シキホール島の海はこの時観光客はひとりも見えなくて、地元の人もちらほらいるだけだったので、とても静かな場所だった。
人にまみれて疲れ気味だった私は、やっと静かな所にこれたと、回復するのを感じた。
時間によって色を変える海は、同じ顔を見せることなく、またバージンアイランドの儚い感じとは違って、飲みこまれそうな激しさもあった。海はとても透き通って綺麗で、色は濃いめだ。白浜はさらさらしたものではなく粒子は荒く、素足で歩くと痛かった。昆布も沢山ある。
生き物も多くて、海に入った私の足にまとわりつく小さな貝みたいなものは、結構痛かったり、
時折蜂が偵察でもしているのか、私達の周りをブンブン飛んで怖かった。
ココは生き物の場所、お邪魔しま~す、と思った。
そして私は久しぶりに踊れる気がした。舞踏⑤シキホール島の昼下がり
向こうから、何度も ごめんなさい、ごめんなさい、と日本語が聞こえた。
ん?なにをそんなに謝っているんだ?っと近くに寄ってみると
地元の子供たちが海で遊んで、こっちを見ながら手を振っていた。
手を振り返すと、キャッキャっと嬉しそうに笑って、ごめんなさい、ごめんなさい、と繰り返す。
たぶん、私たちが日本人だと分かって、知っている日本語を連呼しているのだろう。
何度も手を振るから、何度も振り返して、その度にキャッキャ!っと楽しそうだった。
それにしてもなぜ、ごめんなさい??
夕方になると、海の色だけでなく、姿も変えていった。
さっきまであった海水は引き潮になって、すっかりなくなっていた。
この頃になると、子供たちは家に帰る代わりに、おじさんやおばさんが海に現れた。
ウニを捕っているのだ。
引き潮になると、更に生き物が増えた。
ヤドカリや、ヒトデ、得体の知れないピョンピョン跳ねる、気持ち悪い小さい白い生物。
ひえー
そして初日のこの日は素晴らしい夕焼けが広がった。
なんとも言えないこの色のグラデーション。雲の帯と共にゆっくりと模様を変えていく。
光のカーテンだ。
東側を向くと、まだ青空が多く昼間なのに、西側を向くと夜になっている。
わたしはここでも踊りたくなった。舞踏⑥シキホール島の夕暮れ
踊り終わった時には空は真っ赤だった。
なんて綺麗なんだ!!とムラケンとしばし放心状態になった。
宿のオーナーのダーマンさんが、ミミちゃんを散歩に連れながら、
綺麗な夕焼けですねえ!こんなに綺麗な夕焼けは、数カ月ぶりですよ。
っと声を掛けてくれた。
そうなのか、見れて良かった。
シキホール島が歓迎してくれたように感じて、嬉しかった。
夕食は、ダーマンさんと、息子さんのタケさんと一緒にご飯を食べて、歓迎してくれた。
和食っぽくアレンジしてあって、とても美味しかった。
自家製マンゴーアイスも優しい味がした。
ダーマンさんのフィリピンにいきついた経緯や、フィリピン事情や、体験など、いろんな話をしてくれた。
すごいなぁと感心してばかりだった。
次の日、私たちは早起きして日の出を見た。
なにか、歩いた跡があるとおもったら、ヤドカリが歩いていた。
君も活動開始ですか?
出てきました。出てきました。
太陽は本当に温かく眩しい、ということを感じる瞬間。
今日は晴天だ。
そして私は、またここでも一つ踊ってみた。
それは次の記事で!
またランキングが上がりました!ありがとうございます!!
太陽パワーの凄さはこんなところにも活用されています。
ソーラー招き猫。太陽の力で左手が動きます。電池はいりません。
何かを招きたい方、光ある限りいつでも招いています。
こんなのもあります。
太陽の力と半導体のダブルの効果で歯垢除去、極細のブラシは小さな隙間にも入り込みます。
ムラケンは、虫歯一本ありません!!・・・安い歯ブラシ使っているけど。
私は親知らず抜いたらなくなりました!!これで再発防止しよう!