絶景舞踏

旅記事206 レンタサイクルで漁村、イエローサンデューンを探検


ムイネーの観光名所はフェアリーストリームの他には漁村とタライ船、イエローサンデューン(レッドサンデューンとも言われる)、ホワイトサンデューンの3つがあります。

フェアリーストリームは我々の宿から徒歩5分なので、移動してきたついでに観ることが出来ましたが、他の場所はそうはいきません。

どれもシンツーリストやホテルのツアー(提供していれば)で行くことが出来ますし、道を歩けばそのへんにツアーを扱う会社がいくつもあるのでそこに頼ってもいいかもしれません。また、自転車やバイクの貸し出しをやっているところもあるので、ある程度自力で行くことも出来ます。

ただし、自転車で行けるのは漁村とイエローサンデューンまで。ホワイトサンデューンはエンジン付きでないと厳しい距離です。

ちなみにシンツーリストムイネーオフィスからのグーグルマップ上での距離を参考までに書いてみると、

フェアリーストリーム 2,4キロ(車で5分)

漁村 5,1キロ(車で9分)

イエローサンデューン(レッドサンデューン) 8,4キロ(車で11分)

ホワイトサンデューン 32,3キロ(車で40分)

ホワイトサンデューンだけ遠いのが分かると思います。ちなみに、シンツーリストオフィスからフェアリーストリームと漁村までは海沿いの一本道をひたすら東に進むだけなので道に迷うことはないと思います。

さてフェアリーストリームを終えた我々は翌日はレンタサイクルでイエローサンデューンまで頑張ってみようということになりました。

そうと決まればフェアリーストリーム帰りの晩御飯、たっぷり食べて英気を養いましょう!

シーフードチャーハン

宿の近くにあった小さなレストランでシーフードチャーハンなどを食べました。

俺にもくれよ~

猫は魚介類が好きだなぁ。

 

さて、翌朝近くのレンタサイクル屋で自転車を借りました。一台一日3万ドン。目指すは漁村とイエローサンデューン!水と日焼け止めは必須です!

レンタサイクル

スコータイでブレーキの利かない自転車をあてがわれた思い出があるので、ブレーキは入念にチェックします。よし、大丈夫。タイヤの空気も、目の前で入れてくれました。

イエローサンデューンは砂丘なので靴を履いていくと砂まみれになって大変だと思い、サンダルにしました。これは正解だったんですが、半袖半ズボンは失敗でした。・・・熱いんです!陽射しが!

SPF50の日焼け止めを塗っても、日焼けしていくのが触覚で感知できます。あれ、僕は吸血鬼だったのかな?OGOOOO!

チャリ旅出発

さあ出発!これぞベトナム漁村前、て感じの道を走ります。よく見ると遠くに牛がいます。漁村では物の運搬に牛車を使ったりもするそうです。あとは普通にトラックです。

ちなみにこの辺りから感づいていたんですが、トラックの排気ガスが異常に多いです。ハノイ程ではありませんが、もっと燃費のいいトラックにしないとチャリライダーは体調を崩すおそれがあります。自転車・バイクの際は是非ともマスク持参をおすすめします。あるいはぜんぶ牛にしてくれ!

海と犬

右手に海が見え始めました。この辺から漁村エリアですかね。漁師の生活の痕跡らしきものが見えてきています。小屋やら犬やら。この犬、まだ小さいのに責任感の強い犬で、自転車を停めて写真を撮ったり水を飲んだり日焼け止め塗りなおしたりしている我々をずっと見ていました。

漁村風景

空のブルーと海のグリーンが綺麗ですね。

これはみんなまだ漁の途中・・なのではありません。この村はボートを浜にあげるのではなく海の上に錨で固定するそうなのです。なので無数に見える船には誰も乗っていません。

