絶景舞踏

旅記事47 踊りたくなる島 シキホール


シキホール島の海はこの時観光客はひとりも見えなくて、地元の人もちらほらいるだけだったので、とても静かな場所だった。

人にまみれて疲れ気味だった私は、やっと静かな所にこれたと、回復するのを感じた。

時間によって色を変える海は、同じ顔を見せることなく、またバージンアイランドの儚い感じとは違って、飲みこまれそうな激しさもあった。海はとても透き通って綺麗で、色は濃いめだ。白浜はさらさらしたものではなく粒子は荒く、素足で歩くと痛かった。昆布も沢山ある。

生き物も多くて、海に入った私の足にまとわりつく小さな貝みたいなものは、結構痛かったり、

時折蜂が偵察でもしているのか、私達の周りをブンブン飛んで怖かった。

ココは生き物の場所、お邪魔しま~す、と思った。

そして私は久しぶりに踊れる気がした。舞踏⑤シキホール島の昼下がり

 

シキホール島の初日海と遊ぶ子ども達

 

向こうから、何度も ごめんなさい、ごめんなさい、と日本語が聞こえた。

ん?なにをそんなに謝っているんだ?っと近くに寄ってみると

 

シキホール島の海の地元民

 

地元の子供たちが海で遊んで、こっちを見ながら手を振っていた。

手を振り返すと、キャッキャっと嬉しそうに笑って、ごめんなさい、ごめんなさい、と繰り返す。

たぶん、私たちが日本人だと分かって、知っている日本語を連呼しているのだろう。

何度も手を振るから、何度も振り返して、その度にキャッキャ!っと楽しそうだった。

それにしてもなぜ、ごめんなさい??

 

 

夕方になるとウニ捕りの人が増える

 

夕方になると、海の色だけでなく、姿も変えていった。

さっきまであった海水は引き潮になって、すっかりなくなっていた。

この頃になると、子供たちは家に帰る代わりに、おじさんやおばさんが海に現れた。

ウニを捕っているのだ。

 

ウニ捕りする地元の人

 

引き潮になると、更に生き物が増えた。

ヤドカリや、ヒトデ、得体の知れないピョンピョン跳ねる、気持ち悪い小さい白い生物。

ひえー

 

シキホール島初日の夕焼け 紫いろ

 

そして初日のこの日は素晴らしい夕焼けが広がった。

なんとも言えないこの色のグラデーション。雲の帯と共にゆっくりと模様を変えていく。

光のカーテンだ。

東側を向くと、まだ青空が多く昼間なのに、西側を向くと夜になっている。

わたしはここでも踊りたくなった。舞踏⑥シキホール島の夕暮れ

 

シキホール島初日夕焼けと万琵

 

踊り終わった時には空は真っ赤だった。

なんて綺麗なんだ!!とムラケンとしばし放心状態になった。

宿のオーナーのダーマンさんが、ミミちゃんを散歩に連れながら、

綺麗な夕焼けですねえ!こんなに綺麗な夕焼けは、数カ月ぶりですよ。

っと声を掛けてくれた。

そうなのか、見れて良かった。

シキホール島が歓迎してくれたように感じて、嬉しかった。

 

 

夕食は、ダーマンさんと、息子さんのタケさんと一緒にご飯を食べて、歓迎してくれた。

和食っぽくアレンジしてあって、とても美味しかった。

自家製マンゴーアイスも優しい味がした。

ダーマンさんのフィリピンにいきついた経緯や、フィリピン事情や、体験など、いろんな話をしてくれた。

すごいなぁと感心してばかりだった。

 

 

次の日、私たちは早起きして日の出を見た。

 

シキホール島二日目の日の出に照らされたヤドカリ

 

なにか、歩いた跡があるとおもったら、ヤドカリが歩いていた。

君も活動開始ですか?

 

シキホール島二日目 日の出

 

出てきました。出てきました。

太陽は本当に温かく眩しい、ということを感じる瞬間。

今日は晴天だ。

 

そして私は、またここでも一つ踊ってみた。

それは次の記事で!


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