この記事は2017年4月3日の出来事です。
万琵が語学学校カリキュラムを終えて二人の時間が取れるようになったので、万琵の舞踏のロケハン(ロケ場所ハンティング:撮影場所探し)も兼ねて、ゴールデンベイに行ってみることにしました。天気は快晴!
ゴールデンベイとはマルタ島北西部にある赤砂のビーチで、その色からゴールデンベイと呼ばれているそうです。
我々の滞在していた宿Huli Hotel & Apartmentからだと、徒歩3分くらいの所にあるBugibba Bayバスターミナルから223番のバスで一本。ほぼまっしぐらにゴールデンベイに向かい、Ghajn Tuffiehaバスターミナルで下車します。所要時間は30分弱、路線バスは一律1,5ユーロです。
降りたところからすぐにゴールデンベイが見えてきます。
・・が、
我々がバスを降りた場所は手前のRivieraというバス停でした。
どうやら万琵が前日から勘違いをしていて、リビエラビーチに連れてこられた模様です。ゴールデンベイの正確な停留所はもう少し先でした。
向かった先はゴールデンベイの南、リビエラビーチのもう少し南のぷっくりした岬でした(笑)
入り口付近。右手にリビエラビーチが見えています。ここはゴールデンベイよりもだいぶ小さなビーチなので、夏は穴場になるのかな?
季節は4月、入口に少しの行商らしき人物が見えたくらいで流石に閑散としていました。ていうか誰もいないんじゃないかな。
ビーチへ続く道がありますが、行きません。そもそも水着持ってきてないし。ってあれ、だいぶ向こうにサーファーが二人いる!やめれ!寒いべや!
我々はひとまず、向こうの岩を目指します。
途中には赤や黄色の花が咲き乱れており、原色の世界に心と網膜が沸き立ちます。
赤と青と緑。美しいですね。視力回復センターを思い出します。
この辺りが岬の一番細くくびれたところ。左右どっちもビーチになっています。左側を泳いでる人はいませんでしたけどね。ちなみにさっきの大岩は写真から切れてますが右向こうにあります。
平均台のようになっている尾根を先へ歩いていきます。
左・右の海はこんな感じです。どちらもここからだとちょっと人を寄せ付けない切り立った場所になっています。
岩の近くまでやってきました。植物がいっぱい生えていますが、この辺りは土ではなく岩の集合です。間違ってもヒールやビーサンで来ないように!
いい感じの隙間があったので万琵が入っていきました。え、マジここ入るの・・?
狭いところあんまり好きじゃない僕は渋々ついていきます。
上から光が漏れて、確かにいい感じの隙間です。岩を避けながら進むさまは胎内巡りを彷彿とさせます。やったことないけど。奥へ進むと向こうが明るくなっています。
ちょっとだけ開けた場所があり、太陽がよく差し込んでいたので、万琵はまずここで一踊りしました。動画は後程。
出口のない隙間なのかと思いきや、先へ先へと進むと岩を抜けました。
抜けた!そこは海がより大きく広がっていました。岬の先っちょに出たっぽいです。
ここはあまり人が来るところでないのか、道らしい道がなかったので、植物を踏まず安定した岩の上をピョンピョン渡っていく感じで先に進みます。
波風に削られ割れた岩のクレバスに嵌まった小さめの岩が。といっても1メートルくらいかな。あと何年したらその岩は海に落ちるんでしょうか。アズールウインドウも一夜にして落ちてしまうんだから、明日にも落ちちゃうかもしれません。諸行無常、でさーね。
この辺りは遮るものが少ないせいか、無遠慮に風がビュンビュン吹いています。岩肌も鋭く、よじ登るのも一苦労な場所で、万琵はもう一踊り。
海まで来て、泳がずロッククライミングしてます(笑)
足場にはこんな風に健気な植物が生えています。5、6メートルはある崖ばかりなので、落ちないように慎重に歩を進めます。
僕は倒立。岬の先端は荒れています。
湾に入ると波は穏やかになります。青が美しい。
ちなみにここはさっき岬のくびれから見た左側の海です。我々は岬を反時計回りに回ってきたことになります。
湾を俯瞰で。すり鉢状の地形になっているのが分かります。落ちたら上がってこれないので気をつけて。
道らしい道はないのかと思われましたが、いつの間にか道に戻っていました。ちょっと危険な感じのする道ですが、一応一般人が通っていい道のようで。
しっかり自然を堪能して、再びバスに乗って帰ります。
ちゃっかり前に紹介したThe Cake Boxでイースタークッキーとチョコケーキ買って糖分を補うのでした。
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この時滞在していた宿はコチラ⇒Huli Hotel & Apartment