旅記事が300回目になりました!
この記事を書いている実際の日2018年1月現在で、旅を始めて1年と10か月強。
ここまで旅を続けられてきたのは、色々な面でサポートしてくれている家族や元気をくれる友人、旅先で出会った日本人の方たち、旅の先輩方、現地の方々そしてなにより、ずっと一緒に旅をしている万琵のお陰です。本当にありがとうございます!
記事の上では300回といえど2017年の1月の出来事・・気づけばリアルタイムと1年もの差が開いてしまいました・・スミマセン、が、相変わらず無理せずゆったり書いていきます。時たま10日くらい更新が無かったりすることがあります(リアルに心配のメッセージを送ってくれたりします)が、ちゃんと生きていますので。
今後ともよろしくお願いいたします!
この記事は、2017年1月14日~15日の出来事です。
ハニアには多くの博物館や古代遺跡やトレッキングコースなどがあるそうですが、そこはやっぱりヨーロッパ、ランニングコストだけでもかなりお金がかかります。したがってここは是非ともじっくり観たい!という場所以外はどうしてもサッと移動してしまうことになります。
そして我々の次のじっくりポイントは、他の島!サントリーニ島に向かいます!
どこの島に行こうかな~猫の島なミコノス島とかもいいな~と、クレタ島から出ているフェリーを検索してみると、次のミコノス島行は6月出航となっているじゃないすか。あと5カ月待たにゃならんとは!オフシーズンの弊害のひとつです。メリットも沢山ありますけどね。
ちなみに、我々がお世話になっているフェリー検索サイトは「AFerry.jp」と「ダイレクトフェリーズ」というサイトです。サイトから直接チケット購入することも出来ますが、サイトでチェックしたフェリー会社のホームページから購入した方が安くなることがたまにあります。
というワケでクレタ島からサントリーニ島にフェリーが出ている町、イラクリオンにバスで向かうことになりました。途中のレシムノという町にも一泊してみます。
ハニアからレシムノへは、76番バスで約一時間です。料金は、ひとり6,8ユーロでした。
レシムノバスターミナル。クレタ島第三の町とのことですが、バスターミナルはかなりこぢんまりしています。大体がイラクリオンまで行くバスで、我々の乗ったバスもご多分に漏れずイラクリオン行。なのでレシムノで途中下車という形になります。あれ、ココ?て感じなのでうっかりしてると降りそびれてしまいそうです。いつも僕はバスに乗ると爆睡してしまうので、油断できません(乗車時間は一時間だけど)。
この日お世話になった宿はRethymno House。レシムノバスターミナルからは徒歩で約10分のところにあります。
600年前の古い建物を改装してホテルにした所で、趣があります。古いだけに設備も古く、下水の匂いが上がってきたりと若干の難はありましたが、その旨を宿のおじさんに伝えると違う部屋を見せてくれたりと頑張ってくれました。結局最初の部屋が一番マシでしたけど(笑)
レシムノをちょこっと散策してみます。ここも港がすぐ近くにあり、海を眺めることができます。海に出るまでの道は細く、古い町であることを感じさせますが、壁の落書きが凄いのでちょっと残念です。がしかし海は綺麗。
天候にも恵まれました。
ちなみにレシムノにはヴェネツィア時代の城塞が残されているのですが、冬期間は閉まっています。
そしてこの町には「ステラズキッチン」という、是非とも挑戦したいカフェレストランがありました。ここは母親から受け継いだオリジナルレシピの家庭料理をリーズナブルに提供する小さなカフェで、ガイドブックにも載っていました。
可愛い感じの外観。狭い路地の中にあるので一回通り過ぎてしまいました。
料理はカウンターのショーウインドウに並んでいて、指さし注文スタイルです。言葉が解らなくてもイケます。めちゃくちゃお腹が空いていたので調子に乗ってバンバン注文してしまいました。
それぞれが結構多い!嬉しい!あとは食べきれるかどうかが問題です(笑)
店内はこんな感じ。奥にいるのは娘さんかな?だとしたらおばあちゃんのレシピをあの方が受け継いでいくことになるんでしょうか。
観光客というよりはどちらかというと地元の人に愛されているお店のようです。席数が少なく、4テーブルくらいしかなかったんでないかな~と記憶してます。我々が入ったときには既に二組が食事されていました。
かなり満腹になりながらも全部食べました。全部美味しかった!全部で14ユーロでした。多分10ユーロくらいで二人分満足できると思います。
宿に戻り、翌朝は再びバスに乗ってイラクリオンに移動します。
