この記事は2017年1月2日~6日の出来事です。
正月の三が日は休みました。この世界中のどこに正月から働く人がいますか!えぇ!?福袋売るのだって4日以降でいいじゃないか!
旅は仕事じゃないけど、敢えて寝正月を過ごした我々。
そして正月というのは、どこにでも浮かれた人が現れます。
海の真ん中よーく見てください。海坊主がいます。1月2日です。
後ろ手に魚を掴み、うらめしそうな顔の角度で観光客を見つめる少年像。なぜでしょうか。パンツ一丁だからでしょうか。
というのを見たり、正月番組を観たりしながら過ごしていました。
その間に宿も変わりました。次の宿は、Elena’s Studioというところ。
前のPafia 2はリビングダイニングと寝室が分かれていたりと、比べてしまうと広さやおしゃれ感など見劣りしますがここは値段が2,000円強。パフォスの中ではかなり安いアパートメントでした。それに部屋と同じくらいの広さのパティオがあり、専有面積が実は広いです(じゃあ部屋を広くしてくれとかは言わない約束で)。広いパティオを生かして、靴とかアウターに防水スプレーをかけまくりました。
正月が明けて最初の観光は、ギリシャ神話の美の神アフロディーテ(ローマ神話のビーナスと同義とされる)が誕生したとされる地「ペトラ・トゥ・ロミウ」という海岸でした。
ペトラ・トゥ・ロミウへはパフォスから路線バスで簡単にアクセスすることが出来ます。朝から晩まで90分おきに運行していて、大体40~50分で到着します。料金はキプロス内で統一の路線バス価格1,5ユーロです。
見づらくてスミマセンが、パフォスのツーリストエリア付近にあるバスターミナルから630番や631番のバスで行けます。本数は少なくないので午後から動き出しても十分帰ってこれます。
ペトラ・トゥ・ロミウのバス停もまた海岸沿いで、一応カフェや商店があります。帰りもまたこの場所からバスに乗ることになります。
商店の手前に階段があり、地下に入っていきます。下は通路になっていて、そこを抜けると・・
美の女神の生誕地、ペトラ・トゥ・ロミウの海岸です!
曇っていて生憎の天気ですが、雲間から光が差し込んでなんだか神々しい雰囲気。
アフロディーテは海の泡から生まれたという説がありますが、この海岸はそうと言われるのも納得、泡立ちが凄いです。
そして相変わらず打ちつける波が荒々しいです。
バッシャーン!荒ぶってます。アフロディーテは戦の神という側面もあるからでしょうか。
そんな荒ぶる波に周囲の岩は削られ、全てねずみ返し状になっていました。
って海坊主2人目ーッ!いやこれは何かあっても誰も助けにいけないぞ・・
するともう一人海の中にいる人が・・なに!トップレスのタプタプのおばさんアフロディーテが!
さすがに写真は撮れませんでした。撮ってもアップしませんけどね。
冬でもさすがの観光地、観光客がまばらにですが来ています。我々は人の少ないところを目指して少し歩きます。
さっきのアフロディーテ降臨のお陰か、雲が晴れてきて日が差してきました。
うちの女神も嬉しそうです。なんで石持ってんのかわかんないけど。
ちなみに砂利浜の部分と砂浜の部分があります。
砂浜部分の波打ち際は泡がより顕著です。
刻々と変わる景色、いつまでも見ていられます。
良い景色だったので、ペトラ・倒立・ロミウ。岩がごつごつしてて手から血が出ました。あとで後ろの大岩に登ってみよう。
ペトラ・トゥ・ロミウで万琵が踊ったので動画を後程公開します。
日が傾いてきました。夕日に照らされる海もいいですね。よく見るとサーファーがいます。
そして大岩に登りました。
若干ボルダリングのようでしたがなんとか這い上がってみると、
小さな花が健気に咲いていました。こんな土も殆どない所に。
その先には岩石群と烏帽子岩がみえていました。
大岩の上から東側の遠景。
東側の俯瞰。
こちらは西側の俯瞰。どちらもやはり泡がよく形成されています。
夕焼けが色濃く出てきました。次来るバスに乗らないと暗くなっちゃうから、帰ろっと。
曇っていても自然の景色がこんなに美しいペトラ・トゥ・ロミウは、美の女神が誕生したのではないかと古代の人々が想像力をかきたてられるのも、なんだか分かる気がする所でした。
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この時滞在していた宿はコチラ⇒Elena’s Studio
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