ツアーを終えて我々はマリオボロ通りで車を降りました。
マリオボロ通りはジョグジャカルタの鉄道駅から王宮までを一直線に結ぶ道路で、インドネシア伝統の布地「バティック」の店が高級なものからそうでもないものまで沢山並び、他にも土産物屋や食堂、いろんな店が軒を連ねています。夜には屋台が出てきて毎晩お祭りのような賑やかさになります。ちなみに我々の宿パッカーロッジもマリオボロ通りのすぐ傍にあります。
お腹が空いていたので先ずは晩ごはんを食べに行きました。
ジョグジャカルタに伝わる料理「ナシグドゥッ」が食べられるということでRAOS ECOという店に入ってみました。この店は夜になると地元のお客さんで賑わい、前日は食材が殆ど残っておらず我々もテイクアウトを断念した店でした。
万琵の側にあるのがナシグドゥッです。ジャックフルーツという超巨大な果物を、まだ若いうちにココナツミルクと赤砂糖で煮込む料理です。因みにジャックフルーツもかなり甘い果物です。
これって、めちゃくちゃ甘いんじゃないか?写真に微かに白飯が写っていますが、甘いものと白飯を一緒に食べるなんて、僕に出来るだろうか?お好み焼きと白飯、たこ焼きと白飯ならいけるけど。かくいう僕はちゃっかりナシゴレン頼んでます。
とビクビクしていましたが、、
結構いける!様々なスパイスを加えるとのことで、甘さももちろんありますが、ちゃんとおかずになります。一緒についていたチキンやなんだかよくわからないものも美味しくいただけました。ナシグドゥッとナシゴレンとお茶で52,000ルピア。さすが地元人気店。安い。
この日は疲れたので宿の共用ラウンジでゆっくり過ごしました。
翌日、パッカーロッジから徒歩10分くらいのところにあるジョグジャカルタ鉄道駅に先ず向かいました。
ジョグジャの後に行く予定の町へは、電車で行くことになっています。
電車に乗るのは翌日なので、予めチケットを買っておこうという腹です。
中に入るとすぐ正面が改札になっていて、向こう側へ行くには荷物のチェックがあります。チケットは当然改札を通る前に購入します。改札の横にチケットボックスと書いたブースがあったのでそこに並んで明日のチケット~と言うと係員は我々の後ろを指さして「あっちで買ってね」
でそのあっち。チケットボックスで買えるのは当日券とかなのかな?ドアの右にある機械から番号札を引いて順番を待ちます。翌日の夜20時に出発して朝の4時にバンドゥンという町に着く電車のチケットを購入しました。ジョグジャカルタ~バンドゥンの電車はひとり21万5千ルピアでした。因みに改札はここの向いにあるチェックインカウンターにて行います。
さて、夜のマリオボロをうろついてみようということでしたが、まだ午前中なり。
地味に世界のケンタを回っている我々は迷わずショッピングモールのケンタに入りました。
今後の旅のルートなど、作戦会議をしながらケンタッキーを調査。うむ、ライスは相変わらず付いてきます。セットドリンクは選べずコーラ一択。ケチャップと、ちょい辛のサンバルソースが付いてきました。ボリュームは、東南アジアに共通して少なめです。みんなの体格が小さめだからかな?セットひとつで4万ルピアほど。
ケンタの椅子が固くて我慢出来なくなったので宿に戻り、作戦会議を続けて夜になるのを待ちました。
夜のマリオボロ通りは昼以上に賑やかです。昼には僅かだった屋台が所狭しと並んで、そのどの屋台にも人が集まっていました。
これはなんだろう?饅頭のようなものをみなさん大人買いしていきます。一個だけ、というのが出来ない雰囲気だったので諦め、他を見て回ります。
これは一個買い出来そう!なんとなくマレーシアで食べたお餅に似た雰囲気。小籠包よろしく中に蜜がたっぷり入ってるのかな?と思ったらやっぱり入ってた!一口で食べないとぶちゅっと蜜が飛び出して大変なことになります。けど美味しいです。コレと春巻きのようなルンピアを買って食べてみました。団子が1,500、ルンピアが4,000ルピアでした。
屋台のお菓子の買い食いはお金もそんなに掛からないのでおススメです。
その後は高級そうなバティック屋でウインドーショッピングしてみたりしました。しかし7月のジョグジャは夜でも暑い!
晩御飯は屋台のバクソにしようと探しましたがなかなか見つからず、場末感満載の屋台が一軒あったのでそこにしてみました。
壁に向かって細い机の上で食べるバクソ。
うーん、しょっぱい!
次の日は20時発の電車まで時間があったので、チェックアウトをしてその場に荷物を預かってもらい、周辺を散策して時間をつぶすことにしました。
別の店のナシグドゥッ。
バティックが有名。その紋様が路上に展示してありました。
土産物屋に入ってみました。一階はバティックなど服飾関係の店でしたが、二階に上がってみると絵画、コスプレ衣装、楽器など、四次元ポケットな店でした。ちなみにこれは「ワヤン・クリッ」というインドネシア伝統の影絵に使われる人形です。
四次元ポケットの中のおばあちゃん。210万ルピアです。何に使うんだろう。
木を接着剤で固めた飛行機の模型。安いけど、、夏休みの工作のような出来栄え(笑)
マリオボロ通りの「イブ・ユリ」という名の店。ルンピアが有名です。美味しかったです。ルンピア・アヤムとミーゴレン(焼きそば)、白飯、グアバジュースで54,000ルピア。
店内を撮っていい?と訊いたらおっちゃんがやってきました。優しそうな顔してますね~
そうこうしている間に夜になりました。
夜になると駅舎はライトアップされて綺麗です。
まだちょっと早いけど、ホームで電車を待つよ!
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この時滞在していた宿はコチラ⇒The Packer Lodge Yogyakarta
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