レシムノからは約90分でイラクリオンに到着します。バス代はひとり8,3ユーロ。
12:45レシムノ発のバスでイラクリオンに移動し、その日の18:05にフェリーに乗ってしまいます。バスターミナルからフェリーポートまではそう遠くないので、フェリーに乗るまで少し時間に余裕があります。
イラクリオンにも見どころは沢山ありますが、我々の目的はフェリーに乗ることなので観光は一切やりません。ミノタウロス伝説のクノッソス宮殿とかは興味ありますけどね。ただひとつ、ちょっといいレストランで昼飯を食べてみよう!と決めていました。
その名も「ヴェネト」。これもガイドブックに載っていました。クレタ島ならではの料理を出す店とのことでした。それはそうとこの店、バスターミナルからだと距離こそ遠くありませんがある程度登らなければならず、大きい荷物を引きずったまま来るのに汗かいてしまいました。
静かで落ち着いた雰囲気。アンプだとかが置いてあるのでライブ演奏とかもやっちゃうようなお店なんでしょう。そんな場所に汗だくで汚いスーツケース引きずって来たジャージの二人。
島ですから、魚がいいでしょ!ということで、フィッシュメニューを見ましたが、全く解りません。この魚はなんなのと訊いたところで返ってきた答えが解るはずもなく(だって英語が解んないんだもん)店員さんが冷蔵庫から魚を持ってきて見せてくれました。汚いうえにグダグダな二人。
そして頼んだ料理がこちら。生前は赤い魚でした。三口くらいで一匹食べられてしまうので、僕にはちょっと物足りず。その他には豆腐のようなチーズのグリルとパン、グラスワインを注文しました。
ヴェネトの窓からは趣のあるオールドハーバーを望むことが出来ます。
しめて25ユーロ。ここは時間とお金に余裕のある人が来るべきですね。なんかすいません。
そしてイラクリオンのフェリーポートへ。なんだか雲行きが怪しいです。天気崩れないと良いけど。ここでサントリーニ島行のフェリーのチケットを購入します。ひとり30ユーロ。
明るいけど人が少ないさみしげな所で出航時間を待ちます。そして18時5分、フェリーに乗りました!
結構大きめのフェリーです。この船に揺られてサントリーニに到着するのは夜中の0時。
左から車両乗り場、荷物置き、客室へのエスカレーター、座席。
新しい土地へ海を越えていくことや第二次産業風の所を抜けていくことなんかにロマンを感じる僕にとっては、フェリーにはロマンが詰まっています。
船尾にはギリシャの国旗がはためいていました。
上層階にはバーもありますが、いかんせん冬ですから。誰もいやしません。座席に戻って爆睡します。ロマンを感じていても、寝ます(笑)船酔いしたくないってのもあります。
サントリーニ島が見えてきました。思いの外明るい!
サントリーニ島に到着!出口が開くのが待ち遠しいです。向こう側がすぐに崖になっているのが見て取れます。
ここから中心の町「フィラ」まではフェリーの時間に合わせてバスが通っている、と聞いていたのでタクシーの勧誘をことごとく断りバス無いよ~というドライバーの言葉も「あぁいつものドライバー方便か」と聞き流し、バスが来るのを待ちましたが、いくら待ってもバスが来ません。
そうこうしているうちに冷たく大粒の雨が降りだし、ギリギリ営業していたカフェでバス来ないの?と尋ねると「最後のバス行っちゃったよ」なんだと!タクシードライバーは嘘をついてなかったのか!ていうかどーする?タクシーももう無いよ。
雨は土砂降り、寒いし暗いし腹減ったしでなかなかの絶望感漂う中、カフェのおっさんのケータイで宿に電話してもらい、迎えに来てもらうことにしました。
30分ほど待って来てくれた時の嬉しさ!雨も止んだ!
フェリーポートからフィラまでは直線距離で3キロくらいだったので大した距離じゃないだろうと思っていましたが、一山越えるくらい昇って下りたので、結局30分近く走りました。途中ドライバーがパン屋に寄ったので我々も晩御飯をそこで調達しました。助かった~
そしてようやく安心できる場所、寝床に到着です!
ホテルソラリスという宿でした。送迎タダだといいな~と淡い期待を寄せていましたがしっかり20ユーロかかりました。思った以上に高かった・・宿代30ユーロなのに。
部屋は広くて清潔、朝食も付いています。快適でした。
さて、翌日からオフシーズンのサントリーニ島観光だ!
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レシムノでこの時滞在していた宿はコチラ⇒レシムノハウス
サントリーニ島でこの時滞在していた宿はコチラ⇒ホテルソラリス
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