絶景舞踏

旅記事51 シキホール島の海をただただみる日


眼下に広がる青い海、爽やかな海風に、絶え間なく流れる波の音。

砂浜には、ムラケンと私以外だれもいなくて、自然の音以外何も聞こえなかった。

 

シキホール島3日目の舞踏後

 

こうゆう場所に来れることもそうないと、この日は何もせず、ただ海を見ながら過ごした。

 

 

シキホール島3日目の海2

 

海は太陽が強くなると青さを増す。何もせずにぼーっとそこにいる、ということをするのが私は苦手で、あれやこれや考えたり、こちゃこちゃしてみたりしてしまうが、こんな景色をみていると、頭が空っぽになっていく気がした。

何かしなきゃいけないとか、何かを達成するためにとか、そうゆう思考で生きてきたが、たまには頭を白紙にして、ぼー、と過ごすのも悪くない。

 

日の出の前に起きて海に行き、見終ったらちょっと休んで朝食を食べる。朝食を食べたら、また海に出て踊る(舞踏⑨シキホール島風の強い日)。踊り終わったら汗を流し、宿のレストランでまたゆっくり海を見る。時間の経過とともに色を変える海をただぼー、と見る。夕方、また浜辺に降りて、ゆっくり日が落ちるのを見つめる。日が落ちて真っ暗になると、今度は宿の明かりが灯り夕食と共に私たちを温かく迎えてくれる。

 

何もしない。お腹が空いたら用意してもらったご飯を食べるだけ。

今日は、そんな日。

 

 

シキホール島3日目の日の入1

 

日の入り時刻が近づくと、海はすっかり引き潮になって、今日もプチ湖畔になった。

シキホール版ウユニ塩湖、みたいなぁと思うが、自然はそんなに簡単に見せてくれない。

 

やどかり

 

引き潮になって表れた地面を歩いてみた。

おっと、危ない、ヤドカリ君を踏むとこでした。

子供の時、北海道のおじいちゃんとおばあちゃんのところに毎年夏に遊びに行った。

子供は結構残酷なことを平気でするなぁと今は思うが、ヤドカリを採取してカンカン照りの岩の上に置いておくと、ヤドカリが自分の家にしている貝から出てきて、海に逃げようとするのだ。

逃げられるものもいれば、途中で力尽きて日干しになってしまうものもいた。

そんな遊びを姉と兄と一緒にした。

懐かしい。

 

シキホール島3日目の日の入 月

 

今日の月は上限の月。

 

シキホール島3日目の日の入4

 

地元の人がやってきた。

この写真、昔の金曜ロードショーのオープニングみたいだ。

 

シキホール島3日目の日の入3

 

向こうでは家族が戯れている。

なんて平和で、なんて美しい風景だ。

 

シキホール島3日目の日の入2

 

こういうポスターどっかで見たような。

映画の「ショーシャンクの空に」、じゃない?とムラケンが言っていた。

この時はそうだね!と思ったが、後から調べてみたら全然違った。

 

シキホール島3日目の日の入7

 

宿のレストランの明かりが灯だした。

美味しいご飯がまってるよ~!!

 

夜の空ではこの日、遠くの空で稲光が沢山走っていた。

人工の光が少ないこの島では、自然の光をさえぎるものはなく、鮮明に光の筋が見えた。

時折、縦ではなく、横にも稲光が走った。

そろそろどさっと雨が降る季節になるのかな。

 

 


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