スコータイの世界遺産を見たら次はバンコクに近いアユタヤでもうひとつ世界遺産を見ようということで、再びバスに乗りアユタヤに移動します。
気に入ってちょっと延泊したEZハウスではちなみに、ランドリーサービスも受け付けていました。業者に出すワケでなく自分とこの洗濯機を使って洗ってくれるのですが、我々が出かけている間にきちんと畳んで部屋に置いておいてくれるので、とても簡単です。5キロくらいの衣類でしたが350バーツ(千円強)は、ちょっと高いです。
宿をチェックアウトすると次はどこに行くんだと訊かれ、アユタヤにバスで行くということを告げるとトゥクトゥクを呼んでくれました。
このトゥクトゥク、なんとなくバッタの雰囲気を醸し出しています。スコータイバスターミナルまでで60バーツ。コップンクラ~ップ(ありがとう・男性語)。
スコータイからアユタヤへは、バンコク行のバスを途中下車する形になります。移動時間は約6時間。
WINツアーの1等車がちょうどいい時間だったので、ひとり310バーツと高めでしたがこれにしました。外観はこんな感じ。
中はこう。立派じゃないすか~。しかも各人に水500mlとクッキーのサービス。クッキーモンスター万琵が大喜びです。
コーヒーバタークラッカーwithコーヒー。どんだけコーヒー入ってんだ。
6時間の移動はさすがにお尻にこたえます。人よりお尻の肉が少ない僕はよりこたえます。
途中で食事休憩をはさみます。
ご飯にいんげんソテーとエッグカレーを載せたものと、野菜炒めを載せたもの。ぶっかけめしというやつです。支払いは7バーツ。これだけ安いのは、バスのチケットに食事のバウチャーが含まれていたためで、注文するものによっては支払い無しで食べられるものもあります。多分、2品載せたからだ。味は、しょっぱいです。肉体労働者の味です。
ぎゅーんとハイウェイを快走していると突然減速し、バスが停車しました。おやまた休憩かなと思ったら、アユタヤ~アユタヤ~と言うのでドライバーに「着いたの?」と訊くとどうやらそのようです。
ここアユタヤじゃないじゃん。高速道路の上じゃん。と爆睡から揺り起こされたところ。
高速道路を跨ぐ歩道橋があり、向こう側にはテスコ・ロータスがあります。
事前に調べておいた時点で、アユタヤバスターミナルまで行ってくれるバスと高速道路の途中で降ろされるバスとがあるらしいという情報は得ていました。途中で降ろされた場合にどうやって市街地まで行くのかという情報が非常に乏しかったのでそのままバスターミナルまで行ってほしかったんですが・・・残念。
市街地まで歩ける距離ではないらしいというのは分かっていましたが、そこから乗り物を如何にするかよく分かっていない状態でした。どのくらいの料金か目安を予め知っておかないと、ほぼ確実にボられるのがこの辺の国々の常識です忌々しい。
取り敢えず歩道橋を渡らないと話が進まなそうなので、渡ります。
お!ソンテオっぽいのが見える!ということで歩道橋を降りて「その車アユタヤ市街地まで行く?」訊くもなにやらごちゃごちゃ言われてひとつも解らず、車体を見ても全部タイ語、当然ひとつも解りません。ただ、首を横に振られたので行かないんだと解釈しました。
バイクやトゥクトゥクのたむろしている所にいくと必ず声を掛けられ吹っ掛け料金を言われるので、取り敢えずトゥクトゥクは要らないからソンテオはどこで捕まえるのかを訊きます。すると「ノーソンテオ」そうきたか。じゃこっちのバイクのあんちゃんに訊こう。・・彼は知らないようだ。いや、通じてないのか?というか何言ってんのか解んないぞ。なんかこの辺り、言葉(英語)あんまり通じない気がする。おれ、はなす、きく、だめ。あゆたや、いけない。
しょうがないのでトゥクトゥク―でも停まってる奴には頼まない―を捕まえることにしました。横丁から出てきたトゥクトゥクを止めて、市街地まで行って~と言うも、ダメだ。なんで断るよ!次のトゥクトゥクに頼みました。
高速道路から市街地までのトゥクトゥクは200バーツでした。ガイドブックの相場は100~150バーツだったので、やっぱり高い!
走っていると途中から道路が濡れていました。アユタヤは雨上がりだったのかな?というか今も降り出しそうです。
20分ほど走るとアユタヤの市街地に入ってきます。アユタヤはスコータイと違って都市部のすぐそばに遺跡があります。古代遺跡の目の前に欧米風の飲み屋があったりします。遺跡見るのは明日以降にして、とにかく宿にチェックインしましょう。
今回の宿はGrandparent’s Homeというところです。
部屋はなかなか広くてクローゼットもあります。クローゼットの向こうのドアは足元に隙間が大きく開いています。なんかヤな予感が・・・ちなみにドアの向こうはなにもありません。
テレビと冷蔵庫もあります。
よく見ると洗面台からパイプが通っていて、シャワーの排水溝に流れる仕組みになっています。これはちょっと汚い。
と、空が更に暗くなり雨が急に降ってきました。この日は特にすることもなかったため、シャワーを浴びようとした時、
「ぎやぁ~っ!」と万琵が悲鳴を上げました。
何事か!と万琵の指さす方を見ると、
「ぎいや~!」
カブトムシか!というくらいの肉厚で巨大なゴキブリがいました。しかも触角をプイプイさせて今にも行動を起こしそう。侵入経路はほぼ間違いなく、あの怪しげなドアの隙間だろうなぁ。
これは・・・退治するにも武器を選ぶほどのデカさ。しかもかなり体力がありそうです。一発目を外したら走るわ飛ぶわするなこれは。万琵はチェックアウトすると言っていました。僕もしたい。
外は雨だし武器はないし、宿代払ってるし、チェックアウトは現実的じゃあないよなぁと思っていると、静かに奴が動き出します。ぎえぇ~!何するつもりだ!?
侵入してきたドアの隙間から、ゆっくりと出て行きました。なにもせずに。
さて・・・そっとアゴダのページを開くのでした。
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この時滞在していた宿はコチラ⇒Grandparent’s Home
アユタヤ行はバンコクからだと2時間くらいで行けます。スカイスキャナーで飛行機検索!
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