ツアーを満喫した私たちは一度友達夫婦と別れて、夜に再び合流してご飯を食べに出かけた。
ちょっと外国人向けのレストランだったため、ミャンマーカレーを頼んでも大量の生野菜は出てこなかった。4人だと沢山の種類が食べられて嬉しい。
大学の友達に世界一周すると話した時に、私の昔からの友達でも同じ時期くらいに世界一周しようとしている友達がいるよと偶然紹介してもらった友達と今こうして話ができていることが不思議だった。私は向こう見ずなところがあるので、あまり調べずに行動してしまうところがあるし、すぐにまぁなんとかなるかと思ってしまうので、友達にいろいろと情報をもらって知らないことを沢山知ることが出来た。
この偶然の出会いがとても嬉しくて、感謝している。
私は友達付き合いが得意と見られがちだが、実際はそうでもない。緊張するし、面白い話を提供したいのだが、自分の性格上根暗なのでそんなにユーモアにとんで明るい話が出来るわけでもない。かなり偏りがあるので性格が良いともいえない。デリカシーに欠ける時があるのでたまに相手を傷つけるときがある。集団行動も苦手で本当どうしようもない…。
というのを自分で分かっているのでなかなか友達関係が恐ろしくなったりする。
でもやっぱり、新しい出会いは大好きだし、友達と過ごす時間は楽しい!!と感動したりした。
インレー湖のお祭りの時は沢山の人々が集まってくるということもあり、出店も沢山でていた。
なんだかすごくにぎやかだなあと思ったら、遊園地みたいなところがある!
敷地の中にはいってみると、なんとも昔懐かしい。
実はこのアトラクション、みんな手動。若い兄ちゃんが一生懸命手で押している。
手動でだって、立派なアトラクション!
ここに遊びに来ている若者諸君は、ロンジーを脱ぎ捨て、ジーパンでバシッと決めていた?髪型もなんだかアシンメトリーみたいになっていて、こういうのが流行っているのかぁとしげしげと観察してしまった。
なんだか日本の昔の映画をみている感じ。
女の子も可愛くお洒落している。
たむろしながら、俺たちカッコよいだろ!?って感じで道を闊歩している若者達。
やっぱりここでもたむろは欠かせないんだなぁ。私は昔からたむろするのは好きではなかったからこのたむろの感覚はよく理解ができない。
ふむふむ、若気の至りってやつじゃないですか!とちょっとイタイタしく思いながら中学生時代を思い出す。
気にしていないふりをしながら、女の子の目線を気にしているのだろうなぁ。
次の日、私たちは朝に友達と待ち合わせをして、ボートレースを見学することにした。
川の方に行く途中から尋常じゃない人と車とバイクの数。
排気ガスの量が半端なく多くて、私もムラケンも閉口。
取り敢えず橋のところでボートレースが始まるのをまってみることに。
宿のおばばに言われた時間通りにいったつもりだが、一向にレースなんてやっている感じがしない。
ただ、人の多さからやるんだろうなということがわかる。
地元の人や、地方から来たそれぞれの部族であろう人々は、次々にボートに乗ってどこかに移動していく。
たぶんスタート地点とか、見やすいところに行くのだと思う。
日本のマラソン大会と同じような感覚なんだと思う。
お!サングラスした坊さん。なかなかカッコよく決まっているよ。
多分彼自身も、俺いけてます!って思っているはず。
この頭にターバンを巻いているのは、インレー湖に住む部族とは違う部族の人々。こうやって多くの部族が集まって交流する場になっているお祭りは貴重な時間なんだと思う。
なんかタナカを顔全体に塗っている人、白塗りみたいになっているよ。
そうかタナカは白塗りにも使えるか。肌にも良いとなったら私も試すしかないな。
まだかな、まだかな、と待つもやっぱりレースは始まらない。そのうちムラケンが具合が悪くなってしまった。
あまりの排気ガスに酸欠状態になり気持ちが悪くなってしまったようだった。
私とムラケンはこの6カ月間、排気ガスが多い国に滞在していたせいか、若干排気ガスアレルギーみたいな感じになっていた。
排気ガスが身体に溜まってしまっているのか、身体が拒絶反応を起こすようになっていた。
友達夫婦には申し訳なかったが、私たちはもう宿に帰ると告げると、友達も一緒に帰ることになった。
申し訳ないことをした。
この後私たちは一緒にワイナリーに行く約束をしていた。
取り敢えず、ムラケンの様子状況で一緒に行くか決めようと言うことになった。ムラケンが体調が悪くなることはそうないことだ。
確実に排気ガスは身体に悪影響を及ぼしている。
この排気ガスを吸って暮らしているここの子供たちは大丈夫なのだろうかと気がかりだ。
私もこの間ベトナムのムイネーで熱を出してから、咳と鼻水が止まらず未だに万全の体調ではなかった。
せっかく再会を果たしたのに、悲しかった。
身体が第一とはよくいうが、本当にそうだと思う。
気力が先にダメになる場合も多いが、身体自体が弱って気力が追い付かない時も多くある。
ムラケンも私も横になって、身体を休めると大分良くなったので、自転車を借りて4人でワイナリーに向かうことに!!
ワイナリーへはチャリでいける。RED MOUNTAIN ESTATEというところ。18時まで開いている。
向かう道は広いし、ここの道はそんなに車も走っていなかった。
ワイナリーに着くと、おお!沢山の葡萄の木!可愛い。
ワイナリーにはレストランも併設されていて、超眺めの良いところでご飯が食べられる。
ここは高地になっているから、排気ガスもやってこない。
友達夫婦の旦那さんは大のお酒好き。私たち4人がいったところ以外にも周辺にはワイナリーがあるらしい。友達夫婦は、ここのワイナリーに行ったあともう一軒違うワイナリーにタクシーで行っていた。体調がよければ私たちも一緒に行きたかったのだが、ムラケンの調子はやっぱり万全ではなかったので諦めた。
旦那さんは特にラム酒?が好きっていってたかな。ワインも超詳しい。
飲んだことがないお酒はない!というくらいいろんな物を飲んでいるみたい。
ということでワインをテイスティングすることに。
4種類のワインが試せて5000K。2000Kのはずが値上がりしとる~!
4種類の中ではこの左から2番目のものが一番おいしかった。
これが一番おいしいというと、僕も同じです、と言っていて、お酒通と同じ意見だったのが無性に嬉しかった。
やっぱり美味しいお酒っていうのは、いいもんだ。ゆっくり味わいながら飲んでいたら、気づいたら蠅がワインに何匹も入っていて飲めなくなってしまった。
ミャンマーも蠅は異様に多い。蠅と共に食べるご飯には慣れてきたが、蠅汁入りのワインを飲むほどは慣れていない。
テイスティングの後は4人でランチ。
楽しかったなぁ。
帰りにはローラースケートで遊ぶ地元諸君を発見。
ローラースケート、懐かしい。
ジャニーズの光ゲンジだ。
私は光ゲンジの諸星君より、大沢樹生が好きだったなぁ。
そういえば姉ははじめ光ゲンジのポスターを張っていた気がするけど、いつのまにかSMAPの拓哉君に変わっていたなぁ。
SMAPもいまや解散してしまい、時代の流れを感じる。
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この時滞在していた宿はコチラ⇒ティークウッドホテル
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