意さんみたいなところに連れていかれた。

ここで借りる寝袋も渡された。

カトマンズの中にはこのお店より安いところは沢山ある気がするので、時間がある人は色々見て回って品質と価格で決めたら良いと思う。

 

買ったもの ムラケン

 

ムラケンが買ったもの

 

万琵 買ったもの

 

購入したリュック

 

私が買ったもの

 

値引き交渉もできる。帽子は300NRp、手袋250NRp、靴下300NRp、ノースフェイス(本物かどうか定かでない)のフリース2800NRp、バックパック2500NRp、お湯を入れるボトル650NRp

本物か微妙なフリースは大変に温かくて今でも重宝しているし、リュックはレインカバーも付いていてなかなか使い勝手が良いので気に入っている。

一番使えなかったのはお湯を入れる用のボトル。このボトル水をいれると水が鉄臭くなっていただけない。

普通にペットボトルで十分だった。

トレッキングが終わって要らなくなったものはカトマンズでまた売ることも出来る。

 

昼過ぎにカトマンズに着いたはずなのにあれよあれよともう夜になってしまった。

どこかで夕食が食べられるところがないかとスレンダさんに聞くと、うちのスタッフに作らせるからと夕食をごちそうしてくれた。

チキンカレーだった。

夕食を済ませたあとは荷造り開始。

ポーターは10キロまでしかもてないとのことだったので、ムラケンのスーツケースに二人分の荷物を詰め込んだ。

寝袋二つが一番幅を取る。

私のスーツケースはシュリーチベットファミリーゲストハウスに保管して貰う。

 

明日からのトレッキングに向けて早くねなきゃ!!

 

(トレッキングの費用、必要な手続き、装備など実際のトレッキングを踏まえた情報に特化した記事はこちら)


 

 
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この時滞在していた宿はコチラ⇒シュリーチベットファミリーゲストハウス

 

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