そしてここは昔ながらの漁法で漁をするそうで、その際に用いる船がタライ型をしています。その姿をみると、お椀に乗った一寸法師を彷彿とさせるそうです。

タライ船

これ!望遠で捉えました。漁をしていたのかは不明ですが、確かに一寸法師風!やっぱりこの人たちも長袖だ。

遠くから眺めていても面白いんですが、写真撮る以外にすることがないので、ツアーでは出来ないことをしようと、漁村内部に潜入してみることにしました。

漁村内部

途中に学校や民家があり、漁網が干してあったりしていました。坂を最後までくだると、ゴミは溢れ、道は整備されていない、まさにベトナムの田舎の生活感がむき出しになっていました。日向には誰一人いません。我々だけ。

作業中

建物の中ではみんな忙しそうに作業しています。水揚げしたものの選別でもしているのかな?我々に気づく人はいますが、気にしていられないようです。

どこかでお昼を食べようということになりましたが、道の奥に見つけた食堂は衛生観念が大層なレベルだったので断念しました。ここで病気になるわけにもいかないので。

大通りまで引き返し、その日揚がったであろう水産物をいただくべく、人がいるところを探しました。

小さな食堂

一応フレッシュシーフードと看板が出ています。中の人に声を掛けると向いの建物に案内されます。向いには・・・

いけす

いけす~。蟹やロブスターがうようよ泳いでいました。いいね!ロブスターはここでも高かったので蟹にしました。蟹は1キロ20万ドン(1,000円くらい)。2杯でちょうど1キロになるように選んでもらい、ついでに小さい巻貝も200グラム(40,000ドン)頼みました。

蟹と貝とヌックマム

蟹と巻貝をヌックマム(魚醤)でいただきます。美味そう!巻貝はちなみに冷凍でした。

万琵と蟹

蟹大きいでしょ。

ここにも犬

ここにも犬がいました。やっぱ猫と違ってグイグイ来ませんね。でも「欲しいオーラ」がビシビシ伝わってきます(笑)そんな君にはちょっとだけあげよう。

海を見ながら蟹を貪る。乙な時間です。

とはいえ蟹食うのにけっこう時間が掛かってしまいました。さあイエローサンデューン目指して進もう。

 

整備済みの自転車のハズですが、チェーンあたりからカラカラという音が鳴り始めました。大丈夫か?

海沿いのこの道には信号など殆どないのですが、漁村に入りかけの所にひとつ信号があります。そこを左折してしばらく走ったところに、イエローサンデューンが見えてきます。

イエローサンデューン入口

イエローサンデューン入口に到着しました。入口といってもここから入れみたいなところはなく、自転車を停める場所と目印になるものがここにあったので、ここを入口としただけです。

そのあたりには多少店があってドリンクなどを提供しているようなので、陽射しに参ってしまった人はここで一息入れてもいいかもしれません。我々は遠慮しときましたが。

影

普通、ツアーでは午前中にここを訪れるらしく、人が多い時間帯には地元の子供たちがプラスチックの板を持ってきて砂丘の上からソリのように滑り降りる遊びをさせてくれるそうです。一回3万ドンですが。

午後のこの時には他の観光客はおろか子供さえもいませんでした。一番暑い時間帯だしね。

砂丘と万琵

砂丘はかなり奥まで広がっています。万琵、ちょっと疲れてますね(笑)

イエローサンデューン倒立1

せっかくなので倒立しておきました。砂が焼けるように熱く、裸足で立ったり素手で手を付いたりしていられません。ビーサンを手に履いています。朝なら素足で大丈夫だと思われます。

 

さて、帰ろうかね。

マンゴースムージー

宿の前まで戻ってきました。自転車も大丈夫だった(と思われる)ので問題なく返却し、近くにスムージー屋があったので糖分と水分を補給。マンゴースムージー15,000ドン。かなりお手頃価格でした。染みわたる~!

晩御飯

晩御飯も近くのレストランにて。ロシアン餃子とイカの肉詰めとタコのから揚げと白飯とビールで188,000ドン(940円くらい)でした。

イカの中の肉はポークだったんですが、かなりの生焼けだったので温めなおしてもらうことに。イカの火の通りは良かったんですけどね~。

また犬

また犬!外から入ってきたので飼い犬なのか野犬なのか判断できません。最終的に2匹の犬に挟まれながら食事をする形に収まりました。

さて、明日はホワイトサンデューン日の出ツアーに行きますよ!


 

 
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